上述(Q26)の通り、やはり時間の確保と家族、仕事との時間のバランスを如何に上手く調整するのかについては精神的に一番つらく、苦労したことは否めませんが、取り組んでいる中での是非とも留意すべきは以下の通りです。
①データのバックアップ:これは必須です。ハードディスク・USBなど複数場所でのバックアップを実践すべきです。 ②複数の通信媒体の確保:モバイルWi-Fi含め、こちらも常に複数の通信媒体を確保し、ネット環境を整えておくと、滞りなく学習を進めていくことができます。 ③仲間とのつながり:どのような形でも構いませんので、BBT大学院の仲間とのつながりを大切に、情報共有、交換をしていくことが、モチベーションの維持にも有効だと思います。
科目ごとに学習する時間を決めスケジュールを組むまではできますが、実際に実行となると時間の確保や体調維持が思うようにいかず苦労しました。仕事や接待で夜遅くなると1日の予定、翌日朝の時間確保が難しくなり、週末に挽回するパターンが多かったように思います。おつきあいの飲み会は極力かわすようになりました。
3年計画とはいえ、決して余裕があるスケジュールではありませんでした。
平日は仕事と勉強をこなしつつ、帰宅すれば家事もあります。休日にまとめて勉強しようと思っても、週末は子供達のイベントに参加することもあれば、子供が「遊びに行きたい!」と言い出すこともあります。さらに長男は中学受験をしたいと言い出したこともあり、塾への送迎や、休日は塾の勉強のフォローなどもありました。
もっと勉強したい。でも、自分のワガママで始めた勉強なので、家族には迷惑をかけたくない。
そんなジレンマを最後まで感じ続けた3年間でした。
少しでも時間を確保するために、休日も5時に起きて、子供たちが起きるまではファミレスに行って勉強。旅行に行っても、家族が寝たあとや、起きる前に勉強。出張先の空港やホテル、移動の車の中でも勉強。日々工夫を重ねましたが、卒業する最後の最後まで、タイム・マネジメントが最大の悩みでした。
対面でのディスカッションは、その場の雰囲気で適当なことを言っても何ら問題はないのですが、AC上でのディスカッションは記録に残りますし、他愛のない雑談もできない(サロンを除く)ため、慎重な発言が求められます。慣れてくると、発言数の欲しさについ事実のみを述べたり、記事の紹介をして、自分の意見を述べなかったりすることがありました。そういったときには、TAやクラスメートからのツッコミがくるので、なるべく何かしらの意見を乗せて発言するようには心がけました。普段いかに無責任な発言をしていたのかがわかるようになります(笑)。
入学して一番衝撃を受けたのは同級生のレベルの高さでした。AirCampusは真剣勝負の場であり、大前学長も発言をチェックしています。入学当初は何を発言していいかわからずにPCの前で呆然としていました。「このままだと“発言イップス”になる・・・」と真剣に悩んだ結果、卒業を3年間に延ばしてひとつ1つの科目にかける時間を増やしました。すべてがオンラインのため、講義は何度も受講することができるし、ノートを取るために講義を一時停止することもできます。また、単位を落としさえしなければ3年目にかかる費用もシステム利用料のみ、と自分に合った学習スタイルを構築しやすいという点もBBT大学院ならではと感じました。
社会人が働きながら学ぶのは、かなり大変なことです。仕事のみならず、家庭や趣味などプライベートの時間とのバランスのとり方も含め、在学中の2年間は本当に苦労しました。
しかしながら、自分の過去の職務経験ではなく、仕事を通じて今まさに取り組んでいる課題を意識しながら学ぶことができる、また、学んだことを実際に活用してみて、これまでの仕事の取り組みと異なる成果を体感できるのは、仕事を続けながら学んでいたからこそであったと思います。もし休職していたら、絵空事のように、あるいは批評家のように「会社の経営とは」と論じていたかもしれません。その意味で働きながら学ぶ意義は大きかったと思います(大変であることに変わりはないのですが)。
カリキュラムは容赦なく進むので、それを自分のスケジュールに合わせながらこなしていくことが一番の苦労でした。度重なる綱渡りを何とかくぐり抜けてほっとしています。各科目の講義の上に、毎週毎週課題が出される、RTOCS(Real Time Online Case Study)は本当に苦しかったです。たまにRTOCSが休みの週があると本当にホッとしたものです。
時間が圧倒的に足りないなかで、どこを諦めてどこに力をかけていくのかという判断が必要だったと思いますが、これができずに苦労しました。この点は今でもあまり出来ていないのが課題です。
また、自分以外の同級生が皆とても優秀に思えるなかで、あきらめずに自分に折り合いをつけて続けていくというのが、かなり大変でした。
とにかく時間をどうやって創出するかに苦労しました。時間がいくらあっても足りない日々が続きました。当初は睡眠時間を削ってやっていましたが、入学して1ヶ月後に体調を壊しました。そこで睡眠時間をまずどうするかを日々考えるようにしました。すると限られた時間でどうやってすべきかを考えるようになり、割と効率よく時間を確保することができたように思います。だんだんとBBT大学院での学びが楽しくなり、のめりこんでいきました。
どうしても、気分が乗らないときは、思い切ってBBT大学院から1日離れ、リフレッシュしたこともありました。
基本的にはオンラインでの学びのため、強制力が弱いです。そのため、仲の良い友人や上司からの遊びや飲み会の誘いなど、誘惑に負けてしまいがちです。負けても良いのですが、その場合は、どこかで時間を捻出しなくてはならず、結局しわ寄せが行きます。
いかに自分で時間をコントロールするか、そのコントロールをしようというモチベーションを維持するか、が最大の課題でした。