20-30代までは経験と実績に基づいたスキルでも、ビジネスを成長させることができたが、今、40代になって、今まで以上にビジネスの世界のスピード、厳しさが増す中、未知の課題への自己スキルを磨きたいということがきっかけです。
同じコンサルタントとして、大前学長から直接学びたいという思いは以前から持っていました。自身の業務を、ある程度コントロールできるようなポジションになったこともあり、思いきって決断したことがきっかけです。MBAということにはあまりこだわりはもっていません。
以前にインドの人達と仕事をする機会がありました。彼らは日本人と比較するとはるかに低い給与水準で仕事をしています。更にインドでは若くて有能なエンジニアが数多く輩出されると言われており、数年したら自分の仕事は彼らに取られてもおかしくないという危機感を感じました。そのような状況の中で日本人の給料をもらうためには自分にもっと付加価値を付ける必要があると痛感し、技術だけではなく自分の領域を広げようと考えました。
仕事も結構忙しくしており、MBA取得など全くの他人事と思っていました。しかし単科でとった科目の講義、それに加えて多くの番組や大前研一ライブといった映像コンテンツを視聴する中で、自分の視野が広がっていくことが実感でき、単科での学習をきちんとした形に残したいと思うようになりました。今までの仕事では知らなくてもなんとかなっていたファイナンスや経済理論等、苦手で逃げていた学習項目も、どうせならやってみたろう!と、勢いで飛び込んだ部分も大きいです。今後の自分のキャリア形成の中で、武器になっていくのではと考えたのがなんといっても大きな動機です。
東日本大震災の後、たまたまYutubeで大前研一氏の大前ライブ映像を見て、現在の日本にこれだけ明確なロジックで力強く主張できる人がいたのかと衝撃を受けました。
それを契機にBBTを知りましたが、MBA自体は自分の業務やキャリアとはかけ離れており、大金と労力をかけて取得する必要性が薄いと思ったのと、自分には難しすぎるのではという不安もあり、入学は見送っていました。
ただ、その当時自分の仕事の進め方に行き詰まりを感じていたため、オープンカレッジで問題解決講座を受講しました。
そうしているうちに、同期生からBBT大学院に進む人が何人か出たり、すでにBBT大学院で学ばれている方と知り合うようになり、
皆大変ながらも楽しそうにしている姿を見て、自分もやってみようかという気持ちになり、入学しました。
ですので、MBA取得というのは後付けです。
勤務地は変わっても同じ業務を長年経験していると、自身の視野が狭くなる。そう考え、自身の知識やスキルを棚卸しし、複数の外部セミナーに挑んだ結果、どれだけ自身の市場価値が低いのかという事を痛感しました。企業人として、どれだけ自身の市場価値を高められるのか、所属する企業に貢献する事ができるのか、そして職務上、最終顧客となる患者さんに対し、患者さんの幸せの実現に、どれだけ貢献できるのかという部分を追求する必要があると考えました。自身の市場価値を高め、懐いている問題意識を形のあるものに具現化し解決する作業を行うためには、再度学び直しが必要であり、MBA取得が王道ではないかと思い、MBA取得を決意しました。
前職で接点のあった海外の方で優秀な人はMBAホルダーが多く、素朴に興味を持ったのがきっかけです。あとは、IT業界一筋でキャリアを構築してきたため、同じような意識を持った異業種での人脈を獲得したいという理由もありました。
私は、BBTが提供する「経営管理者育成プログラム」の「問題発見基礎スキル講座」「問題解決実践スキル講座」を受講していましたのでMBAのコースの存在は把握していましたし、興味も有していました。しかし、入学の障壁となったのが学費で、代替としてBBTが提供する他の講座を受講するに止めていました。しかし、東日本大震災で自宅を含む故郷が被災したこと、政治家が政争に明け暮れ、復興が一向に進まないこと、国家債務や行政運営に対して所属する地方自治体職員の危機感が希薄であったこと等から将来への不安と焦燥を感じ、応募を決意。秋期入学募集期間の締め切り間近に入学願書を提出しました。なお、私は入学当時も現在もそうですが、より高い学びの場で自分を鍛え、それを社会に還元するとともに、社会の変革を担う一人になるというものが本来の目的であり、MBAの取得が目的ではありません。履修管理もそれを意識した内容にしています。
BBT大学院入学当時、中小企業支援機関で経営アドバイザーとして経営支援に取り組んでいました。日々の経営支援業務の中で、支援企業の経営者に対して、「当社の強みは何ですか?業績を改善するには強みや特徴づくりが重要ですよ。」などのアドバイスを行っている中で、アドバイスしている自分(私)は、強みはあるのか?と自負するようになりました。「人のふり見て我が振り直せ。」という諺があるように、自分も強みを磨かなければと真剣に思い、実務重視の学ぶ場所を探していたところ、BBT大学院を知り入学を決意しました。
当時、自分ひとりでは解決できなかった仕事上の大きな課題を、職場の先輩や周囲の方々と一緒になって解決策を考え抜いていくことで、新しい観点からの提案を生み出し、成功を収める事ができた体験がMBAの学びを考える大きなきっかけとなりました。この提案により、お客様からは大変喜ばれ課題解決と同時にミッションを達成する事ができましたが、同時に自分自身の「考える力」が従来からのやり方の中で固まっている事を痛感し、この状態をブレークスルーしてあらゆる問題解決ができる人材へと変貌したいと強く思うようになりました。