想像以上に学びに必要な時間が多かったことから、家族には我慢してもらう部分が多く出てしまいました。ただ、限られた時間をいかに有効に活用するかということについても考えさせられたことから、時間の使い方ということに関して、バランスを取れるようになったと感じています。
入学当初は、帰宅後23時より勉強を始め、遅い時には午前3時、4時迄勉強し就寝するスタイルを取っていましたが、仕事にもプライベートにも影響が出始め、家族にも心配されるようになってきました。
どちらにも影響を与えない様にする為に、学習する時間帯を深夜から早朝5時半スタートに思い切って変更し、0時就寝を守りました。通勤時間の電車内や仕事の休憩時間を有効活用する事で、仕事もプライベートも、勿論学習の効率も良くなり上手く回り始めました。
小さい子供を抱えての入学でしたので、入学前には夫とも相談し、家事は手を抜くことを決めました。長子が小学校に進学する前には卒業しておきたかったので、朝いつも早起きして仕事と学び、育児をバランスさせました。一日は24時間しかないので、捨てられるところを事前に考えて家族の了解を取っていたのは精神的にも楽でした。
ほか、余語先生の「企業再生論」のスクーリングは家族全員で参加させていただき、とても楽しい思い出になっています。
まず入学前には妻へ入学の相談とともに学習時間について相談しました。BBTの説明会に参加した際に、学習時間の目安が週に20~30時間と伺っていたので、平日就業後2時間、土日時で10時間を最低ラインの学習時間に設定しました。初めはこのプランで学習を進めていましたが、学習時期によって必要な学習量が異なり時間が足りない事に気付きました。そこで、起床時間を2時間程度早めるよう生活習慣を改善し、仕事においても訪問計画を見直することで時間を捻出しました。そうすることで、科目が複数重なる期間は30時間以上、試験期間は有給休暇を取るなどして40時間程度の学習時間を確保していました。
職場(ごく周辺の人)、家庭ともに「これから2年間、学びの時間を持つので、少しずつ迷惑をかけるかもしれませんが、必ず実践につながるように頑張ります!」と説明して、「言い訳に使わない」ことを心に決めてスタートしました。早朝の時間を活用し、在宅勤務で通勤時間を減らし、仕事が休みの日は集中して勉強時間に、夜は家庭優先で夜の勉強はしない、など時間の捻出には気を使いました。また、健康管理を重視して、感染症対策や運動習慣の継続は意識しました。
家庭、職場(2か所)、実家と行き来する場所が複数あったので、モバイルのPCやWi-Fi、資料や文具など、学生生活の相棒たちをキャリーバッグに入れていつでも、どこでも勉強も仕事も出来るようにして、その習慣は今でも継続しています。
通勤時間や、早めに出社した朝の時間、昼休みの後半、家族の就寝後といった細切れ時間を有効に活用出来た事が大きかったと思います。実際のMBA過程に入学する前に2年半ほど単科生としてBBT大学院で学んでいた事もあり、徐々に自分のペースを作りながらバランスを考えることが出来ました。また、子どもがまだ小さいので、土曜日は私が面倒をみることで妻には外でリフレッシュしてもらい、日曜日は私がネットカフェ等で勉強時間をもらうといった事も2年間続けてきました。大学院に通うことを理解し、常に協力してくれた妻には本当に感謝しています。
自分にとって何が最も重要なのかは、TPOによって異なりますから、その日、その時、その状況で優先順位をしっかりと考えて行動するように、仕事、プライベート、学びをバランスさせることを心掛けました。その中で最も効果的だったのは、時間を予定通りに使うことでした。例えば、仕事、家族、学びの時間を計画的に配分し、それぞれの時間には、それぞれの課題に集中して取り組み、他の課題のことは全く考えずにその時間をあてる方法です。しかし、時間には限りがあるので、どうしてもかたまった時間のとれる週末に学びの時間が集中しがちで、休日の家族やプライベートの時間が少なくなり、家族や妻の協力や理解がないとお互いのストレスになるので、協力や理解を得られるような注意が必要だと思います。
これまで土日は休んでいましたが、BBT大学院のカリキュラムを消化するためには土日のうちどちらかを学びに費やす必要を感じたため、週6日は仕事と学びに全力を使い、残り1日は休息に徹するようにしていました。
大学院進学については周りにも伝えてあり、プライベートや趣味の時間を犠牲にして勉強に専念すると決めていました。
ただやはりメリハリは必要で息抜きも重要です。それが実現できる所もBBT大学院の良い所で、例えばリフレッシュしたいと思い旅に出たとしても、そこから講義を受けたり課題をこなす事が可能でした。
朝5時に起床してAirCampusに取組むなどの工夫はしましたが、他のクラスメイトに聞くほど厳しくはなかったと思っています。
自社が業績不振による構造改革の最中であり、残業が厳しく規制されていることに加え、休日の臨出や出張も少なかったことにより、時間に余裕があったことが理由です。
また、埼玉県熊谷市の自宅から品川の勤務先まで新幹線通勤をしており、熊谷~東京間の新幹線内が講義受講の場として適していたことも好都合でした。