在学中は、日本人ビジネスマンがまず出張しないような新興国に頻繁に出張していました。一日に何度も停電が起きるような地域でしたので、通信環境は劣悪でした。講義の視聴やダウンロードは出来ず、Web検索での調べ物もできない状態でした。
そのような環境下でも出来ることはありました。例えば、視聴可能な全ての講義映像をスマホに、また、クラスメイトの発言をAirCampusインストール版に事前にダウンロードしておき、オフラインでも視聴/閲覧できるようにしていました。さらに、通信環境が悪いことをポジティブに捉えて、課題について自分の頭だけでじっくり考える時間を持つようにしていました。
どんなにやり繰りしても、クラスの議論に取り残されてしまう部分はあったので焦りましたが、それは仕方ないと割り切りました。その分、別の週にできるだけ追いつくよう努力しました。
入学までは職場の仲間や友人と頻繁に飲みニケーションに行っておりましたが、入学後は必要最低限しか行かなく(行けなく)なり、お互いを理解し合うためのコミュニケーションの量が減ったように感じてしまいました。そのため、職場の仲間との人間関係に希薄さを感じる場面が増えてしまいましたが、就業時間内に意識的にコミュニケーションをすることや組織マネジメント・リーダーシップなど講義やAirSearchで学んだ知識を駆使して、動機づけや気づきを促すコミュニケーションを意識的にすることでカバーできたと考えます。また、体調を崩してしまうと数日~1週間を棒に振ることになるため、日々の通勤時や出張時などはマスクを着用し体調管理に努めました。
在学中の出産となったので、課題提出間際に陣痛がきたり、出産後は中期・短期の学習計画を立てていても、子供の急な発熱、嘔吐などで深夜に救急外来に行ったり、寝るはずの時間に寝てくれなかったり、特に子供がハイハイを始めるようになると予想外の動きするため目が離せず、計画通りに学習を遂行することが難しかったです。それは計画自体が甘いのだと言われそうですが、家庭環境や子供の月齢や性格の違いは大きく、お手本がないため、日々試行錯誤で時間を作り出していました。どんな理由があろうとも、課題の提出期日を過ぎることは許されないため、子供関連の言い訳が通用しないのは苦労しました。
一つの議論に対し、短時間で沢山の意見があり議論が繰り広げられていくため、一日でも履修している科目を確認しないと、議論についていけません。未読を通知してくれる数が読んでも読んでも減らない状況に慣れるまでに時間を要しました。大学院のレベルの高さに圧倒されました。
前述で平日は講義の視聴、AC議論・課題等は週末に集中して取り組んでいたものの、業務過多となったり、プライベートイベントが重なり段取りは崩れるもの。まして2年で卒業するとなると、講義視聴・AC議論・課題提出等が重なり、精神的に追い込まれる時期があります。その時は割り切ってプライベートの充実は期待せず、卒業後のご褒美を想像しながら過ごすことをお勧めします。
AirCampusは学生同士の生活リズムや居住地域によって時差がある学びの場で、勉強している時間もバラバラであることは事実です。学生間で実際に会うことが少ないこともありますが、そのような中、講義の進み具合で、各自がバラバラな時間に意見を投稿してくるため、その調整について苦労したことを覚えています。
卒業研究は社会問題解決論文を選択しましたが、社会問題を解決するようなことを漠然と考えることはあっても論文にするようなことは一切経験が無く、全てが暗中模索・五里霧中といった状況で進めていきました。何度も立ち往生しながらも、担当教授からの有り難いアドバイスと、諦めないで継続した一次情報収集とその分析等から結論の方向性を見出し、なんとか完成・提出しました。しかし、他の科目と違い、自身の卒業研究のレベルを自身で測ることが出来ずに不安が先行し、大きなストレスとなりました。また、タイミングの悪いことに2年次の後半から1月末の卒業研究提出締め切りまで、仕事がこれまでに無い程に忙しくなり、卒業研究も仕事もギリギリまで追い詰められるような状況となって体調を崩し、一度だけですが会社を早退しました。大事には至りませんでしたが、在学した2年間でもっともつらい状況でありました。
仕事が第一優先でしたので、まずは仕事に支障が出ないように気をつけました。睡眠と食事の時間以外はすべて学びと家族との時間でしたので、按分に四苦八苦でした。子供から「遊ぼう!」と言われ、「パパちょっとお勉強するからあとでね」といって結局遊べなかった時は正直しんどかったです。でも少しでも時間ができれば私の方から子供に「遊ぼう!」と言って、なんとかやりきった2年間でした。それにより時間の有効活用が人生にとって一番重要であることに気づくことができました。
勉強時間を捻出するための日々の時間のやりくりに苦闘し続け、これについてはゴールがなかったと思います。ひたすら空いた時間がないか、今週はどこでまとまった時間を捻出し手持ちの課題や論文を片付けるかを、通勤電車の中やちょっとした時間にスマホのToDoリストに登録して忘れないようにしていました。でも一つこなしてToDoリストから消し込むことにちょっとした達成感もあり、メンタルも充実させたことが継続のコツかもしれません。
あとは発言の回数が各科目で最低ラインの指定をされているため、追いついていない科目の発言を通勤電車の中でよくスマホからしていました。例えば帰りの電車で発言途中で下りるべき駅に着いてしまい、慌てて電車を出てから駅のベンチに座って発言の続きをすることがありました。当時は必死で取り組んでいたのだとは思いますが、今考えると少し異様な光景でもあり、いい思い出です。
同級生のモチベーションに高さには圧倒されました。
半分強制の通学による授業であれば、ついていく事も少しは楽だったかもしれませんが、インターネットでの授業の場合は、自分との闘いです。
そして、仕事が忙しいという言い訳は効かない、皆一緒の境遇であり、もっと粗悪な環境の中で勉強している同級生もいます。
この流れについて行くことが苦労した点ではありますが、このモチベーションの高い同級生のお陰で卒業できた事も事実です。この仲間はこれからも大事にしていきたいと思います。