私の場合、独身だったということもあり、仕事・家庭との両立でさほど問題は感じませんでした。また、職場の上司も理解してくれたため、勉強時間の確保に協力していただけたのも大きかったです。個人的に意識したのは飲み会を極力控えたことや、仕事にメリハリをつけることを意識して2年間取り組みました。クラスメイトの中には会社を経営しながら家族サービスもしっかりしてディスカッションも積極的にされているスーパーマンが何人もいましたので、私も弱音は吐いていられないと良い刺激をいただきました。
特に家族の協力は必要不可欠でした。入学後に結婚、転勤、単身赴任、出産と目まぐるしく環境が変化しましたが、妻に相談し、学習を最優先させてもらったことで無事卒業できました。もちろん子供の世話はやっていました(抱っこしながら授業を聞いたりもしていました)。当然かもしれませんが、飲み会などは極力参加を控えて、学習、家族の時間にあてていました。
仕事や家族とのバランスをとるのは非常に難しかったのですが、優先順位の1位は家族と決めておりました。受講時期は、子どもが生まれる時期とも重なってしまい、卒業研修不参加などで2年以上かかりました。しかし、時間はかかったとしてもサポート体制がしっかりしていたので、モチベーションを保ち学び続けることができました。
在学中はとにかく時間がありませんでした。まず自分にTVを見ない、マンガや雑誌を読まない、飲み会には必須なもの以外参加しない、土日の子どもと遊ぶ時間も半日だけにする、と制約をかけ時間を捻出しました。ただ、夜勉強すると疲れでどうしても眠くなり、講義を何回も聴きなおすことになりかえって効率が悪くなるため、眠いときは1時間寝て、また起きて勉強するなど工夫をしました。
一番辛かったのは、土日に子供が遊びたがるときに自分の部屋にこもって勉強することでした。そこは妻にも協力してもらいながら、時間を確保しました。家族の協力が一番助けになりました。
仕事から帰って勉強を始めるのは、いつも23時か24時からでした。英語の講義などは、眠いと頭に入らないので、徐々に朝方に変えました。あとは、昼休みや外出先や移動中の時間を使って講義を見るようにしました。妻には、実際の講義を見せるなどして、理解してもらうようにしました。
この点についてはあまり参考にならないかもしれませんが、私の場合は在籍期限をフルに5年間活用していたので、仕事やプライベートとのバランスをとることは比較的容易にできました。年間の学習スケジュールも事前に提示されますので、それに基づいて家族行事や仕事の段取りを調整すればバランスをとることは十分に可能だと思います。
仕事と学びは、在学中は完全に分けて時間を配分することができました。しかし、家族はそう割り切ってはできません。そのため、休日は学びの時間と家族で過ごす時間を柔軟に分割し、常に時間調整するように配慮しました。例えば、家族旅行に行くときは試験時期を外してもらうとか一月前に決めるとかし、工夫をしました。それでも家族の時間は犠牲になります。現在はその時の失われた時間を取り戻そうということでかなりの時間を子ども達との時間に割いています。
幸か不幸か、在学中は単身赴任だったので、子どもに遊んで欲しいとせがまれることなく、勉強に集中することができました。一方、自分のことは全て自分でしなければならないので、その時間管理の方が大変でした。学期と学期の合間は、勉強以外のことに集中して遊ぶことによって、メリハリを付けるようにしました。
勉強時間を確保するためにとにかく朝早く起きることを心がけていました。土日も子供が起きてくるまでが勝負だと思い、早朝に集中するようにしていました。また、通勤時間などの隙間時間も講義を視聴するなどして無駄にしないようにしました。しかし、家族には多少なりとも迷惑を掛けたので、バランスが取れていたかは正直自信がありません。
正直あまりできませんでした!2年で終わらせると決めていたので、勉強と仕事の両立で精一杯で、それ以外の時間は特に無く、昔みたいには徹夜もできず・・・。家族がいるクラスメートは尊敬していました。
行きと帰りの通勤、お昼休み、夜、土日、と時間さえあれば宿題、オンラインでの議論、授業の受講、教材に目を通す時間に充てていました。但し、遠隔教育の特徴として、タイムマネジメントは自分次第のところはあります。また2年ではなく、5年かけて卒業される方もいたので、自分のライフスタイルやニーズに合わせることができるというメリットはあります。それでも楽は決してできないので要注意!