BBT大学院での授業、及び講座の内容は、正に現代の日本の教育に欠けてしまっているものを提供してくれるものであったと感じています。それは、大学側、及び大学教授が生徒に対して教えたい授業内容ではなく、日本社会、及び生徒にとっての必要不可欠と考えられる内容を授業として提供して下さるものでした。それは、高橋俊介教授の言葉である「Whatを構築できる能力」につながるものであると感じました。つまり、トップ組織構成員だけではなく、末端の組織構成員全員に対する、「How構築能力」だけにとどまらない、全く新たな概念を生み出す為の「What構築能力」であると確信することが出来ました。
とても実りのあるものでした。知識やスキルを身につけるだけでなく、目線が上がる、情報感度が上がるなどの意識面にも良い影響があると感じています。その意味で、ビジネスパーソンとして総合的に成長ができるのではないかと思います。
改善点があるとすれば、法規制によりなかなか実施が難しいとは聞いていますが、スクーリングなどのリアルでの交流イベントが増えるとより良いのではないかと感じています。非公式の勉強会や懇親会も含めて学生間の交流を深めることは、学びを深める、ACでの投稿をより積極的におこなうモチベーションになる、など様々な効果があると思います。自分自身は交流を深めるイベントに出席できなかった方だと思いますが、もし入学された際には、ぜひおすすめしたいと思います。
通勤中や会社での休み時間、旅行先でも講義の受講やディスカッションに参加することができ、遠隔教育のメリットを多く享受することができました。また、サイバーディスカッションは対面でのリアルタイムなディスカッションと異なり、時間をかけて事実の調査や思考をすることができたので、とても深いディスカッションが行えたと思います。
面白く(難しいが)、実践的な内容なため、自然に講義に集中できたと思います。自分は海外勤務で出張なども多く、時間が制限される環境でした。そのような中でも、ネットがつながる環境ではいつでもどこでも講義を受けることができ、AirCampusで発言をすることができたので、時間や場所の制約を受けることもなく、非常に学びやすかったです。
BBT大学院の教育は非常によく考えられたプログラムになっていると思います。全ての授業が有機的に繋がり、また、一つ一つの授業も単体として成立しています。BBT大学院の授業を全て受講することで一つずつの受講だけでは得られないものを手に入れることが出来ます。そして、その仕上げとしての「RTOCS(Real Time Online Case Study)」で、学んだことを総動員しながら徹底して議論を戦わせ、学びを力に変えていくことが出来ました。また、卒業後も継続して学習出来るシステムになっていると感じています。
オープンカレッジ講座は楽しいことが多く、BBT大学院も同様だろうと思っていたのですが受講生各自が職務上の問題を真剣に考え、真剣にディスカッションを重ねる日々がひたすら続くことになりました。まさにこれ以上ない試練の道が用意されていますので、能力が卓越した人にとっても、熱意に勝る人であっても噛み応えがありますね。今では優しい大前学長ですが、マッキンゼーOBの方々から鬼として恐れられた片鱗を見ることが出来ます(笑)。
ハード面(学習環境)とソフト面(カリキュラム・コンテンツ)ともに非常によく考えられたシステムに基づくものだと思います。
ハード面に関しては、AirCampusをプラットフォームとしたサイバー上にて提供されますが、PCやスマホ、タブレットなどに対応しており、学習のスタイルに高い自由度があります。実際に私も、自宅にいるときはPCで、出張時などはスマホでと状況により使い分けていました。
ソフト面に関しては、一流の実務者からなる教授陣と、精査された内容のカリキュラムと回毎のコンテンツは期待以上に深いものでした。
総合的に考えて、十分に満足のいく教育システムを提供いただいたと思っています。
一言で言えば期待以上でした。AirCampusでの学習は最初はどうなるか正直不安でしたが1週間後にはその不安は完全に吹き飛びました。AirCampusでは文章でやり取りすることで自分の投稿が残るため、きちんと言いたいこと考えて投稿します。その結果アウトプットの質が高まり、それを見返すことで自分の良いところ悪いところがよくわかります、また学友の投稿もおおいに参考になります。AirCampusでは遠隔教育だけでなく、参加者全員の記録が残ることも大きな威力を発揮しました。
お世辞抜きで素晴らしいの一言に尽きます。私はグローバリゼーション専攻でしたので、2年次には多くのビデオ・カンファレンスやface-to-faceのインタビュー、ディスカッションを通じて、多くのクラスメートとの直接の交流機会を得ました。最終の2週間ボンド大学実習を含め、オンラインとオフラインの絶妙なハイブリッド・ストラクチャーが大いに学習効果を増幅したと思います。大前学長が「集合知」の重要性を常に唱えられていますが、この学習環境はまさにその意味を実感する場となりました。
BBT大学院での遠隔教育はテキストベースの議論(文章のやり取り)になるため、発言内容のクオリティが重要視されると感じております。普段の職場の議論であれば、声の大きい人、権限のある人の意見が尊重されることがありますが、BBT大学院ではFACTベースの論理展開が価値の高い発言となります。「誰がではなく、何を言ったか」が重要視されるため、本来必要とされる力を養うことができると考えています。