看板の「RTOCS, Real Time On-line Case Study」ですが、これは毎週日曜日の夜中に課題が出され、翌週日曜の午後8時迄に結論を提案するというプロセスを繰り返す修行と、またPSA, 問題発見思考という修行が、基礎体力、つまり基礎的な課題解決力の強化に非常に役立ちました。
限られたリソース(時間や分析材料)で最大限のアウトプットを求める為に、クラスメートとのディスカッションを通じて多くの示唆を受け取り、また、時にはクラスに貢献し、1週間の終わりには自分なりに納得のいくアウトプット提案を作り上げる。
タフですが、着実に体力は付きます。少々辛いですが。
ほとんどの科目が実践的ですぐに使える内容であったと思います。またアルムナイに入会すると過去に履修した講義や、スケジュールの都合で履修出来なかった科目を受講することが出来るのが非常に気に入っています。履修時にはあまりピンと来なかった、組織・人事系の科目が今になってとても役立っています。
通信教育やオンライン学習というのは誰かに見られていない分、自主性を持たなかったり自己管理ができなければ最後までやりきるのは難しいと思います。しかしBBT大学院の学習はAirCampusでのディスカッションにおいてサイバー上であるとはいえ、共に学習する仲間達とのリアルタイムでの「交流」があります。皆の声を聞き、AirCampusを通じて悶絶する姿、発奮する姿を見て自分自身も頑張ろうという勇気を与えられてきたと思います。
全く別の面としては、特にBBT大学院のAirCampusというプラットフォームでの学習によって、学校の教室内では体得することができない自分にとって最適な情報収集力や最新のITツールの活用方法における十分な情報交換など、今後も確実に進んでいくIT化、ボーダレス化社会に対応した能力を得ることができたことは非常に貴重であったと実感しています。また教授陣が非常に熱心で学生一人ひとりに愛情と熱意を持って接してくれていることをサイバー教育にも関わらずものすごく伝わってきました。
現在の世の中のコミュニケーション手段はメールやネットが多用されているので、eラーニングやサイバーディスカッションは私も含めて皆さん抵抗を感じないと思います。スマホやタブレットを利用したオンライン・オフライン双方の受講も可能で、逆に現在の人々の生活パターンに合致した教材の提供方法ということが言えます。必須科目以外の任意選択科目も充実していて、必須以外の興味ある科目も学習が可能です。
働きながら学ぶには、通学よりもサイバーを通しての学習の方が、効率が高いと思います。対面でのディスカッションも大切であると思いますが、メールの場合では、考えをまとめ整理し、文面として相手に伝える力も身につくので、現代のビジネス社会においては、メールでのやり取りの場は多く、非常に役に立っています。知識は時代の流れと共に陳腐化したり、記憶が薄らいでいきますが、考えるスキルは、時代の変化に柔軟に対応できる強力なスキルであり、BBT大学院の教育スタイルは、今後の日本や世界の見本となることは間違いないと思います。
毎週、提出しなくてはならない課題が約2年間続くことに加えて、個別の課題を提出するための時間を確保するのは大変でした。ですが、自分だったらどう思うのかということが自然と身につきました。さらには科目の幅が広いため、社会人として自分の得意な分野と不得意な分野を改めて認識することができたのも、BBT大学院に入って良かったと思った点です。さらにはその分野のプロフェッショナルが同級生たちにいたので、大いに刺激となりました。その同級生たちに追いついていかなければならない、さらにはその同級生が発言したことがログとしていつでも文章として見れる。このことによって学びが何倍にも増幅していると思います。
電車内で講義を見たり、海外旅行中でもクラスメートとディスカッションが出来たり、場所も時間も影響を受けずに学習できる環境は素晴らしいです。またスクーリングにも積極的に参加したため、F to Fの魅力も感じることが出来ました。普段からディスカッションをしているため、”はじめまして”と声をかけることにとても違和感を感じました(笑)
個人差があるかもしれませんが、対面での議論よりも話し手が深く考えられ、かつ考えをまとめる時間があるために精度が高いと思いました。BBTでの発言はファクトを求められるためにそれを探して提示するのに自分の考え方もブラッシュアップさせられます。教授やTAの方の補助もあるので、活発かつ豊富な議論ができていたと思います。
今までの学校などとは違い、受け身の教育ではありません。自ら発言し、考えなければならないことから、自然と実力がつきます。
また好きな時間、場所で講義を受講でき、発言もインターネットがあればどこでもできることから、海外旅行に行った際など隙間時間を利用することができました。時間を無駄なく使える教育は他には無いと思います。
会社勤務を続けながら学ぶ機会として選んだBBT大学院ですが、初めは「遠隔教育システム」というものに対し、どのようなものなのか、実際に学習効率が上がるのかに対し、なんとなく不安を感じていました。しかし入学後、その不安は一掃されました。もちろん、対面での口頭のコミュニケーションにもそのよさはありますが、AirCampusでは世界中の学生と24時間つながることができ、そのなかでのdiscussionの広さ、深さは想像をはるかに上回るものでした。