社会人として10年経ち、所属する会社や組織をより良い方向に導いていく力が自分には足りないことを日々の業務で感じていました。また、これまで出会ってきた大前学長の著書で語られている、世の中から今求められているビジネスマンの理想像に対して今の自分は大きくかけ離れ、新社会人の頃思い描いていた姿に成長できていないことに不安を感じました。BBT大学院でビジネスを1から学ぶことでこれからの仕事人生がより充実したものになってくればと願い、BBT大学院で学ぶをことを決めました。
自身の部門は本社から離れた事業所の形態であり、物理的にも業務的にも独立性の高い部署です。責任者を任されたものの、自由度が高いあまりに、自身のスキル不足を実感しました。そこで総合的にかつ実務に活かせる学びができるものとして探した結果、経営を学ぶのに最もMBAが適していると思ったからです。
もともと自分の課題として論理的思考や創造力が足りないと感じており、また入社以来同じ業務を担当していたことからも、このままではいけないとの思いを持っていました。しかしながら、自分に自信が無く、自分の得意なことも分からない状態であり、具体的に何をすれば良いか分からない状態でした。
そんな中、幸いにも私は営業として社外の方々と仕事をする機会が多かったので、そこで凄いと感じた人達は何故凄いのだろうかということを考え始めました。私が尊敬する方々は国籍や大学での専攻、職歴も違いますが、一つだけMBAホルダーであるということが共通していました。
徐々にMBAに対する憧れが強くなっていきました。また、特に海外の方は非常に論理的で、自らの専門業務に加えて経営者目線の考えや知識も持ち合わせていることもあり、MBAを取得すれば自分もそうなれる、自分に足りないものを少しでも補ってくれるのではないかと考えました。
30代半ばを迎え、自分の専門領域の知識は高まるものの、経営的な視点、特に財務力に関してはなかなか学習する機会が無かったため、体系的に学ぶことが必要だと感じていました。また独学で学習するよりも、共に学ぶ仲間と出会えることと、将来の選択肢(特に転職)が増えることに期待し、MBA取得を考えました。
正直言いますと、病院の事務長就任当初は「MBAなど不要」と思っていました。しかし、難問に直面していく中で、根本的な自身の知識の基礎力不足を痛感させられました。そこで、MBAについて改めて調査し、取得を考えるに至りました。
マーケティングの仕事を始めてから、経験だけで行うビジネスに違和感を覚え、限界を感じた為、経営を体系的に学びたい想いからMBA取得を考えました。狙いたいポジションの応募資格にはMBAホルダーである事が頻出されていましたので、思い通りのポジションを獲得し、キャリアアップを目指す為には、MBAは必須の武器なのだと当時漠然と思って入学しました。履歴書に記述する資格にとどまらず、実学としても必要となる知識を身に着けてこそ、ビジネスの場で戦略的に勝て、次なる自信に繋がっていくと思ったからです。従って、私の場合、入学時からトップでの卒業を目指して臨みました。女性やグローバルで活躍される方にとってポジションが高くなればなるほど、特に経営者の皆様と話をする際、MBAホルダーは一人前と見なされる事を、卒業して実感しています。第一線で戦う者にとって、MBAはビジネスを行う上では必須のアイテムであるといえます。
きっかけはいろいろあります。生産分野以外への興味、グローバルなビジネスへの好奇心、大前学長はじめ一流教授の方々からの薫陶の機会、入社前からMBAは取りたかった、10年実務を経た後で体系的な理論を学びたかった等々ありますが、一番はもともと事務系入社で、エンジニアのような確固たる後ろ盾がなく、何とか自分の強みを見つけたい一心でした。
会社員を辞め、起業を想定しての入学であり、起業にあたって取引先に信頼されるだけの知識と情報を得たいと考えました。また、それまでの自分の専門分野や業界とは異なる分野でも取引先を拡大できるように、あらゆる分野の経営について勉強したいと考えました。
縮小傾向にある日本市場は限界が来ていて、世界市場を考えて仕事を進める機会が増えてきていました。
そのような中で、社内研修を通じて、語学としての英語だけではなく、欧米の経済だけではない、いうなれば全球化という意味でのグローバルの要諦を英語で学ぶ事に興味が沸いていました。
そんなときにBBT大学院を知り、遠隔学習で通学の必要もなく仕事を続けながら、学べることに魅力を感じ、入学しました。
グローバルで活躍できる日本人を目標に社会人になりましたが、これまでの自分が積み重ねてきた知識や経験に加えて、もっと幅広いスキルと経験を付ける必要があると実感してきました。これからもグローバルで勝負していくために、MBAを通してより高みを目指したいと考えて、MBA取得を決意しました。
同時にMBAはいつか勉強したいという願望もあり、挑戦せずにいたら必ず将来後悔すると思ったのも理由の一つです。