個別の科目に専念しすぎてしまい他の科目をおろそかにしてしまうと(たった数日ACへ参加しなくなるだけで・・)早に「置いてきぼり」をくった感になります。得意・不得意科目がある中で、各教科を満遍なくタイムリーに受講・発言・議論することは最も難しい点でした。
考え、理解を深めることが大切と考え、AirCampusでのアウトプットの量を確保しようと思いましたが、時間の確保に苦労しました。仕事や家族との時間もありますが、BBT大学院に時間を取れても複数科目受講で1つひとつの科目に時間を割くことも簡単ではありませんでした。
2年目はクラスメートとのスカイプでのディスカッションも多く、日本が17時間進んでいることから時間調整に苦労しました。また、9月から3月までは毎月海外出張があり、時差ボケ、仕事、そして学習の時間調整が必要であり、ここでも自己の時間管理能力を鍛えることができました。出張に出る前にはiPadに講義をダウンロードしておき、ネット環境がない機内ではひたすらダウンロードした講義を聞く時間にあてました。24時間アクセスが可能なオンラインキャンパスを有効活用することで時差などの時間的な制約を調整しました。
最終試験のみクリアすれば単位が取得できる日本の大学のようにはいかないのがBBT大学院。ほぼすべての教科の単位取得において議論への「参加(発言数)」とその「質」が求められるというしくみに大変苦労しました。正直、自分は最後の最後までクラスに貢献できるような発言はできなかったと思います。しかし、この学び方は厳しいですが、最も物事を分析し、自分の頭で考え、発想し、表現する力を身につける最良の方法のひとつであることは間違いないと思います。
入学当初は授業・課題にまだ余裕がありつつも、徐々に密な科目進行になり自身の業務も忙しくなると圧迫されるのは睡眠時間。なんとか日曜日を使って消化していましたが、卒業まで時間のマネジメントには苦労しました。他方で、自分にとっての最低限寝なくてはいけない時間や意外とマルチタスク型の取り組みは自身に向いていないことが分かったのも発見でした。
働きながら勉強するということで、学習時間の捻出に一番苦労しました。
物事を深く掘り下げて理解していくのに必要な時間に加え、その周辺情報も調べて理解することも必要である為、絶対的な学習時間が常に不足している状況でした。また、複数の科目の受講期間が重なっている時は、一つひとつの科目に掛けることができる時間が更に少なくなり、習熟度が浅くなってしまいました。
また、そのような状況で優秀なクラスメイトとの力量の差に愕然とし、何度も挫けそうになりましたが、何度も助けてくれ、気持ちを奮い立たせてくれたのもクラスメイトでした。
入学後、半年で転職したため、新しい職場に慣れるまでは、学業と仕事の両立に苦労しました。また、運動不足と睡眠不足の影響で、体調を崩したこともありました。最短でも2年という長丁場なので、ペース配分を考えて、自分にあったスケジュールを立てられるようになるには時間を要しました。
朝型の生活に変える事と、スキマ時間の発掘で何とか時間を捻出しました。また、RTOCSなど出来る限り手順をフォーマット化する事で、少しだけ効率化できたり、いろいろ工夫する事で対応しました。
期限までに課題を消化していく事に苦労しました。科目が時期的に重複しますと、課題の消化がタイトになってきます。科目によってはAC(Air Campus)への投稿回数が課せられており、投稿内容も成績評価の対象になりますので、感想レベルにならない様、Factと自身の考えを盛り込み質の維持に留意しました。特にRTOCSでは、経営者目線になる事が要求され、解決の方向性を言い切る事を指導されます。言い切るとはコミットする事になりますので最初は抵抗感がありましたが、当事者意識へのマインドセットはこの断言が出来るかどうかに掛かってくる事が分かってきた時にはブレイクスルーを実感出来ました。投稿の質を維持する為に時間に追われない状況を作れる様、課題が出題された時点で、クラスで一番最初に投稿する事と、毎日、少しの時間でもACを開く事を習慣化し、2年間心掛けてきました。
仕事では新たに大きな業務のキックオフをするタイミングで、忙しくプレッシャーが高かったのに加え、家庭でも出産や育児と重なりました。特に、育児は夜泣きなどで、それまで築いていた朝晩の勉強サイクルではうまくいかない上、どうしても時間を割かなくてはいけない家事も発生し、勉強時間にも制約が出てきました。業務・育児・学業でどれも完璧に100%などできないと悟り、時間・体力的にどのようにリソーセスを分配するか考え、実行したものの、今でもあの時あれで良かったのかと悔やむことがあります。