売り上げを倍にして評価され嬉しかったのですが、その際、会社上層部から言われた「次は10倍にしてみろ。」という期待に応える自信がありませんでした。自分の能力に限界を感じ、新しい学問を習得することでその期待に挑戦しようと思ったためです。
約15年ほど前のことです。マーケティングパートナー会社の倒産をきかっけに、自分の売り上げはゼロ、債権は未回収、その会社の多くの社員は途方に暮れてしまったという経験があります。経営の「け」の字も意識していなかった私はその大切さに気づき、手に取ったのが大前学長の書かれた「異端者の時代」という書籍です。以後、大前学長の書籍は全て読んで、大前研一通信や電子町内会BBT757などの会員になりました。それらを通じて「戦略3Cを生んだ」「世界のグールーに選ばれている」「マハティール大統領や中曽根首相のアドバイザー」であることに驚き、電子町内会では市井から現実の変化をいち早くキャッチしている場面を目の当たりにしてきました。パーソン・スペシフィックの時代です。企業参謀は初版から数十年経った今でも世界のビジネススクールの教本になっており、戦略を教科にした張本人から直接学びを受けられるのはBBT大学院以外にありません。
私は岡山という地方にいるので、大学院に通うために上京することも考えましたが、自分の現在の事業、家族、体力、予算など総合的に考えて時間的、場所的制約がない形で学べることが最もメリットが大きいと判断しました。またもし学ぶのなら現場を本当に理解している一流講師から学びたかったので、学長の大前教授は日本人であり、多くのビジネスをアドバイスした経験があり、自身も複数事業を営んでいる事から私が学ぶには最も適切だと感じることが出来ました。
取り組んでいる事業に生かす為に大学院入学を決意しましたので、休業が前提となる全日制のスクールは検討の候補になりませんでした。また、業務上出張の頻度が多く夜間であっても通学が必要なスクールに通うことが困難でした。
そのため遠隔教育システムが充実していることがBBT大学院への入学の決め手になりました。
あくまでMBAを取ることが主目的ではなく、すごいビジネスマンになるために、自分の能力を磨きたいと考えると、ビジネスマンが仕事に本気で取り組まないのはありえない。となると、選択肢は、オンラインMBAのBBT大学院しかありませんでした。
最後の決め手は、「文字でのやり取りの為、対面のような、雰囲気で相手を納得させることはできない。論理性が、全て。」という説明。対人能力は決して低くない自負はあったが、それは、論理でなく、「何となくの雰囲気で何とかしてきた」だけだなぁ・・・と。
学費の300万円は高いと思いましたが、悩んだ末に止めることって、大抵は後々後悔するので、やりたいと思ったんだからやろうと即日に決めて、申し込みをしました。*当時婚約中でしたが、婚約者には、事後報告。
2010年夏に中国上海市で開催されたBBT大学院の説明会に参加し、先ず試しに単科生として履修を開始。その後の学びの中で自己の成長を実感し、一番の懸念材料だった海外からの遠隔教育に対する不安も解消されていきました。 本科にはごく自然な流れで入学しました。
海外駐在ですと、通学は当然無理ですし、通信制ではスクーリングに参加しなければならず、こちらも可能性は低い。そのような中で、日本に一時帰国した際にBBT大学院の説明会に参加し、独自の方法により、インターネット環境があれば世界中、どこにいても24時間365日学習が継続できるということで選びました。
出張の移動が多いため、移動時間を有効に活用したいと考えていました。BBT大学院であれば、どこにいても学ぶことができる。時間も場所も選ばない。このことがBBT大学院を選んだ最大の理由です。さらには繰り返し講義を聴くことができ、復習できる。このことで何倍にも学びを深めることができると考えました。大前学長が講義で直接、説明してくれることも大きな魅力です。
海外MBA留学をした日本人の話から海外の学生は年齢が若く、職務経験も浅いと聞いていました。入学時30代中盤でしたので、学生の平均年齢が高く、豊富な実務経験を積んでいる学生が多い大学院を探していました。
また、金融の専門性を高める過程で、理論は一定程度理解していたため、アカデミックすぎず実践を重視したカリキュラムと実際に経営を経験した教授陣が特徴であるBBT大学院は私のニーズを満たす学校でした。
海外赴任中であったため、学校選びに際してロケーションと時間の束縛が少ないこと、また実践で活かせるカリキュラムであることの2点を優先条件としていたところ、BBT大学院のカリキュラムはこれらをクリアしており、これらが大きな決め手となりました。さらに、以前より大前学長や楠木教授の本を拝読しており、教授陣の充実度に出願を大きく後押しされました。