自分自身や、自分の仕事に対する理解が進みました。様々な業種・業態・組織・職位・年齢の同級生とのディスカッションを通じて「社会の中の自分、自社」が以前よりも明確になったと思います。これにより、良い意味で腹が括れました。また、論理的思考を徹底したことを通じて、組織や社会が大切にしている情緒的感覚についても理解が進みました。
付き合う人が変わったこと、生活における時間配分が変わったこと、が大きな変化です。
BBT大学院では、仕事の本質とは何か?を常に考えさせられるので、必然的に自分自身と向き合う時間が増えました。
苦しい時は、同期に相談したり、本を読んだりして、考えを発散させたり、収束させたり、今までの人生で一番自分に向き合ったと思います。
結果として、やりたい事がみつかり、素晴らしい仲間に出会う事ができ、起業をするフェーズにたどり着くことができました。
「メディアがこう言っているから」、「世間ではこうなっている」という情報を鵜呑みにすることは止め、気になることは自分でデータ等を知らべ、ファクトを確認し、仮説を立て、論理的であるかどうか自分の頭で考えて判断するようになりました。そして、今、自分が社会的な課題に対して何ができるのかを考えるようになりました。今まではただ漠然と「こういう事業をしたい」と考えていましたが、卒業研究を受講し、教授から指導を受けることで漠然としていた事業計画がより具体的なものになり、起業を決心することになりました。
一つ目に、新しい環境や出会いを不安に思う人間でしたが、新しい出会いがもつ大きな可能性に感動し、迷ったら取り組んでみる勇気が身に付きました。それによって、多くの学び、気づき、出会いをたくさん得ることができております。二つ目にはFactの重要性を改めて実感し、Factベースでものごとを考える冷静な判断力が身についたと実感しております。
自分が取り組むべき課題に対して、当事者責任を持って対処できるようになっただけではなく、自分が見聞きした課題に関しても、当事者責任を持った対応が一般的に出来るようになりまして、その課題に対する自分の意見や対処方法を常に考える習慣癖が出来上がったように感じます。選挙の際に学長がよく仰っていらっしゃった「B票」有権者からの脱却が出来たように感じます。
ビジネススキルの習得や思考力を高めることにより、これまで以上に仕事に対する興味が高まり、意欲が高まりました。またぼんやりとしか考えられていなかったキャリアについてじっくり考えられるようになりました。
MBA取得という学歴は一つの成果ではありますが、その過程で多くの課題に取り組み、濃密な時間を過ごしたことが、自信につながっていると感じています。
入学前の目的には無かったのですが、視野が世界にも向かうようになりました。入学前は完全に国内のことしか考えていなかったのですが、グローバルな視点の授業や、既にグローバルに活動している同級生から多くの影響を受けた結果です。やり方によっては自分のような自営業者でも世界を相手にできると意識の転換が起きました。人間何歳になっても変化できると実感しました。
MBAというのは自分には今まで縁がないもの、また一部の特別な人のものと思っていました。しかし、実際はそうではありません。
少なくとも、自分の場合は学んでいく中で、自分自身が変化していくことを感じました。講義の素晴らしさだけでなく、同じ場所で志を持ったクラスメートと発言し合える、刺激を受ける、与える等、仕事とは違った仲間たちと交流し合えることで、知識だけでない自信がついたと思います。
何かを考える時にデータに基づいて将来を見通し決断を行うような思考方法となりました。そして、難問に当たった時にもイノベーションで学んだ手法を使い、様々な試行錯誤を繰り返し、自らが最良と思う手法を考え出してその実行を自信を持って行うことが出来ています。
また、部下を指導する際にも理論に基づいて行うため、部下本人の同意を得やすくチームとしてのベクトルを合わせ易くなっています。
寝食忘れて盆正月も休まずに3年間頭を動かし続けたことで=言い回しはかなり古いのですが=「根性」が付きました。めげたり悩んだりする対象が極端に少なくなり、弱音を吐かずにコンスタントにタスク遂行していく力が付きました。どんなに大きな問題も「死にはしないだろう」と楽観的に構えている日常です(笑)。