BBT大学院での学びの分量やディスカッションの厳しさはフルタイムのMBAと何ら変わりませんので、仕事・プライベートと大学院を両立させるのはとても大変でした。当初2年間で卒業する予定でしたが、私の場合は平日夜間と休日のすべてをディスカッションとその準備にあてる必要があったため、1年次の途中で家族との時間の捻出が全くできなくなってしまいました。このため、1年次を2年間、2年次を2年間で学ぶというペース配分に切り替え、家族の理解を得ながら自分のペースで学ぶことにしました。家族の理解と支えがあったからこそ、諦めずに最後まで完走でき、実践的な力も着実に身についたのではないかと思います。
最初の2か月はそれまでと同じ生活を続けながら勉強していましたが、夢中になって勉強していると夜遅くなって睡眠時間が削られてしまいます。勉強はできても、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのは問題です。そこで、会社の公式の飲み会以外は行かないように生活を変えました。それまで会社の同僚と仕事帰りに飲んでいたのを公式行事以外は一切やめました。飲む時間を削り、勉強時間にすることによって学びの時間を確保しました。
私の場合、平日はほとんど仕事で時間がとれなかったので、勉強は土日に集中していました。正直、家族にはある程度、辛抱してもらったと思います。仕事を疎かにせずに、MBAを取得しようと思うと、それくらい大変だと思います。だからこそ、達成感もあるだろうし、自信にもつながるのではないでしょうか。ただ、比較的講義が詰まっていない時期もありますので、その時は、しっかりプライベートを大切にしました。
BBT大学院に行っていた2年間は、平日は夜に1-2時間、土日は家族サービスも行いつつ5-6時間勉強していたと思います。趣味で月1回ほど日曜日に出かけていました。なんとかやりきった感じもありますが、やはりある程度決心を固める必要はあると思います。
仕事を終えて帰宅してからの学習により、睡眠不足気味になったことは否めせん。休みも学習進捗のキャッチアップに使いましたから正月も元旦以外は勉強しなかった日はなかったのが実態です。でも、楽しんでいました。無理せず3~4年かけて学習することもできるので、この点はあまり心配していませんでした。
平日は仕事、土日は家族との時間や趣味のテニスにあてていました。そうなると、勉強の時間は夜遅い時間になり、大体10:00から夜中の3:00までのどこかで勉強していました。当時は、睡眠時間も平均で4時間くらいでしたが、それでもこのように自分で時間のやりくりがしやすいのが、メリットだと思います。仕事や家族との時間にも影響を及ぼさないように、できるだけ無理せずにやっていました。