以下の3つが挙げられます。
1)不安:IT業界で10年働き、視野や交流関係が狭くなっていることへの気づきと焦り
2)不満:このままでいいか、という惰性や堕落、昔描いた夢やあこがれの仕事からの遠ざかり
3)不足:ただの専門技術者ではなく、世界で通用するグローバル人材となるためのスキル不足
リーマンショックが始まり個人で生き抜く力を身につける必要性を感じたこと、友人達がたまたまBBT大学院での学びにより力をつけていることを見て、本学で学ぶことによる効果を見たことです。 また、管理職として営業担当だけでない更に上位の概念に非常に興味を持ったことから、急遽入学することを決意しました。
今のまま経営感覚、論理的思考力を備えることもなく、一介の担当者としてやっていくことで果たしてビジネスの世界で生き残っていけるのかという不安を大きく覚えたことです。具体的には、2003年に韓国駐在となり韓国顧客に対するFAEとして主に顧客の要求を聞きながら将来必要な製品仕様の提案を本社に行いました。しかし顧客の要求をしっかり聞き自信を持って本社に製品仕様の提案を行ったがうまく賛同が得られずうまく進まないことが多々ありました。賛同が得られなかったのは、なぜその仕様の製品が必要なのか、自社としてどのような戦略を持って顧客対応すべきかという論理的な分析・論理的な提案・説得が足りなかったからだと感じておりました。
単純に自分の知識・能力不足を痛感したためです。 入学を検討した時期がちょうどコンサルティングファームに転職した時期で 他のコンサルタントと比較して自分は明らかに知識・能力が不足しておりました。
特に考える力のなさは致命的で、今思えば「考える」ということがどういうことなのか全く理解していませんでした。 単に覚えたものを吐き出すことしか知らなかった自分には「考える」ということができず 教科書に書かれている知識の範囲内の作業やマニュアル通りの作業しかこなせない状況でした。
なんとか「考える」力を身につけ 、自分のスキルや能力を高める手段はないか検討し探していたところ、MBAに出会いました。
OJTだけで自分がどの程度成長できるか不安でした。また、独学で勉強を試みたこともありましたが、何を勉強すべきかなどわからず挫折してました。そこで、体系的に経営を学ぶことができるMBAを検討しました。BBT大学院には、 学長(大前研一)の本を当時からよく読んでいたということもあり、この人からいろいろと学びたいと感じて入学を決めました。
入学当時に勤務していた国内中堅電機メーカーは、業績不振が長らく続いていた会社でしたので、経営破綻の危機を常に感じていました。仮に会社が無くなり、自分自身新たな勤務先を探さねばならなくなったときのことを想像しながら自分にはどんなキャリアがあるのかを棚卸ししました。自分自身はプロジェクトマネジメントの資格を有しており、また実務的にもそこそこ自信はあったのですが、他社で通じるか?将来を見たときにこのままでよいのか?もっとやりたいことは無いのか?と考え、経営の最高峰資格であるMBAにチャレンジしてみたいと思うようになりました。 また自分は大卒では無いこともあり、前の会社で学歴で嫌な思いをしたことも多々ありました。そのため、学歴が足を引っ張ることのない世界を夢見ていたことも背景にありました。
私がBBT大学院の説明会に参加したのは、入社6年目の時、会社業務にも慣れ、自分なりの成長も感じつつあるタイミングでした。ただ一方で、システムエンジニアという範囲の中の知見だけでなく、より広い範囲で自分のための勉強がしたいと感じていた時でもありました。かねてより経営やより広い視野を持つことに興味を持っており、20代で新たなチャレンジをしたいと感じたこともあって、MBA取得を考えました。
2つのきっかけがありました。ひとつはBBT大学院に入学する約1年前にCSR部門に異動したことです。CSR(企業の社会的責任)をより良く果たすためには、企業がどのような機能やメカニズムで動いているのかなど、企業に対する全般的な理解を深める必要があると感じるようになりました。 もうひとつはBBT大学院入学の約半年前に、人材ビジネスに携わる知人と話をする機会があり、危機感を抱いたことです。当時の私は社会人になって約15年が経った頃で、普段の業務にはそれなりに対応することができていました。しかし、知人から他社で活躍する能力も意識も高い人たちの話を聞いて、「業務経験を中心とする現在の延長線上では、知人から聞いたような人たちのレベルに到達することは難しいだろう。」と痛感しました。
グループ企業に出向していた時分、自分の理想実現に必要とする幹とも云えるノウハウがこれまでの学習では身につかず、自分の将来に自信が持てないような心理状態にありました。 そして、社会の動向を見れば、会社も自分自身も大局的には不確実性に対処できなければ、生き残っていけないと考えていました。 そのため私は、当初リスクマネジメント分野を中心とするMBAを提供する欧州の大学院(通信)に進学する予定でしたが、行き着くところ自分自身が主役となり問題を解決することに繋がるスキルを磨けるMBAでなければ意味がないと考え、その分野で実績のあるMBAを学ぼうと方向転換しました。
BBT大学院への入学当初は、外資系のIT企業に在籍していました。当時、特に外資系では即戦力と結果が求められる環境でした。その中で、日々の業務をこなす一方、将来に対する漠然とした不安を感じていました。今から振り返ればおそらく、あまり外の世界を知らなかったことによる不安だったのだろうと思います。そのため、自分がいる環境の外に出、今後のキャリアを考えて体系的に経営を学ぼうと思いMBAの取得を検討するようになりました。