子供が生まれてから自分の時間を確保することがさらに難しくなり、夜中になってディスカッションに参加することもありました。
講義の受講はiPhoneに講座をダウンロードして、移動中や昼食を食べながらこなしていきました。
これらは最低限必要なことですが、足らない知識や発展的な学びで本を読みたいと思っても時間の確保が本当に難しかったです。苦手科目を克服するために本を読んだり、大量に溜まっていく未読を消化することも時間がかかり、不慣れなときは負担でした。
上述(Q26)の通り、やはり時間の確保と家族、仕事との時間のバランスを如何に上手く調整するのかについては精神的に一番つらく、苦労したことは否めませんが、取り組んでいる中での是非とも留意すべきは以下の通りです。
①データのバックアップ:これは必須です。ハードディスク・USBなど複数場所でのバックアップを実践すべきです。 ②複数の通信媒体の確保:モバイルWi-Fi含め、こちらも常に複数の通信媒体を確保し、ネット環境を整えておくと、滞りなく学習を進めていくことができます。 ③仲間とのつながり:どのような形でも構いませんので、BBT大学院の仲間とのつながりを大切に、情報共有、交換をしていくことが、モチベーションの維持にも有効だと思います。
科目ごとに学習する時間を決めスケジュールを組むまではできますが、実際に実行となると時間の確保や体調維持が思うようにいかず苦労しました。仕事や接待で夜遅くなると1日の予定、翌日朝の時間確保が難しくなり、週末に挽回するパターンが多かったように思います。おつきあいの飲み会は極力かわすようになりました。
基本的にはオンラインでの学びのため、強制力が弱いです。そのため、仲の良い友人や上司からの遊びや飲み会の誘いなど、誘惑に負けてしまいがちです。負けても良いのですが、その場合は、どこかで時間を捻出しなくてはならず、結局しわ寄せが行きます。
いかに自分で時間をコントロールするか、そのコントロールをしようというモチベーションを維持するか、が最大の課題でした。
一番苦労したのは『卒業研究』です。新規事業立案をつくることを選択しましたが、テーマ自体を何にするかということだけではなく、事業プラン全体を具体的に描く必要があります。正解のないテーマに対し、インタビューやアンケートを通じて自分で考え解を出しましたが、その解に対し担当教授から様々な角度から指導をしてもらえます。その指導内容が非常に鋭く、その指導内容に対する解を考え、具体的なビジネスプランとして完成させることが非常に難しく、苦労しました。しかし、自分に何が足りないのかを認識することができたので、実りも非常に大きかったです。
入学して一番衝撃を受けたのは同級生のレベルの高さでした。AirCampusは真剣勝負の場であり、大前学長も発言をチェックしています。入学当初は何を発言していいかわからずにPCの前で呆然としていました。「このままだと“発言イップス”になる・・・」と真剣に悩んだ結果、卒業を3年間に延ばしてひとつ1つの科目にかける時間を増やしました。すべてがオンラインのため、講義は何度も受講することができるし、ノートを取るために講義を一時停止することもできます。また、単位を落としさえしなければ3年目にかかる費用もシステム利用料のみ、と自分に合った学習スタイルを構築しやすいという点もBBT大学院ならではと感じました。
カリキュラムは容赦なく進むので、それを自分のスケジュールに合わせながらこなしていくことが一番の苦労でした。度重なる綱渡りを何とかくぐり抜けてほっとしています。各科目の講義の上に、毎週毎週課題が出される、RTOCS(Real Time Online Case Study)は本当に苦しかったです。たまにRTOCSが休みの週があると本当にホッとしたものです。
社会人が働きながら学ぶのは、かなり大変なことです。仕事のみならず、家庭や趣味などプライベートの時間とのバランスのとり方も含め、在学中の2年間は本当に苦労しました。
しかしながら、自分の過去の職務経験ではなく、仕事を通じて今まさに取り組んでいる課題を意識しながら学ぶことができる、また、学んだことを実際に活用してみて、これまでの仕事の取り組みと異なる成果を体感できるのは、仕事を続けながら学んでいたからこそであったと思います。もし休職していたら、絵空事のように、あるいは批評家のように「会社の経営とは」と論じていたかもしれません。その意味で働きながら学ぶ意義は大きかったと思います(大変であることに変わりはないのですが)。
やはり時間を作る事が最初はとても大変に感じました。普段電車内で寝ていたりスマホでニュースなどを見ている時間や家でも無駄にテレビを見ている時間の全て学習時間に変わりました。特にどうしてもしたい事がある時間ではなかったのですが習慣になるまでは、多少時間が掛かりましたが、慣れるとむしろ楽しく学習できる時間となりました。
やはり、時間の確保でしょうか。結局、大学院の2年間は、睡眠時間も1~2時間は短くなっておりました。また、卒業論文は、関係事項を調べ始めて深く理解ができてくると、当初設定したテーマに対し微妙にずれてきましたが、最終的には、今までにない視点でまとめることができたと思います。