自分のキャリアは経理部門からスタートしましたが、経理部門は予算・実績を管理するものの実際のビジネスは行いません。 赤字の会社に出向したとき、どうすれば黒字になるのかという打ち手がまったくわかりませんでした。 そこで、マーケティングや経営を学び、組織の利益を上げるためにはどのような方法があるのかということを学ぼうと考え、MBA取得を目指しました。
請負事業が中枢のパナホームの中では、マイノリティな分譲事業が私の仕事のフィールドです。社内においてマイノリティでありますので、仕事に対してのスキルはほぼ自らで築いていかなければならず、また、任される金額も億を超えるものとなりますので、無責任に事業を進める訳にもいかないと考えていました。それがMBAに関心をもったきっかけです。
そんな折に大前学長の企業参謀と齋藤先生の実践問題解決に出会い、理論的に物事を進め問題を解決する手法に出会いました。そこで是非ともこの力を身につけたいと思い、数あるMBA大学院の中でBBT大学院の門戸を叩きました。
営業部門在籍中に新商品企画に携わるようになった際、マーケティングや事業戦略立案の基本的なスキルが全く不足していることを痛感したことがMBA取得を目指すきっかけとなりました。
経営の勉強をしたいと思った原点は、情報システムを導入するときに、経営課題を理解してシステム化要件の優先順位をつけられるようになりたいということでした。情報システムを導入するときは、多額に投資をする分、実現したいことも様々出てきます。しかし予算やスケジュールには制約があり、やりたいことに優先順位をつけ取捨選択する必要があります。この優先順位づけに、経営課題の理解が役立つと考えました。
社内としては、MBA第一号となるべく、BBTのMBAコースに入学する機会を得ることができたのは、会長・社長に背中を押していただいたことが一番です。
経営というものに興味はあったものの、技術系の人材である自分には、どこか遠く感じていた部分があるかと思います。
現代社会において、経営は勘ではなく、科学的になってきていると感じており、自社の全社員がMBAを取得する必要はないですが、それを認識する人間が増えることが会社の永続にとって重要であると感じたことがきっかけといえばきっかけです。
MBAという肩書きよりも、大前研一の考え方やビジネスの仕組みを学ぶことが目的でした。広告会社の商品はアイデアですから、一般的な会社の問題が実感としてわからないところがあります。広告や販売促進のキャンペーンは、企業の問題を解決するソリューションの一つに過ぎません。顧客となる企業の本質的な問題を理解できないと、適切なソリューションを提案することができないのではないかと考え、ビジネスを学ぼうと考えました。実務家が教授を務めるBBT大学院は、私にとっては理想的な学校でした。
大きな会社に勤めているので、社内教育は充実しているのですが社内教育だと同じような考え方の人が集まっており、また、今の業種に限定したディスカッションになりがちです。新たな視点の必要性を当時とても感じていたので社外教育の機会を求めていました。ある程度腰を据えて勉強したかったのでせっかくならMBA取得を目標にしました。
当時は海外に赴任しており、現地取引先の経営者と業務提携などの話をする機会に恵まれるようになりました。しかし、その中で自分の実力不足を思い知らされる日々を送っていました。それまで私は研究・開発や製品営業に必要な実務的知識は身につけていましたが、MBAで学ぶような経営戦略などについては勉強したことがありませんでした。このままではいけないと思い、MBAを取得しようと思いました。
コンサルティング部門に異動後、BBTの問題発見コースのおかげでなんとかスタートラインに立った感がありました。しかしその頃、クライアントである大企業の企画部門の方と話をしても相手からの話を聞く一方でまったく相手にされないことに自分の力の無さを痛感していました。SEとしてIT面しか知らない知識の偏りが問題であると感じました。そこで、彼らとせめて会話ができるようになるために経営全般を学び、実務の幅を広げられるMBAを取得しようと考えました。そして、BBT大学院へステップアップをすることを決意しました。
MBA取得を考えたきっかけは、実務上で事業会社管理や社内外の折衝調整業務が多く、これらのために必要とされる知識の修得がしたかったためです。特に、ファイナンス、アカウンティング、人事マネジメントを学びたいと考えました。