考える目線があがったこと、視野が広がったことが挙げられます。BBT大学院でとりあげるテーマは企業経営に始まり、政治、経済、海外情勢、はたまた、ライフスタイル・趣味といったところまで広がっています。会社の中で仕事をしていると、どうしても自分の業界、自分の会社、さらにせまく自分の仕事の領域で物事を考えがちですが、BBT大学院で学んでいるうちに、それまでとは違う視点、視野で考えている自分に気づくことが増えてきました。
二つあります。
1つ目は、良い仲間が得られ、同期生や先輩方と交流することでいい刺激が得られる環境になったことです。仕事で困難にあたっても、仲間もがんばっていると思えば自分もがんばれると思えています。
2つ目は、勉強する習慣が身についたことです。日々、2~3時間学ぶことに費やした結果、習慣化できました。卒業した今は、改めてBBTの英語講座を受講し始め、引き続き学んでいます。今後も英語だけでなく、BBTでの学びを復習したり、本を読むなど続けていくつもりです。
何事にも取り組んでみる姿勢、そして物事に対する当事者意識です。毎週のようにこなしたRTOCSへの取り組みが「もし私が~~だったら」という意識を刷り込んだのだと思います。あとは単純な事ではありますが、やはり2年でクリアできたということは自分に対する自信になりました。カリキュラムとしては軽いものではありませんので、それをこなすことが出来た自分がいれば何事にも打ち勝てるという自信です。
考える習慣をつけて頂いたと感じています。経験則と少ない基礎知識から行っていた過去のスタイルから脱し、FACTに基づいて思考をめぐらす事で、判断の基準を常に持ち続ける事が出来るようになったと感じています。
過去に何かが不足していると感じて経営から退いた経験があり。振り返る事が苦痛でしたが、BBTでの学びを経た今、あらためて振り返るとほんの少しの知識不足であったと感じる事があり、振り返りの苦痛を和らげる事が出来ました。
まわりに流されなくなりました。世の中の常識や、マスコミ等の報道内容をそのまま鵜呑みにする事が無くなり、自分で調べて自分で考える、というクセがつきました。結果的に、そのクセは自分自身の人生をマネジメントするために必要なスキルであると、私は考えます。BBT大学院での学びを通じ、会社任せ、人任せの人生ではなく、自分自身は何がしたいのか、それを達成するためには何をどうすればいいのかを深く考え、実践するための力を得たと考えます。
一番の変化は自信が確信に変わったことです。これまでは自らの提案が取り入れられず、事業が潰されるのを手出しもできずにただ見ているしかできませんでした。そんなとき、他の企業も本当にこのような経営を行っているのだろうかと疑問に思うこともありました。しかし今は、自らのビジョンをより明確にすることが出来、かつ確信が持てるようになりました。
自分自身の発想を邪魔する、知覚、感情、文化、環境、知性、表現の壁を取り除いてくれました。これは、大前学長が監修・監訳している、メンタル・ブロックバスターで取り上げられている内容ですが、まさにBBT大学院で実践させていただきました。
今、自分がいる会社がどういう状況にあっても、自分の力で人生を切り開いて行けるであろう、という自信(過信はいけませんが)のようなものが得られたと思います。そう思えるだけの多くの学びの機会があったと実感しています。
日本のメディアの裏を大前先生に教わったので、ニュースを見る目が変わりました。また、RTOCS(Real Time Online Case Study)で様々なビジネス分野の勉強をしたので、ビジネスニュースにより関心を持つようになり、日本に限らず、世界の経済・企業の動きに関心を持つようになりました。
世の中を観る眼が変わったことです。これは終わりのない修行だと思っていますが、BBTで学んだことで、その学びが加速しより深まったことは間違いないと思います。学ぶことを完了させるのではなく、学ぶキッカケを与えてもらったという点でも、大きな出会いであったと思います。