働きながら勉強するということで、学習時間の捻出に一番苦労しました。
物事を深く掘り下げて理解していくのに必要な時間に加え、その周辺情報も調べて理解することも必要である為、絶対的な学習時間が常に不足している状況でした。また、複数の科目の受講期間が重なっている時は、一つひとつの科目に掛けることができる時間が更に少なくなり、習熟度が浅くなってしまいました。
また、そのような状況で優秀なクラスメイトとの力量の差に愕然とし、何度も挫けそうになりましたが、何度も助けてくれ、気持ちを奮い立たせてくれたのもクラスメイトでした。
1年次の前期に勢いあまって履修科目が多く、仕事の繁忙期とも重なり、最終課題で時間がなく、1つ提出できなかったことがありました。ここでの学びは、上述のスケジューリングをしっかり行うということでした。
勉強の時間を作ることと、海外におけるインターネットの不安定さと戦うことです。わたしは途上国で勉強していたので、そういう国の遅いインターネットや、頻繁に起こる停電には悩まされましたね。特に、時間指定のテストのときは、冷や汗ものでした。
初めて学ぶ科目が多く理解するのに時間を要しましたが、繰り返し講義を視聴していくことで理解が深まりました。このあたりはAirCampusならではの特権だと思います。また早朝に講義映像を見るために、元々早起きではあったのですが、更に早起きの生活になり、より健全な生活ができました。
サイバー上のやり取りに慣れなかったこと、遠隔地でスクーリングに出ることが難しく、学生同士のリアルな関係を築きにくかったため、議論がかみ合わないと感じることもありました。しかし、集団知に貢献できるような発言をしなければという、いいプレッシャーになったと思います。
そのボリュームある講義内容を消化するのが一番大変でした。私は2年で卒業しようとカリキュラムを詰め込んだので、特に大変な思いをしたかもしれません。非常に有用な知識やスキルを身につけることができた反面、かなり多くの事を自分の中に落としこむことができず、「流して」しまっていると思います。
MBA取得を実現できるか当初は自信がなく、周囲には内緒で通学していたため、仕事の時間も減らせず、また誘いを断ったりするのに苦労しました。その中で時間を捻出するために、防水機能のついたスマートフォンにかえ、料理中や入浴中にもACに取り組めるようにし、なるべく健康に悪影響がでないよう気を付けました。
とにかく学習時間の確保には苦労しました。受講を始めた最初の1、2か月は、「これはとても続けられない」と思う毎日でした。しかし実際に続けていくことで、時間の使い方が効率的になり、また学習の進め方も要領を得るようになり、次第にペースをつかめるようになりました。まずは最初の1、2か月を乗り切ることだ思います。
仕事、家族とのバランスもそうですが、大学院ではAirCampusでの議論のみならず、レポート・課題図書の読み込み等、非常に多くの課題に追われます。AirCampusの議論は、「いつでも、どこでも」できるのですが、裏を返せば「こだわるときりがない」ということでもあります。
仕事、家庭とのバランスのみならず、大学院のカリキュラムも限られた時間の中で、どこまでやるのか?というタイムマネジメントと、どう優先順位をつけるのかという優先順位づけに苦労しました。
大学院のカリキュラムだけではなく、現実の世界でもタイムマネジメントと優先順位づけの能力は向上したと思います。
私が入学を決めたのは出願締切間近で、合格すると直ぐに授業が始まってしまいました。そのため、AirCampusの使い方もよく分からないまま授業を受け、ディスカッションテーマや発言期間を見落とし、全くディスカッションに加われず発言しないまま終ってしまったこともありました。しかし、AirCampusを使っているうちに徐々に慣れていき、それからはとくに苦労はなく、非常に良くできているシステムだと思うようになりました。