私の場合は土日のほとんどを課題の時間に費やしたため、友人との交流などは若干少なくなってしまったかもしれません。しかしながら、大学院同期のクラスメイトから食事会が発起され、毎月オフラインでの交流が行われました。毎月違うメンバーが幹事を務めましたので、集合する場所も行き先もバラバラでしたが、その分行ったことのない地域へ出かける楽しみがありました。そして幹事によって個性も出ますのでクラスメイトの価値観を知るには良いきっかけになっていたと思います。またオフラインでの交流は、文字だけでは伝えづらい微妙なニュアンスを伝える場でもありました。そのため会うたびにクラスメイトの絆が強まりましたし、自らのモチベーション維持にもつながりました。ですので、結果としては大変いい結果につながっていったと思います。また修了が決まってからは卒業旅行と称してクラスメイトが赴任する海外の国に出かけ、現地での交流を行ったメンバーもいて、学生生活はとても充実感がありました。
BBT大学院在学中の2年間は学び中心の生活を送りました。仕事・プライベート・学びのバランスという点では、学びに重点を置いたアンバランスな状態だったと思います。BBT大学院のカリキュラムは量も質も非常に高度ですから、学び中心のアンバランスを覚悟して取り組むことが必要ではないかと自分は考えます。 しかし、学びのために仕事やプライベートを疎かにすることは決してありませんでした。学びに多くの労力を割かなければならなかった分、時間管理を徹底し、仕事やプライベートは時間の密度を高めることで一定のバランスをとるようにしていました。
あまりにもハードで1年目に体を壊してしまい、自分自身をマネジメントできなかった私はむしろバランスさせられなかった卒業生ですね。しかし、3年間学ぶことによって、より濃い学びを得ることが出来たと思います。退院後、2年で卒業するのは早々に諦めて、3年で卒業することに切り替えたのですが、それでも自分の時間を創り出すのに一苦労でしたね。常にギガビートとパソコンを持ち歩き、歩きながらライブを聴き、15分以上の空き時間があれば、パソコンを開いてエアキャンパスの議論をしていました。土曜日は家族の日として、日中はできるだけ家族サービスに徹し、それ以外は全て勉強時間に当てました。3年かけて学ぶことで一科目をじっくり学べたし、同期以外の人とも深い交流ができたことは本当によかったと思います。
朝、5:00amには起きる事で勉強時間を捻出し、土日、平日夜の家族との時間に影響が出ないように努力しました。時間を更に有効に使うため、デスクワークと座らずにできるタスクを分け、電車等の移動時間は頭の中で、アイデア、ディスカッションの論点の検討に使い、デスクワークは、その論点、アイデアを書き出すことに注力する事で隙間時間を効率よく活用することで、オン&オフのバランスを保つことができました。
子供が小さかったこともあり、平日は子供が寝てからの勉強になりますので、夜10時から深夜1時までが学習時間でした。残った分は土日で挽回したために、会社のお付き合いや家族サービスはある程度犠牲になりました。無理に2年での卒業にこだわらずとも良かったのではと今は思います。
やらないことを決めることと元々あった1人の時間を活かすことの2点が重要だと思います。私の場合は、「やらないこと」としてゴルフを辞めることと飲み会を減らしました。また、「元々あった1人の時間」である仕事中のお昼休みと家族が寝ている深夜と早朝に学びをなるべく集中させました。
できる限り出張中の空き時間や、家族が寝ている早朝に勉強をするようにしました。ただ、正直家族にはいろいろと迷惑をかけた点もあります。試験は昼間にあることもあるので、家族の用事を犠牲にしてしまったことは正直ありました。
帰宅後、30分~1時間かけてディスカッションに参加してました。RTOCSは毎週課題に対して結論を出すので、日々少しずつでも調べて考えをまとめることが必要でした。受講科目の課題が3個重なった時は、さすがに土曜日と日曜日を課題作成に注力しましたが、繁忙期以外は、帰宅後、或いは早朝に学び、土日の片方はプライベートと両立できました。
仕事・家族(プライベート)・学びのバランスを保つことは、非常に大変でした。
仕事では、営業先の変更など環境変化や家族では、在学中に子供が産まれる等の変化もあり、学びへの時間確保やモチベーション維持は非常に苦戦しました。特に、単位申請タイミングには拘りました。シラバスが公開されており、試験期間や課題時期も明確に記載があるので、自身の仕事や家族のスケジュールと合わせて申請しました。具体的な科目の内容などは、教務の方やBBT大学院出身の先輩に相談をしたことが、より現実と合った申請ができたと考えております。
1年目は仕事と学びをバランスさせるためのペース配分もわからず、がむしゃらに履修し、いかに睡眠時間を短く済ませるかを考えていました。しかしながら、年間を通して何度か風邪をひいたり、なんとなく体調が悪かったりとパフォーマンスが下がっている事を実感し、2年目からは最低6時間の睡眠を確保し、その中で仕事と学びを両立できるよう、科目を絞ったり、仕事の負荷を分散させたりといった対策をとりました。2年目までで卒業に必要な単位の多くを取得し終えていた為、3年目に関しては、2年目の中盤から始めた後述するプライベート活動(研究員)に重点を置き、更にオンライン英会話やフィットネスジムでの運動など、やりたい事は全てやる、を実践しました。理解ある妻であった事が全ての前提であり、妻に感謝です。