大学時代はビジネスにおよそ関係のない、政治哲学という領域を専攻していたものの、就職を機にビジネスへの興味を強く感じ、経営コンサルティング業界なども視野に入れてキャリアを検討していました。検討する中で、実践する側の方がより学びが多いと考え、メーカーで経理として経営支援を行う道を選びました。
入社以来、財務/会計系の知識の習得のために、自己啓発をしていたのですが、会社での実務において経営管理的な視座に立った業務が増えてくるにつれて、経営に対する興味が強まり体系的に学びたいという思いからMBA取得を目指すことにしました。
『企業参謀』を活用して自社内で有志の勉強会を開催してみたものの、なかなか臨んだような良い議論や学びの場にする事ができず、またOJTでの学びにも限界を感じていたこともあり、自社だけでなく外部の人と接する機会もほしいとも感じていました。
大前学長の著書に影響されて、問題解決力トレーニングプログラムを受講後、起業するための基盤を作りたい、社外でどの程度通用するか見極めたいと思い、BBT大学院の入学を決めましたので、もともとMBAへの関心は薄かったと思います。
当時は個人事業主としてITを中心に仕事をしていましたが、顧客からの要望で経営や人事コンサルタントとして請け負う仕事が増えてきたときに、体系的に経営を学ぶ必要を感じました。その時に大学院での勉強を考え、その結果としてMBAの取得という選択をしました。
生産部門で内勤が続き、閉鎖感のある中で仕事を進めていて、マンネリ感を感じていた。大きな改善やイノベーションを起こすことにやりがいを感じていたが、そためには、外に出て刺激を受容し、考え方の幅を広げる必要があると考えました。
私は、経営コンサルタントとして、様々な書籍等を通じて、自分なりに勉強してきました。しかし、実務を通じて、それなりに自信を付けることができた反面、「本当に自分のやり方はクライアントにとってベストなのだろうか」と思うようになりました。そこで、様々な課題が見えてきたタイミングで、第一線で活躍する世界的コンサルタントによる経営コンサルティングの手法を体系的に学びたいという想いが強くなり、MBA取得を目指すようになりました。
自分の未来をさらに切り開きたいという想いで志願しました。ただし、MBAの取得自体へのこだわりは無く、BBTのMBAプログラム受講が目的でした。
自分で新規事業を立ち上げようと思い、経営関係の書籍を読みましたが、ほとんど理系畑でしたので、マーケティングをはじめ、財務、経営戦略の本を読んでもはっきりわかりませんでした。また、経営の全体像も見えませんでした。そのため、MBAの取得を通して基礎から体系的に経営を学ぼうと考えるに至りました。
BBT大学院入学時は、30代から40代になり人生のターニングポイントを迎えましたが、自分が管理職の立場にありながら会社経営を体系的に習得する機会がいままでになかったことに気づき、このタイミングで是非、それを会得したいと思い、思い切ってBBT大学院へ入学を決めました。私は海外駐在のため、日本国内のビジネススクールに通学することができなかったため、ネット環境があればいつでも気軽に学習できるBBT大学院に決めました。
「より良い社会にしていきたい」を核に、ビジネスパーソンとして成長していきたい自分にとって、MBAでの学びはその成長を促進するために必要なエッセンスです。MBAはビジネスにおける問題発見力と解決力を高めるために必要な知識・考え方を広く学んでいくもので、マーケティング、経済、会計、組織管理、リーダーシップ、コンプライアンス、IT、論理的思考力、批判的思考力、といったことを学んでいきますが、いずれも必要な知識・考え方だと思っていました。だからこそ、MBA取得を社会人=ビジネスパーソンとなって、すぐに考えるようになりました。
前職の昇級・昇格試験の場で自社の成長戦略を提案したのですが、結果は散々で、なんと経営陣から「期待していたのに失望した」とまで言われてしまいました。そのときに、実力をつけたいと思ったことがきっかけです。「俺は間違っていないぞ」ということを証明したかった気持ちもありました(笑)。
その時の課題は「100年後を見据えた成長戦略の提案」でした。BBT大学院で学んだ今、当時の内容を振り返ってみると方向性としては間違ってはいなかったと思います。自信をもって提案できなかったことが一番良くなかったのだと思います。経営陣からしたら、言い出しっぺのくせに任せられるような気合が感じられなかったのでしょう(笑)
今なら、PEST、5F、STP、4Pなどのフレームワークでファクトを整理し、自信をもって提案できるように考え尽くすと思います。
抜け漏れが無いように考え尽くす訓練はBBT大学院で存分に積めました。