いつでも学べるというのは、裏返すとメリハリがつかなくなるということでもあります。週次の計画をキチンと立てないと一週間終わって何をやっていたんだろうということになります。また、できなかったことを翌週延ばしにすると後で厳しいことになります。選択と集中ではありませんが、「今週これだけはやりきる」ということを明確にして、それを必ず時間内にやりきる(答えを出す)ということがポイントではないかと思います。
サイバー上のやり取りに慣れなかったこと、遠隔地でスクーリングに出ることが難しく、学生同士のリアルな関係を築きにくかったため、議論がかみ合わないと感じることもありました。しかし、集団知に貢献できるような発言をしなければという、いいプレッシャーになったと思います。
時間を創出するために、確実に睡眠時間が短くなったこと。特に提出物の前は大変であった。それが故に隙間時間の有効活用、即断、即決、即実行で、ペンディングにせずその場で完結させることの大切さを感じた。歩きスマホには注意するも、電車の中、駅など隙間時間は常に活用した。経験の無い講義、アカウティングは講義以外のコンテンツ聴講、演習をして、触れ合う機会、時間を長くした。
今振り返って見ると大した苦労ではなかったように思いますが、エアキャンパスに向かう時間を確保するという点においては工夫を重ねていきました。試行錯誤の結果、最終的に平日は4時起きで講義を受講し通勤時間や出張の移動時間中にクラスメートの投稿をチェック、仕事を終えてからディスカッションに参加したり、レポート作成を行うというパターンが自分のスタイルになりましたが、可能な限り隙間を見つけてはエアキャンパスをチェックするようにしていました。早目に自分のリズムを掴むことがポイントだと思います。
初めて学ぶ科目が多く理解するのに時間を要しましたが、繰り返し講義を視聴していくことで理解が深まりました。このあたりはAirCampusならではの特権だと思います。また早朝に講義映像を見るために、元々早起きではあったのですが、更に早起きの生活になり、より健全な生活ができました。
私が入学を決めたのは出願締切間近で、合格すると直ぐに授業が始まってしまいました。そのため、AirCampusの使い方もよく分からないまま授業を受け、ディスカッションテーマや発言期間を見落とし、全くディスカッションに加われず発言しないまま終ってしまったこともありました。しかし、AirCampusを使っているうちに徐々に慣れていき、それからはとくに苦労はなく、非常に良くできているシステムだと思うようになりました。
仕事・家庭・学習のバランスはなんとか保つことができたのですが、入学年の7月末に不摂生がたたり通風を発症してしまいました。そこから短期的に急激なダイエットを実行したのですが、目まぐるしい毎日の中、空腹という要素が重なった時が本当に辛かったです。
業務が忙しくなる時期と、受講期限や課題提出の時期がどういう訳か重なる場合が多くありました。日頃からの計画的な学習スケジュール立案と、効率を下げないよう体調管理は必須です。自己管理の訓練としてもこの二年間は有意義であったと思います。
3年計画とはいえ、決して余裕があるスケジュールではありませんでした。
平日は仕事と勉強をこなしつつ、帰宅すれば家事もあります。休日にまとめて勉強しようと思っても、週末は子供達のイベントに参加することもあれば、子供が「遊びに行きたい!」と言い出すこともあります。さらに長男は中学受験をしたいと言い出したこともあり、塾への送迎や、休日は塾の勉強のフォローなどもありました。
もっと勉強したい。でも、自分のワガママで始めた勉強なので、家族には迷惑をかけたくない。
そんなジレンマを最後まで感じ続けた3年間でした。
少しでも時間を確保するために、休日も5時に起きて、子供たちが起きるまではファミレスに行って勉強。旅行に行っても、家族が寝たあとや、起きる前に勉強。出張先の空港やホテル、移動の車の中でも勉強。日々工夫を重ねましたが、卒業する最後の最後まで、タイム・マネジメントが最大の悩みでした。
英語です。
グローバリゼーション専攻では、一年次は日本語で経営管理を学び、二年次は講義を英語で学びます。二年次進級時に、TOEIC850点相当の英語力の確認が必要なのですが、私は初年度パスすることができず一年次留年しました。
そもそも、入学時TOEICで700点に満たないレベルであったため、一年次にBBTが提供する「実践ビジネス英語講座」を活用するなど英語に向き合うべきでしたが、経営管理の科目が楽しくて注力しすぎてしまったことを反省しています。
翌年、英語に再度取組み無事に進級条件をクリアし、2回の海外ワークショップを含むこのカリキュラムを終えた現在、入学時の目標であったグローバルで活躍するために必要となる実践的な経営に関する知識と英語力の基礎を習得させていただきました。