時間管理です。学業と仕事の両立、加えて家族との時間を大切にし、さらに2年以上の長丁場ですので、自己の健康管理にも気をつけなければなりません。週2回のスポーツジムをノルマと課し、健康を維持したうえで学業を続ける自分なりのペースを確立するまでに、かなりの時間を要しました。
入学後すぐに講義がスタートするため、最初はついていくのがやっとという状況でした。ペースをつかむまでが最も大変でしたが、自分の学習時間のパターン化を図ることで徐々に解決していくことができました。たとえば、週はじめは○○の講義、週末は○○の講義… という形でパターンを作ることにより、講義ごとに頭を切り替えることが出来ます。これが学びを継続する上でのコツだったと思います。
世界一大きな会社に誘われて、大きなチャンスだと思い在学中に転職することを決意しました。大学院での学びと転職という、新しいことへのチャレンジが2つ重なったため、とても忙しい毎日を過ごしました。
科目ごとに学習する時間を決めスケジュールを組むまではできますが、実際に実行となると時間の確保や体調維持が思うようにいかず苦労しました。仕事や接待で夜遅くなると1日の予定、翌日朝の時間確保が難しくなり、週末に挽回するパターンが多かったように思います。おつきあいの飲み会は極力かわすようになりました。
代表者なので大半の時間は自分でコントロール出来る立場にいましたが、それでも学習量は多く、時間配分を自分で調整しないとドロップアウトしてしまいそうになります。また同級生が同じ会社にいるなど気軽に講義の不明点を聴ける環境にある人は良いですが、そうでない方は理解できない部分については独力で理解しないといけないので、理解を高めるのにそれなりの時間を要します。そのため、時間の確保を十分にする必要があると思います。
業務上かかわったことのない業界や、興味の薄かった業界がRTOCSのお題に上がった際、まずはその業界について広く学び、業界構造から理解する必要があり苦労しました。
自身が経験したことのない新しい課題に取り組んでいくにあたり大変良いトレーニングになったと思います。
基本的にはオンラインでの学びのため、強制力が弱いです。そのため、仲の良い友人や上司からの遊びや飲み会の誘いなど、誘惑に負けてしまいがちです。負けても良いのですが、その場合は、どこかで時間を捻出しなくてはならず、結局しわ寄せが行きます。
いかに自分で時間をコントロールするか、そのコントロールをしようというモチベーションを維持するか、が最大の課題でした。
中国のインターネット通信事情は平時においても通信速度が遅いが、中国政府の検閲が強化されると、更に接続が難しくなります。最近は平時の通信速度が以前に比べて若干早くなってはいますが、いまだに遅く且つ不安定です。VPNなどを利用して個人的に対応するしかなく、BBT関連の番組はVPNを通せば大抵みることができます。ちなみにGoogleやTwitter、YouTubeなどはVPN無しでは視聴できません。LINEは携帯電話番号が中国の電話会社の場合はVPNを通してもほとんど利用できません。
私は寝起きがあまり良くないほうなので、早起きはあきらめ、夜中+土日で学習することにしました。ですので、平日は会社の行き帰りと土日で睡眠時間を確保し、平日は睡眠不足でした。日本との時差の関係で私が就寝する頃に日本のクラスメートが起きだしてAirCampusに投稿を始めるということも結構ありました。
多くの科目の課題が重なる時が最も苦労しました。寝る時間を短くしたり、移動時間はずっと学んでいました。それでもそれが習慣化できましたし、そのことで仕事も今まで以上に効率よく進めることを意識しました。さらにはいつまでに、どの課題を提出しなくてはならないのかということを整理することです。もちろん学校からのサポートもありましたが、学生同士が課題の提出期限を告知しあうことで、提出忘れをすることを防いでいました。