変化やチャレンジとは前向きな言葉としてよく使われていますが、言葉の心地よさとは異なり、自分自身に降りかかった時にはそれなりに痛みや苦痛を伴うものです。長い間同じ業界に努めていると、どうしてもその中に染まってしまうもので、私のいる医療業界も特殊な商慣習の存在や薬事法などの法規制もあり、他業種の人から見て「非常識」なことが「常識」だったり、その逆もしかりです。また昨今大型のM&Aなどで大きな環境変化が起きており、更に日本の国家財政の状況から見て、そう遠くない将来に医療業界全体にも大きな変化が来ることが容易に想像できる中で自分の将来に起こりうることを想像したときに、自分自身が自ら進んで大きな変化・チャレンジをする必要があると感じたことがMBA取得を考えた一番のきっかけでした。海外部門の同僚や海外の上級管理職にもMBA取得者やMBAにチャレンジする人達が多くいたこともきっかけとなりました。
「ビジネスのスキルアップ」と「専門分野の学歴としてのMBAが必要」だったためです。
スキルアップには、戦略的な発想や新規事業を考えだすセンスが必要であり、ビジネスの本質の体系的な理解が必要でした。
学歴として必要だった理由は、外国人との付き合いが増えるに従い、自分の専門分野を分かるカタチで示さなければ相手にされないと感じたためです。
薬剤師として現場の仕事をしつつマネージメントも行ってましたが、専門的な知識以外は本からの情報のみでした。実際に自分が本から学んだことがどれくらいのレベルであるのかも分からないし、何の形にもなっていない事に疑問と不安を抱き、しっかりと学んだ証が欲しいと思いました。また現在の自分が井の中の蛙になっているとも思い、もっと多くの職種の方、意識の高い方とのディスカッションで自身を高めることが出来ると思いMBA取得をしようと考えました。
開発職として就職以来、さまざまな経験をしましたが、その他のビジネスに関する仕事についてはほとんど知らない状態でした。自分の仕事の幅を広げてもっといろいろな仕事や経営に関する事が分かるようになりたいということがきっかけでした。資格等についてはいろいろと検討はしましたが、体系的にビジネスを理解できるのはMBAではと思いました。特に経営については以前より興味があり、MBAの取得を目指しました。
生産部門で内勤が続き、閉鎖感のある中で仕事を進めていて、マンネリ感を感じていた。大きな改善やイノベーションを起こすことにやりがいを感じていたが、そためには、外に出て刺激を受容し、考え方の幅を広げる必要があると考えました。
転職した当時、弊社の諸先輩方はプロフェッショナリズムが高く、新人と言えども一人前に扱い、個人の技術力の向上に対するどん欲さでは他社にない特徴の会社だと思いました。しかしながら、この10年で企業のM&Aが進み、様々な企業文化のもと仕事をしていた従業員が集まり、一つの企業ブランドを形成する環境に急激に変化してきました。弊社もその波にのまれ、新しい仲間と新しいブランド構築に挑戦する日々が始まりました。そのような中、チームを取りまとめる役割をいただきましたが、スピード間のある環境変化に追いつくマネジメントスキルを身近に見つける事が出来ず、そのお手本を外の世界に求め始めたのがBBTとの出会いでした。そんな中、オープンカレッジの問題解決プログラムの受講を第一ステップとして受け、その中で学び続ける必要性を強く感じ、MBAが自然と見えてきたというのがMBA取得への決意の実態です。
私の会社には約4000名の従業員が在籍しています。その中から自分の考えを会社の中枢部に届けるためにはありきたりの提案ではなく、ユニークなものでなければ当然受け入れてもらえません。しかし、奇を衒った発想では保守的な考えを持った層には響かず、かといって実現可能性の高い提案は誰でも思いつくことができる陳腐なものになりがちです。MBA取得を考えたきっかけは、自らを差別化するための手段として、考えをロジカルに組み立て具現化するための方法を学びたいと考えたからでした。
もともと、日本国内において、キャリアを形成を考えていましたが、海外出張をきっかけに、海外での勤務を希望するようになりました。しかし、それを実現するためには、自身に何も武器がなく、ただ漠然と海外で仕事がしたいという強い思いだけが先走るだけで、自己の中で焦りと閉塞感が漂っていました。そのような状況で、当時上司から「OnlineでMBAが取得できる大学院があるから入学して、MBAを取得し自分の将来を描け!!」と言われました。後になって聞いた話ですが、上司自身もBBTに入学を真剣に考えていたそうです。そこで、自分の部下や部下として働いていた若手を何とか入学させMBAを取得させたいと思っていたようです。
当時、私自身も当時の状況に満足しておらず、悶々とした閉塞感、将来への不安がピークに達していました。このような状況からの脱出と自分の未来を創造するためにBBTへの入学を決断しました。
キャリア設計を考えた時に、今のままでは海外はおろか、国内でも通用しない危機感を覚えました。何をすれば良いのか分からず悩んでいた時に知り合った方がMBAホルダーで、その方を通じてMBAを取得についていろいろ知る事が出来ました。
MBAを取得する事によって得る事が出来るビジネス知識や学びを通して成果を出してこられた方の体験談を聞くと、「取得価値あり」と判断。それ以外にも人的ネットワーク構築の魅力も教えて頂きMBA取得を目指すことにしました。
勤務地は変わっても同じ業務を長年経験していると、自身の視野が狭くなる。そう考え、自身の知識やスキルを棚卸しし、複数の外部セミナーに挑んだ結果、どれだけ自身の市場価値が低いのかという事を痛感しました。企業人として、どれだけ自身の市場価値を高められるのか、所属する企業に貢献する事ができるのか、そして職務上、最終顧客となる患者さんに対し、患者さんの幸せの実現に、どれだけ貢献できるのかという部分を追求する必要があると考えました。自身の市場価値を高め、懐いている問題意識を形のあるものに具現化し解決する作業を行うためには、再度学び直しが必要であり、MBA取得が王道ではないかと思い、MBA取得を決意しました。