ただでも忙しい会計事務所で働いておりましたので、繁忙期は週80時間は働いていた上、出張も多く、とにかく学ぶ時間を捻出することが最大の課題でした。移動時間やトイレに行く時間などに、課題や投稿のアイデアを考えるという毎日で、「常に考える」日々でした。空いている時間に一気に課題を仕上げたりしていたため、タイピングのし過ぎでけんしょう炎を患い、仕事や課題の締め切りに追われる毎日から、帯状疱疹も煩いました。半端なく忙しい毎日でした。
早朝と通勤時間をフル活用して時間は捻出しましたが、もっと勉強したいと思うときに、時間制限があるのは辛いときもありました。
ただし、限られた時間をどう活かすかという点でマネジメント力が高まりました。
慣れてしまえば、なんということはないことでしたが入学当初は仕事が残業続きだったことがあり、勉強のための時間を作るのに苦労しました。試行錯誤で続けていくうち、無駄な仕事を減らすことができ、仕事も早く終わるように。勉強も、どの時間帯が一番集中できるのかが分かってきたので、時間配分が出来るようになりました。
入学して一番衝撃を受けたのは同級生のレベルの高さでした。AirCampusは真剣勝負の場であり、大前学長も発言をチェックしています。入学当初は何を発言していいかわからずにPCの前で呆然としていました。「このままだと“発言イップス”になる・・・」と真剣に悩んだ結果、卒業を3年間に延ばしてひとつ1つの科目にかける時間を増やしました。すべてがオンラインのため、講義は何度も受講することができるし、ノートを取るために講義を一時停止することもできます。また、単位を落としさえしなければ3年目にかかる費用もシステム利用料のみ、と自分に合った学習スタイルを構築しやすいという点もBBT大学院ならではと感じました。
24時間の中からつきあいやお楽しみは排除することができても、ベンチャー企業の経営者なので膨大な仕事量をこなさねばならず、勉強の時間を捻出するのが大変でした。また時には中途半端な仕上がりのレポートを提出したり、課題図書を読み込めなかったり、すべての投稿に目を通せない時、もどかしい思いもありました。これは卒業した今、丁寧に時間をかけて学び直したいと思います。
IT関連の業務しか携わったことがないため、経営に関する講義は吸収するのが大変でした。
RTOCS(Real Time Online Case Study)はいろんな業種の課題が毎週出されるので、クラスに一人はその手のプロがいたりします。
自分で調べたことや考えたことをその人にぶつけてみたり、教えてもらうことでお互い学び合うことで成長しました。
良い意味で、仲間とのAC(AirCampus)での議論は苦労しました。
議論の質という面では、議論する相手はその場の思いつきで質問や反論をするのではなく、自身の意見と共に時間をかけて調査したFACTベースでの議論がされるため、有意義な議論でしたが、自分も質を確保した議論を構成しなければならないことに苦労しました。
時間という面では、ACは時間に制約されずいつでも質問・反論が可能なため、自分のほうが十分に時間を確保できないときに質問や反論された場合に回答が遅くなってしまったりしました。議論が盛り上がっているときに参加したいという思いもあったので苦労しました。
グローバリゼーション専攻で学んでいたため、卒業のためには2回のオーストラリアワークショップ参加が必須でした。会社にもMBA挑戦の話は伝えてあり、上司の理解も得られている状況ではありましたが、年に2回2週間近い連続休暇を取得することは難しく、特に工場の事業計画策定時期と重なる1月のワークショップ参加は難しくなり、2年での卒業を諦め3年計画に変更しました。BBT大学院では3年計画に変更しても、授業料負担額にあまり影響が出ないため、自分にあった柔軟なスタイルで学ぶことが出来ました。
個別の科目に専念しすぎてしまい他の科目をおろそかにしてしまうと(たった数日ACへ参加しなくなるだけで・・)早に「置いてきぼり」をくった感になります。得意・不得意科目がある中で、各教科を満遍なくタイムリーに受講・発言・議論することは最も難しい点でした。
考え、理解を深めることが大切と考え、AirCampusでのアウトプットの量を確保しようと思いましたが、時間の確保に苦労しました。仕事や家族との時間もありますが、BBT大学院に時間を取れても複数科目受講で1つひとつの科目に時間を割くことも簡単ではありませんでした。