大変忙しかったですが、合間に家族を旅行に連れて行ったり、ダンスのレッスンを受けに行ったり、プライベートの時間もなんとか詰め込むことができました。方法はiPhoneに予め講義をダウンロードし、移動や待機の時間等、隙間時間を利用してコツコツ講義を視聴したり、AC(Air Campus)に書き込んだり、更には課題図書を読んだり、レポートのための情報収集をする等して、自分の時間を拡張して取り組みました。
学習計画は、大きい計画と小さい計画を立てれば、両立は可能だと思いました。大きい計画は単位を落とさない、リカバリーできるように3カ月単位の計画を立て、小さい計画は講義をちゃんと吸収する、やるべきことをこなすように週単位で計画を立てました。仕事やプライベートにより、常に状況が変わるため、大小の計画を見直すことで確実に学び、単位を取得できるような軌道修正ができたので、気持ちに余裕を持って両立することができたと思います。
仕事とプライベートと学びのバランスについては、個人事業主という就業形態であったこともあり比較的時間の余裕があったため調整が可能でした。ただし、長期の旅行などネットワークが使えないロケーションへの移動はできなかったため、ロケーションが固定された部分でバランスを取れなかった点もあります。(当時)
仕事はもともと忙しかったので、如何に効率よくこなしていくかを考えるようになりました。パフォーマンスを下げることなく業務の時間短縮ができるようになったのも、今では強みだと思えます。BBT大学院も手を抜きたくなかったので、最初から計画を「3年で卒業」として取り組みました。プライベートは、妻にしっかりと状況説明し、理解をもらえたので大変助かりました。
BBT入学前から、自分なりの勉強ペースは持っていたため、取り組みによってバランスが大きく崩れることはありませんでした。とはいえ、自分のペースで勉強するのと違い、毎週のように課題を与えられる環境は結構きつく、睡眠時間は短くなりました。しかし、入学前からプライベートと仕事を分けずに混然一体として取り組んできたことに加え、BBTでの学びと仕事の親和性の高さもあって苦労はしませんでした。入学前から続けてきた勉強を続けつつ、それをBBTでの発言に活かしながら取り組むことができたので、その意味でも相乗効果は大きかったです。これは、勉強することができる時間を自由に選べるサイバー学習だからこそ可能だったと思います。
仕事では新会社(新規ビジネス)立ち上げに時間を取られ、帰りは毎日深夜でしたのでバランスはとれていなかったと思います。
仕事を終えてから勉強し始めますが、その時プライベートの犠牲は多かったです。しかし、段々慣れてくると時間を有効利用できるようになり、徐々に良いサイクルを作り出すことができるようになりました。例えば、通勤中に講義を受けたり、昼食中にはコメントを書いたりします。シャワーを浴びる時にひらめきがあったら、すぐRTOCSに投稿したりします。正直、卒業してから暫くBBT大学院のコンテンツを見ないと逆に落ち着かない時期がありました。
仕事と家庭と学びのバランスを無理せずに上手く取りたかったために、学びの時間配分にはなるべく早朝や移動時間などのスキマ時間を活用するようにしました。そして週末にはまとまった時間を取り、集中的に学ぶようにしました。私は家族への負担を減らすためにもなるべく2年間で修了したかったために、それに合うように計画を立てて履修しました。
日々の通勤、営業活動における出張等の移動時間において講義を受講するなど、とにかく空いた時間を利用して勉強しました。もちろん帰宅後は一定時間確保のうえ勉強し、また土日も特に旅行等の予定が無ければ勉強していました。一貫していたのは、「空き時間を充てる」ことでした。
一般的な通学型MBAの場合、2年間は週末が授業で埋まります。授業後は毎回、人脈づくりをかねた懇親会があるのが通例です。キャリアパス形成に向けてMBA取得を考える時期と、子供が小さくて週末家をあけることが許容されにくい家庭環境である時期は重なる場合が多いと思います。そのためMBAへのチャレンジをためらわれる方も多いのではないでしょうか?
BBT大学院は通学不要ですので、休日の昼間はプライベートにあて、夜間は学習にあてることができました。懇親会も月に1回程度です。子供が小さかったので妻からも「家にいて子供の相手もしているので安心感がある」と大きな不満がでることはありませんでした。私は出張族でしたので、平日の移動時間や宿泊先で集中できる学習時間を取ることができました。より週末の学習負担を軽減し、プライベートとバランスできる環境であったとは思います。