BBT大学院は開校から10数年の実績があるので、先輩達のご苦労と大学側の改善努力でシステム上の欠点はほぼクリアされていると思います。どうしてもクラスルーム型の授業スタイルやアカデミックな学びを重視するのであれば、他のビジネススクールも選択肢になると思いますが、私の場合は毎日通学出来ないことや、大前研一学長をはじめとする著名教授の講義を受けたいのでBBT大学院しか考えられませんでした。インターネットを用いた遠隔授業については、本科入学前に「MBAブリッジコース」を受講し、映像コンテンツの出来具合やAirCampusの操作感を事前に確かめましたので特に不安はありませんでした。サイバー授業の短所はあまり意識したことがありません。頻繁にスクーリングがあったり、学生が自主的に勉強会や合宿、飲み会を企画、開催しているので、そこにどんどん積極的に参加していけば人間的な交流も図ることができます。
サイバーであるが故に、どの大学院とも比較にならないほどに教授陣が充実しています。また、AirSearchで受講していない講義も様々受ける事が出来るのもメリットでした。名前を聞いた事のある実務家であれば、少なくとも一つは講義を見つける事ができました。また、私は在学中同期メンバーと深圳、シリコンバレーへの視察会を実施しました。勝手に企画した視察会ながらも、BBTの繋がりから、各有名企業・キーパーソンなどへ訪問することができ、現地でしか得られない学びを得る事ができました。自分から動くことが出来れば、BBTでの繋がりは様々なものを与えてくれると思います。(これからは自分も与える側に回れるよう頑張ります。)
限られた時間の中で必要な情報を集め自らの結論を出す主体的な教育は、今まで受けてきた学校教育とは異なるものです。入学当初大前学長は「BBTは教えない大学」と仰られていましたが、まさにその通りです。自ら好奇心を持ち、考え学ぶことの意味を再確認できました。TAの方々の適時適切なサポートも励みになりました。
用意されているコンテンツは豊富で、基本はサイバー上で完結するものです。その為極論誰とも会わずに卒業もできると思います。実際に数名知らない人もいました。しかし、自分のお金と時間を投資して学びに行こうと考えた人たちの集まりですので、やはり実際に会ってみることでも得られるものは多いと感じました。なので有志で勉強会をしたりと行動に移すことで成果に繋がったりすることもあり自分の行動を試されているような感覚でした。
入学前は遠隔教育に不安を持っていましたが、入学してすぐに単なる通信教育ではないことが分かりました。実際に顔を合わせていないだけで、AirCampusでは対面のディスカッションよりも深い議論をすることができると思います。通学制の大学院では授業の時間に限りがありますが、BBT大学院では24時間いつでも発言できるため、発言数が圧倒的に多く、より深い議論を展開することができました。
首都圏在住の方は割とリアルに会って意見交換するチャンスがあるなと地理的な距離感を感じていましたが、卒業する頃は、東京でのリアルなイベントに参加する等、自分が移動してでも同級生に会う事で、有益な情報を得たり刺激をもらったりと、リアルな関係性の重要性も実感しながら学ぶ事ができました。
とても良いです。通常の学習はネットを使ったオンライン学習ですが、各科目に1回はスクーリングといって実際に集まって講義をする機会があり、同級生とも顔見知りになれますし、その時に、みんなで集まって一緒に飲みに行って情報交換することも可能です。
「どこでも空き時間を有効に活用しながら学ぶ」「カンニングもOKだから考えることに重点」など、学びと実務を結びつけた場合の本質を捉えており、ある意味で教育のイノベーションを実現していると思います。いまでは、英会話などでオンラインが当たり前になっていますが、MBAを完全にオンラインで学べるシステムを持っているのは、BBT大学院だけだと思います。
BBT大学院の良いところは、
①時間と場所の制約が少なく、自由に学ぶことができる。
②AirSearchで常に最新の情報を取得することができる
③最新の経済状況を取り上げ、問題解決の方法を自分で考えること
悪い面も捉えようによってはあると思います。ほかのMBAを受けたことがないので比較はできないですが、私はBBTで学んでよかったと感じます。
オンラインとオフラインを組み合わせて学べるのが非常にありがたかったです。特に戦略立案のケーススタディが過去のものを扱うのではなく、最新の企業を対象としているため実用性が高かったです。