BBT大学院の教育は非常によく考えられたプログラムになっていると思います。全ての授業が有機的に繋がり、また、一つ一つの授業も単体として成立しています。BBT大学院の授業を全て受講することで一つずつの受講だけでは得られないものを手に入れることが出来ます。そして、その仕上げとしての「RTOCS(Real Time Online Case Study)」で、学んだことを総動員しながら徹底して議論を戦わせ、学びを力に変えていくことが出来ました。また、卒業後も継続して学習出来るシステムになっていると感じています。
BBT大学院の授業で強く印象を受けたのは、先生方の指導がビジネスの現場で実践することにフォーカスされていることと、徹底的に自分の頭で考えることを要求されることです。 BBT大学院の先生方はビジネスの最前線で活躍されている実務家が揃っています。その豊富なビジネス経験に裏打ちされた指導は、ビジネスの現場で戦う我々に必要な視点、能力、マインドを育んでくれます。ただし、ビジネスの現場で起こる課題は千差万別。だからこそ、その課題を発見し、徹底的に自分の頭で考えることを要求された経験は大変重要でした。
過去に学んだ小中高大の教育と比べると、BBT大学院では考える時間を長く必要としたと思います。ビジネスの問題は正解がないので、答えありきの考え方が通用しませんでした。またBBT大学院はAirCampusに投稿してディスカッションを進めますが、発言数が増える(*1)×発言内容を考える(*2)=考える時間が長くなる仕組みだったと思います。
*1 発言機会を待つ必要がない
*2 投稿履歴が残るため、リアルのディスカッション以上に真剣に考える必要がある
サイバー空間での教育というのは、私にとって非常に重要な環境であったと感じています。
講義を何度も繰り返して聴講できるのは、非常に重要であり、自分の記憶としてより明確に留めることができると感じます。
また、海外出張等が多いため、時差のある海外において、議論をできる環境にあるというのは、ある意味自分を鼓舞できるポイントであったのではないかと考えます。
もし、そのような環境下になければ、継続は難しかったかもしれません。
さまざまな実務家の先生方の言葉は、説得力があり、多くの学びがありました。また、苦しく楽しい学びの時間を共にした同期生との交流はかけがえのない財産になっています。
オンライン教育ってすごい可能性があって、社会人に最適な学習法だと感じました。通いで実現できなかったビジネス学習が、ふらふらになりながらも遂行できたのはBBT大学院のおかげです。今後もますますニーズが増えると思います。
遠隔教育ということで孤独に勉強していくというイメージを入学前には持っていました。しかし、いざ入学してみるとAirCampusを利用した活発なやりとりが行われていて孤独感を感じることは一切ありませんでした。また、AirCampusへはいつでも書き込めていつでも見直すことができるので海外にいても不自由さを感じることはほとんどありませんでした。
IT専門家という狭い領域にいた自分を広い世界に誘ってくれました。広い範囲でそれぞれ筋道の通った実業で培った各教授陣の英知を学ぶことができたのが大きいです。会社の中でも何か話がきても、この話はBBT大学院で学んだあの話と対比するとこうだ、などと考えることができるからです。仕事が慣れてきた30代のうちに、経済、経営に関して体系的に勉強することの重大さを身にしみて感じています。この経験が無い状態で、今の会社の中の自分の立場でいた場合に、どうなったか考えると寒気がするくらいです。
MBAとして必要な知識はもちろんのこと、現役の経営者などによるリアル・ビジネスケースを通じた授業は、非常に参考になるとともに、有意義なものでした。特に、毎週課題とされているReal-Time Online Case Study(通称RTOCS)については、つまらない過去のケーススタディとは全く違い、限られた時間での情報収集と、臨場感に溢れた経営者判断を期待されるものとなっている。
仕事がら海外出張が多いのですが、どこにいても学ぶことができる点が最大の特徴だと思います。また通勤時間を活用してRTOCS(Real Time Online Case Study)のための資料探しや復習など、隙間時間も活用しやすい環境が整っています。ただし、考えて意見を発していく必要がありますので、仕事との両立のなかで時間に追われるところもありました。一方、学友との出会いとその励ましを受けながらかつ、全てが自分の糧になると信じ前向きにとらえることで乗り越えれたのではないかと思います。