カタールでは調達マネージャーという部下を統率する立場でしたが、トルコ人、アメリカ人、イギリス人、フィリピン人、マレーシア人、インドネシア人、インド人他のスタッフや同僚をコントロールするのが難しく、思い通りに進めることができませんでした。
異なる文化とバックグラウンドを持つ同僚やスタッフをまとめるために、論理的思考、問題解決能力、そしてリーダーシップが必要だと感じ、友人(カタールで他社大手ゼネコンに勤務)がMBAグローバルコースを受講されていた話を聞き、まさに自分に必要なのはこれだと確信しました。
営業部門在籍中に新商品企画に携わるようになった際、マーケティングや事業戦略立案の基本的なスキルが全く不足していることを痛感したことがMBA取得を目指すきっかけとなりました。
BBT大学院入学時は、30代から40代になり人生のターニングポイントを迎えましたが、自分が管理職の立場にありながら会社経営を体系的に習得する機会がいままでになかったことに気づき、このタイミングで是非、それを会得したいと思い、思い切ってBBT大学院へ入学を決めました。私は海外駐在のため、日本国内のビジネススクールに通学することができなかったため、ネット環境があればいつでも気軽に学習できるBBT大学院に決めました。
今まで独学・OJTで各種のスキルや知識を得てきましたが、それぞれのスキルや知識が有機的に結びついてはいませんでした。10年程前から海外販売子会社の経営を任されましたが、会社経営という観点から、自分の経験・スキル・知識を体系的に再検証し再認識する必要性を感じていました。自分が得たスキルや知識が正しかったのか、会社経営の中でどのように活かせるのか、将来の会社経営はどのようにしたらよいのか。MBA取得そのものよりは、学習過程でスキル・知識の整理をしたいという考えがきっかけでした。
リーマンショックが始まり個人で生き抜く力を身につける必要性を感じたこと、友人達がたまたまBBT大学院での学びにより力をつけていることを見て、本学で学ぶことによる効果を見たことです。 また、管理職として営業担当だけでない更に上位の概念に非常に興味を持ったことから、急遽入学することを決意しました。
当時、管理職に昇進したばかりで、業務へのアプローチも“事業経営”という一段高い視点から業務に携わることを求められるようになっていました。ですが自身にその業務に見合う知識や経験がなく、「戦えるようになるための学びの場」を求めていました。また、リーマンショック等社会に大きな局面変化が訪れていたことも契機となりました。今思うとMBA取得は自分が今後生きていく上での“軸探し”だったのかもしれません。
アメリカでは現地子会社の責任者を任されていましたので、経営者として経営戦略や人材育成、財務戦略などに幅広く関わっていました。アメリカという日本とは違う環境の中で、最終決断するのは自分になります。果たして自分の決断は正しいのか、戦略は間違っていないか、という自分自身との葛藤が常にありました。そんな中、会社の後輩からBBT大学院を勧められ、アメリカからでも問題なく受講できるオンライン学習が可能だと聞いて、自分の経営方法が正しいのか裏付けを得るために、始める決心をしました。
きっかけは、中国・上海の現地法人で董事長総経理になったことでした。董事長総経理になるまでは、主に会計や人事といった管理系の業務が中心でした。トップとして、会社の将来を決める事業計画を策定してくれ、と本部から言われたのですが、その頃は経営戦略に関する知識はほとんどありませんでした。そこで、体系的に勉強しなければならないということを痛感し、MBAの取得を考えた次第です。
営業前線のプレーヤー、営業所長を経験してきましたが、経営というものを体系的に学んだ機会がありませんでした。当時46歳ということを考えると、経営を体系的に学ぶ最初で最後のチャンスであろうと判断してMBA取得に挑戦を致しました。
私がBBT大学院の説明会に参加したのは、入社6年目の時、会社業務にも慣れ、自分なりの成長も感じつつあるタイミングでした。ただ一方で、システムエンジニアという範囲の中の知見だけでなく、より広い範囲で自分のための勉強がしたいと感じていた時でもありました。かねてより経営やより広い視野を持つことに興味を持っており、20代で新たなチャレンジをしたいと感じたこともあって、MBA取得を考えました。