今のままでは、さらなる成長を果たせないと感じていました。当時、関連会社での勤務になり、人材育成、組織に関する課題等の解決に向けて手探りで遂行してました。当時の私は、会社の仕組みや収益構造、組織論などを全く理解してませんでした。今まで、システム開発に関する知識の習得に注力していたため、システムの知識だけで会社に貢献できるかを考えるようになりました。それがMBAを取得しようと思うきっかけでした。
私は、これまでのキャリアの中でその時々で必要となったことを都度、学ぶテーマとして取り上げて、BBTのような学校等の講義を受講して身につけてきました。たとえば、コンサルティング会社に勤めているころは問題解決の講義を受講したり、現在の会社に入り、事業開発を担当するようになった際にはBBTのイノベーション講座を受講したりといった具合にその時々で必要になったテーマを学んできました。これまでは個々の必要になったテーマを学んできていたのですが、職業人人生の集大成となる50代を前にして、また、今後はもっと企業経営に貢献できるようになりたいと考え、これまで身につけてきたこと、また、経営に必要だけれどまだ学んでいないことを含めて、今一度体系的に身につけたいと思いました。
会社員18年、独立して2年、合計20年のビジネスでの経験を棚卸したいと考えました。MBAはよく「経営知識を体系的に学べる」と言われますが、私の場合は「自分の経験を体系的にまとめることが出来た」と感じます。
きっかけは東日本大震災でした。震災当日に第二子の心拍が確認され、震災後不安な日々を過ごしていました。そんなときに大前学長の著書を読み、自身で考え判断する力をつけていく事が今後の自分、そして子供たちのためになるのではないかと考えました。
MBAのコースに通う事でその考え方に触れ、習得できるのではないかと思い、受講を決意しました。
弊社の積算、発注システムはある程度自動化されており、誰がオペレートしたとしてもある程度は問題なく積算ができるというものでした。これは裏を返せば、何も私である必要はなく、もし何らかの状況で転職市場に投げ出された際には、自分の強みとなるものが何もないという事と同じに私は思いました。資格取得も考えましたが、それが即事業につながるわけでもなく、それよりはMBAを取得して自分の価値を確立しようと考えました。
当初、MOTで勉強をしようと母校のMOT担当の先生に相談に伺ったところ、MBAの方が良いのでは、ないかとアドバイスを受けました。その時までBBTを全く知らなかったのですが、入学願書の締め切りまで1週間という時期で、悩む間も無く、手続きをすすめました。
きっかけは、突然降って来たような感じですが、人生には、何気ないきっかけで、方向が変わる事があるのを身をもって体験し、楽しむ事が出来ました。
最期の瞬間に、やらなかった事を後悔したくないという想いから。
大学時代は、ほとんど勉強もせず中退をしてしまっていたので、いつか学び直したいと漠然と思っていました。
そんな折に、たまたまBBT大学院の事を広告で知り、調べるうちにここだと直感的に感じ、すぐに学校説明会に参加しました。
請負事業が中枢のパナホームの中では、マイノリティな分譲事業が私の仕事のフィールドです。社内においてマイノリティでありますので、仕事に対してのスキルはほぼ自らで築いていかなければならず、また、任される金額も億を超えるものとなりますので、無責任に事業を進める訳にもいかないと考えていました。それがMBAに関心をもったきっかけです。
そんな折に大前学長の企業参謀と齋藤先生の実践問題解決に出会い、理論的に物事を進め問題を解決する手法に出会いました。そこで是非ともこの力を身につけたいと思い、数あるMBA大学院の中でBBT大学院の門戸を叩きました。
勉強会を通じて知り合った友人がMBAを取得後に活躍されている話を聞いたことから「いつかは挑戦してみたいな」と感じたことが最初に興味を持ったきっかけです。その何年か後に別のMBAホルダーの方と知り合い、話を伺っていく内に「やれそうかも」と思うようになり、それまでの延長線上の人生を淡々と歩むのではなく、ステージアップしたい想いが強くなりました。
大学卒業後、最初の5年間営業現場で経験を積んだ後、いずれの会社でも新規事業開発、新商品発売、スピンオフなど常に新しい業務に巻き込まれる機会に恵まれました。海外の本社や多国籍スタッフとやりとりする経験から、世界標準で競い合える実力とそれを証明する学位を獲得したいと考えました。