仕事上やプライベートで困難な状況に遭遇した時にも、冷静に様々な自由度を検討して最適解を模索できるようになりました。ビジネスの経営スキルを習得したことはもちろんですが、今後の人生を豊かに過ごすための多くの財産(知識、人脈、学びの手法)を得ることができました。それによって、今後の人生が今までと全く違う実りあるものになると確信しています。
学校での受験勉強も含めて、今までの人生でこれほど学習に時間を費やしたことはなかったと思います。 振り返れば、良くこんなことやったな、できたな、と思います。成せばなる、でしょうか。決して諦めないという気持ちが強くなりました。
物事を広いところから考えるクセがついたことから、他人の話も冷静に聞けるようになりました。また、グローバルの中での会社のポジション・仕事の内容・個人としてどうすべきかというように、世の中の流れに対して多面的で幅を持った考え方ができるようになったと思います。
日々の業務により前向きに取り組んだり、リスクを恐れず積極的に新しい事に挑戦したりというベンチャーマインドを強く持つようになりました。仕事において困難な状況を乗り越えたり、ゼロベースで新しいビジネスを構想したりといったスキルに加えてマインドを得たことで、自身の将来像やビジョンと現実とのギャップが徐々に埋まっていくように感じています。
入学当時の「日本と韓国とのビジネスの懸け橋になりたい」という目標に対して、卒業研究では「九州企業の韓国進出支援」というテーマで取り組んだことでインタビュー、アンケートを通して多くの方とのつながりができ、目標に向かって一歩前進することができました。
人生に対する根本的な考え方が変わった気がします。自分はこれまで画一的なつめこみ教育を受け、社会人になってからは大企業で働いていたため、硬直的な考え方にとらわれ、物事をあまり深く考えてきませんでした。しかし、BBT大学院での学習を経て、自分の進路や決断のほか、あらゆる世の中の事象について、より深く考え、興味を持って考えるようになりました。
大きく3つありました。一つは「論理的に考える力」、それから「仲間」「自信」です。
“Diversity”な環境の中で組織・個人に今後求められることは、今までの知識・経験だけでなく“事実から正しく問題を捉える力”を身につけることだと多くの講義から感じました。そういった背景を知り、“論理的に考える力”を学べたことが私にとって非常に大きな糧となりました。また、“得難い仲間を得たこと”“仲間から学ぶという経験”も大きな財産となりました。講義でのディスカッションは、授業内容+自身の事業経験を交えて発言をしなければなりませんので、仲間からの意見・経験から学ぶところも非常に大きかったです。“一人では出せない答えも集団でなら出せる”という集団知の偉大さも知りました。この経験から、組織が一定の共通認識を持って議論して“集団知”を高めていくことの大事さも合わせて痛感しました。
一番大きな変化は、視野が広がったということです。入学のきっかけは、子会社をもっと良くしたい、会社をもっとグローバルな企業にしたいということでしたが、あくまで企業の枠にはまっている自分に気づきました。今では、もっと多くのことに問題意識を持ち、当事者意識を持って考えるようになりました。また、心からこの問題に取り組もうと思えるものができれば、行動に移せばよい、今の企業で働く価値がなくなれば、我慢して居続ける必要はなく、やりたいことをやればよいというような心境に変わりました。
学べる知識や実践するための能力の他に、タイムマネジメントや議論の方法など、得られたものはたくさんありました。その中で一番はやりきったことへの達成感やそこから生まれる自信なのではないかと思います。
目の前に困難な課題が出てきても、「たぶんいけるな」と自信をもって臨むことができるようになってきています。不安よりも自信が先に出てくるので、心理的にもラクで楽しく立ち塞がる課題に取り組むことができます。
多くの知識や思考方法を学び、変化したことは多々ありますが、一番大きな点は自信がついたことです。クラスメイトには様々な企業から様々な役職の方々がいらっしゃいます。社会人4年目程度の経験しかなかった私よりも多くの経験や知識を持っていらっしゃる仲間と2年間共に議論し成長できたことで、20代の「考え」や「経験」でも通用するものがあると自信がつきました。私自身、怯まず挑戦していこうと思えるようになったのも、BBT大学院で得られた自信が根底にあります。