社会人になって10年が経ち、よくも悪くも「慣れ」を感じてきていました。
さらに成長していくためには、社外の大きなキッカケが必要と感じました。
また、社会をとりまく仕組み、特に政治・経済をより深く理解し、さらに高い結果を出すことのできる力を身につけたいと考えてMBA習得を決意しました。
リーマンショックを機に会社に寄りかかれない時代が到来したと感じ、自分の手持ちスキルだけではこれから飯が食えなくなるだろうと考えたのがきっかけです。だからMBA、というわけではないのですが、大前学長のコラムを拝読しており昔からBBT大学院に興味があった、というのがMBA取得を考えたきっかけではあります。
私が携わっている技術領域は成熟分野で、この分野で価値を継続的に創出し続けることが困難となり、やがて現在の仕事は新興国のエンジニアにとって代わられるのではないか、という危機感をもつようになりました。そして、時代に翻弄されるのではなく、自ら将来を切り開くためには、自身の価値を高めるべきであると考えました。
普段からビジネス書籍を読み、参考になる部分については仕事で実践していましたが、自力だけでの成長に限界を感じるようになり、成長を加速させるためには外部の学びの場に身を置くことがいいのではないか、と思うようになりました。専門性によらず、普遍的にビジネスで価値を生む人材になる、という点を重視した場合、MBAにて学ぶのが最適、と考えるに至りました。
2008年の金融危機の際に私の所属する企業を取り巻く環境の変化を見て、「このままでは何かまずいぞ」と大変な危機を感じたということが一つ目の大きな動機です。 しっかりとした経営の知識、視点を身につけ必要に応じて社内で提言できるとともに、所属する企業に頼らず自らが自立できる能力を身に着けていなければこれからの変化の大きな時代に対応できないといった危機感がありました。 二つ目は、入学当時から先2年は、担当業務の関係から自分で時間をコントロールしやすい時期だったということです。 三つ目に、会社人生の折り返しを過ぎておりますので、お世話になった会社や後輩に自信をもって何かを残していきたいと考えました。
以上のような動機で大学院等を探していたところ、BBT大学院に出会いました。
以下の3つが挙げられます。
1)不安:IT業界で10年働き、視野や交流関係が狭くなっていることへの気づきと焦り
2)不満:このままでいいか、という惰性や堕落、昔描いた夢やあこがれの仕事からの遠ざかり
3)不足:ただの専門技術者ではなく、世界で通用するグローバル人材となるためのスキル不足
リーマンショックが始まり個人で生き抜く力を身につける必要性を感じたこと、友人達がたまたまBBT大学院での学びにより力をつけていることを見て、本学で学ぶことによる効果を見たことです。 また、管理職として営業担当だけでない更に上位の概念に非常に興味を持ったことから、急遽入学することを決意しました。
今のまま経営感覚、論理的思考力を備えることもなく、一介の担当者としてやっていくことで果たしてビジネスの世界で生き残っていけるのかという不安を大きく覚えたことです。具体的には、2003年に韓国駐在となり韓国顧客に対するFAEとして主に顧客の要求を聞きながら将来必要な製品仕様の提案を本社に行いました。しかし顧客の要求をしっかり聞き自信を持って本社に製品仕様の提案を行ったがうまく賛同が得られずうまく進まないことが多々ありました。賛同が得られなかったのは、なぜその仕様の製品が必要なのか、自社としてどのような戦略を持って顧客対応すべきかという論理的な分析・論理的な提案・説得が足りなかったからだと感じておりました。
単純に自分の知識・能力不足を痛感したためです。 入学を検討した時期がちょうどコンサルティングファームに転職した時期で 他のコンサルタントと比較して自分は明らかに知識・能力が不足しておりました。
特に考える力のなさは致命的で、今思えば「考える」ということがどういうことなのか全く理解していませんでした。 単に覚えたものを吐き出すことしか知らなかった自分には「考える」ということができず 教科書に書かれている知識の範囲内の作業やマニュアル通りの作業しかこなせない状況でした。
なんとか「考える」力を身につけ 、自分のスキルや能力を高める手段はないか検討し探していたところ、MBAに出会いました。
OJTだけで自分がどの程度成長できるか不安でした。また、独学で勉強を試みたこともありましたが、何を勉強すべきかなどわからず挫折してました。そこで、体系的に経営を学ぶことができるMBAを検討しました。BBT大学院には、 学長(大前研一)の本を当時からよく読んでいたということもあり、この人からいろいろと学びたいと感じて入学を決めました。
入学当時に勤務していた国内中堅電機メーカーは、業績不振が長らく続いていた会社でしたので、経営破綻の危機を常に感じていました。仮に会社が無くなり、自分自身新たな勤務先を探さねばならなくなったときのことを想像しながら自分にはどんなキャリアがあるのかを棚卸ししました。自分自身はプロジェクトマネジメントの資格を有しており、また実務的にもそこそこ自信はあったのですが、他社で通じるか?将来を見たときにこのままでよいのか?もっとやりたいことは無いのか?と考え、経営の最高峰資格であるMBAにチャレンジしてみたいと思うようになりました。 また自分は大卒では無いこともあり、前の会社で学歴で嫌な思いをしたことも多々ありました。そのため、学歴が足を引っ張ることのない世界を夢見ていたことも背景にありました。