MBAの取得というよりは、経営を体系的に理解したいという希望のほうが強くありました。製薬業界は「ハイリスク、ハイリターン」型の業界といわれており、新薬開発の成功確率は著しく低いことが知られています。私はその中で入社以来研究、開発業務を続けており、その環境にどっぷりつかっていました。常に多大な投資が必要な反面、特に売上、利益には直接的には貢献していないこの業務が、経営側からはどのような視点で見られているのだろう、というぼんやりとしたイメージからMBAにたどり着きました。さらに調べるにつれ、単に経営的な視点のみならず、実学を学べる分野だと強く感じ、MBA取得に挑戦することを決めました。
転職した同期や他業種の先輩と話をしていると、現在の自分に危機感とも言える焦りを感じ始めました。周囲の人たちは目標が定まりキャリアプランを描いているのに対し、一方の私自身は将来を全くイメージできていないということに気づかされたのです。この体験により自身のこれからを考えるようになり、MBAを検討し始めるに至りました。
もっと新しい角度から世の中の仕組みを見て、自分自身で新しい仕組みを作ってみたいと思い、MBAへ挑戦することを決めました。
当時は社内最大のセクションの課長職で、毎週末出勤するような状況でした。管理職といってもプレイングマネージャーであり、自分の力では余るほどの仕事と管理量だったと思います。それでも必死にやっていました。しかし、人事異動をきっかけに、規模は3分の1の若手ばかりのセクションに異動になり、商圏も売り上げも無くなりましたが時間ができました。そこで、これまで考えることの重要性は感じていたものの、できていなかった論理的、体系的なビジネスの総括をしようと思い立ちMBAを取得することに決めました。
治療院経営者の目線ではとてもではないが100億円の企業を想像する知識が無かった。これを埋め合わせるには大きな変革が必要であり、考えついたのがMBA取得であった。大企業のプロ経営者がMBAを取得している事を知っていたので、帰納的に考え同じ過程で学ぶ必要があると考えました。
配属された新しい組織で新規分野へのアプローチを行うにあたり、限られた資源と時間・これまでの業務の中で蓄積してきた知識だけで先行する他社との競争に勝ち、自社の足場を築いていくことの難しさを感じました。
そこで与えられたチャンスを生かすために経済・経営・問題解決について体系的に学び、自社提案の武器にしたいと考え入学を決意しました。
年齢が40代半ばになり仕事上で経営ノウハウの必要性を感じていました。また妻が先にMBAを取得しており、彼女の上昇志向や価値観の影響も大きかったと思います。先ず単科生として受講を開始、その後2013年秋に本科へ入学しました。
もともと経営に興味があり、ビジネス書は好んで読んでいました。以前、大前学長の本を読んで戦略的思考や、問題解決能力をもっと身につけたいと思ったこともありました。私の場合、海外勤務という状況に置かれ、このままでいいのか?と自問自答する中で、今いる会社で更なる昇進・昇給をするためには経営学をきちんと学び、形としてMBAが修得できれば、自分のためにもなり、また、今いる会社にももっと貢献できるのではないかと考えました。
小さな組織であっても「経営者になりたい」ということが動機でした。漠然とではあるけど、そのことを達成するためには、MBAが必要なのではないかと考えていました。大学院に入る前はある程度の業務に対する自信がありました。具体的には自分の職場では「与えられたデータから言えることは何か」、あとはうまくプレゼンテーションすれば、社内の慣習や人間関係に基づいて、仕事を前進させられれば良い。そのような環境から外に出て、業種も年齢も異なる仲間と「他流試合」をしたいと思うようになりました。そのことで自らを鍛えていけば、自分の目標が実現していくのではないかと考えて、MBA取得を決意しました。
私は、財務・ファイナンス等金融の専門性を高め、長い間プレーヤー的な職務に従事していました。また、過去に海外勤務に従事していた際に、海外では、金融の専門性だけではなく、MBAで経営全般について理解しているビジネスマンが多いことを実感していました。
日本の金融機関もグローバル化をすすめており、今後グローバルでビジネスをしていく上で、専門性だけではなく、グローバルの視点から経営全般のスキルを高めることは必要不可欠と考え、MBA取得を検討しました。