大変だったのは、外国人の教授を相手にある一定のシナリオのもとでネゴシエーションをする講義。中国語での経験はあったものの、慣れない英語で解雇の交渉や、業績評価の交渉をするのは大変で、論理的でないと先生から鋭い指摘をいただくことに。事前にシナリオや妥協点などの作戦を練ることでうまく交渉を切りぬけるようにはしていました。
理系であっても、やはり会計関連の科目は苦手でした。普段使っていない知識であることに加え、覚えることが多かったことから苦手意識が比較的大きかったです。ただ、みなさん苦労されているので、参考となる書籍も多く、クラスでそのような情報を共有し合って、互いに助け合ったことで克服できました。持つべきものはクラスメートですね!
マーケティング系科目と財務系科目が苦手でした。マーケティングはコンセプトが多く、しかも感性的な部分が結構ありまして、受講中に皆さんの議論についていくのも大変でした。また財務はまったく・・・でした。しかし幸い、TA(ティーチングアシスタント)の方や、クラスの中にいた公認会計士の同級生に大変分かりやすく説明していただき、なんとか克服することができました。
入学以前には馴染みのなかった「アカウンティング」などの科目には苦手意識がありました。ただ、実際やってみると、その考え方や知識は思ったほど難しくなかったと感じています。講義もかなりやさしいところからスタートしますし、自分自身の理解をAirCampusに書き込むことで自律的に学びを深めることができました。そして何より講義や課題、議論内容そのものがビジネス実務につながったものであったため、最後まで興味深く取り組むことができました。
「コーポレート・ファイナンス」では苦労しました。仕事柄、数字には自信があったのですが、なかなか実現象と異なるためか、身に付くのに時間がかかりました。ひたすら練習問題を解くことで何とか及第点は頂きました。
「コーポレート・ファイナンス」が苦手でした。再履修の際に過去の試験の見直しを、参考図書を購入して一つ一つ丁寧に理解することで1度目の受講時に比べて倍以上の時間をかけて勉強をしました。その結果、理解度は深まり他の科目に比べ基本の部分を充分に理解することができたと感じています。
ファイナンス系が得意ではありませんでした。数字の取り扱いや計算の仕方自体は比較的得意でしたが、その前提となる概念の把握に苦労しました。現在価値やリスク、オプションなど、なんでもかんでも計算でわかってしまうなんてすごいと思うと同時に、現実にはうまくいかない企業も多いわけで、理論と事実のギャップをどう理解したらいいか、悩みました。今はあくまでツールの一つとしてその有用性を捉えています。
これまでの業務で直接携わってこなかった、ファイナンス系の科目に苦労しました。企業活動ではお金の動きは非常に重要と判っていても、組織の中で実務として担当することもなかったため、財務3表など真剣に見るのが初めてでした。ある程度のレベルになるためには、個人的な学習努力も必要でしたが、同じ状況で苦労しているクラスメートと切磋琢磨しながら、刺激し合って学びを深めました。結果、何とか単位取得をクリアできるレベルを認めてもらいました。
大前学長が担当する科目で行う「RTOCS(Real Time Online Case Study)」や、「問題解決思考」など、BBT大学院ではコアと言えるような科目が実は苦手でした。苦手を克服したというよりは、ともに学ぶ皆さんが非常に優秀で、最後尾あたりで何とか置いて行かれないように必死で着いて行ったら苦手科目もパスしていた、という感じです。でも、学びを通して得られた問題解決力は大きいですね。
「コーポレート・ファイナンス」 でした。具体的な克服方法は、
①同級生が紹介してくださった基礎レベルのファイナンスの参考書を読んだこと (具体的には「道具としてのファイナンス」「ざっくり分かるファイナンス」等)
②同級生が提出した課題を参考に自分自身もファイナンスの問題を解いたこと
上記はファイナンスの専門家でない私にとって、「ファイナンスとは何ぞや?」という概念を理解できた点で有意義でした。そこから理解が深まったと思います。同級生同士の支え合い、切磋琢磨はありがたかったです。