オンラインのため、いつでも、どこでも学習が可能で、忙しいビジネスマンにとって会社を辞めることなく大学院に通えることは、大きなメリットだったと思います。
何よりも、AirCampusでの議論は、テキストによる事実に基づく議論となるため、役職・年齢関係なく、「誰が言ったか?」よりも「何を言ったか?」が重要になり、多面的な角度から建設的な議論を通じた学びが可能であったと思います。
講義の内容は、いわゆるアカデミックなMBAコースに留まらず、非常に実践的かつ最新のビジネス環境を考慮した教育で、日々の業務や日常生活にすぐ活用できる内容が多かったです。経営のトピックに留まらず、社会へのアンテナも高くなり、自身のみならず子供の教育方針まで考えることができたことは大きかったです。また、BBT大学院のサイバー上での運営は、隙間時間の活用と活発な議論を可能にし、忙しいビジネスパーソンにとって非常にフィットした運営であると思います。
通学しなくても、最高の経営者から講義を拝聴できる、というのは何よりのメリットであり、私は大満足しています。また、そこに集まる学生の皆さんは、まじめに経営を学ぼうとしている方ばかりで、クラスメートからの刺激もあり、オンラインで受講していることを忘れるくらい活発な議論で、刺激をいっぱい頂きました。卒業式で初めてお会いした人はたくさんいたのですが、初めてとは思えないくらい、「共に頑張った感」を分かち合えることが出来て、最高の友達にも巡り合えることが出来ました。
講義内容もさることながら、みんなが隙間時間を積み上げて、ディスカッションするスタイルが非常に良かったです。
睡眠時間以外はずっと考え続けている状態を作りだしたことで頭が活性化しました。
講義を聞いたのち、AirCampus上で学生同士のディスカッションを行います。ディスカッションを通して、自分ではわかったつもりでいても正しく理解していなかったり、理解が浅かったりすることに気づかされました。BBT大学院でのディスカッションは文章で書く形式でしたので、後々の振り返りの際、自分の発言を振り返ることが出来たのも有効でした。
カリキュラム全てにおいて徹底されていたのが「論理的思考」で、どの科目でもFACT(事実)に基づいた発言が求められました。また、全てが実践的でいい意味でアカデミックさがなかったことは大きな驚きでした。過去の事例を基に議論・研究を進めるケーススタディよりも、例えば「シリコンバレーで今何が起きているのか?」をテーマに5年後を予測し、それを基に自分(自社)がどう行動すべきかを議論するなど、「リアルタイム思考型」「未来志向型」であることがBBT大学院の大きな特徴の一つだと思います。
世界中から学ぶうえで発生する時間的、空間的な制約から解放するためのオンライン教育ですが、私にとってはそのことがかえってリアルの教育よりも有効であることが理解できました。オンデマンドの講義は、場所と時間を選ばないことはもちろん、わからないところは誰に気兼ねすることなく何度でも繰り返し視聴することができます。私の場合、在学中ためになる講義は通勤やランチタイムに何度も視聴しました。リアルの講義ではそんなことはできません(笑)
今までの学校などとは違い、受け身の教育ではありません。自ら発言し、考えなければならないことから、自然と実力がつきます。
また好きな時間、場所で講義を受講でき、発言もインターネットがあればどこでもできることから、海外旅行に行った際など隙間時間を利用することができました。時間を無駄なく使える教育は他には無いと思います。
経営を学ぶことを目的にBBT大学院に入学しましたが、結果的には経営以外でも通用する考え方や問題解決技法などを学ぶことができました。大学院の様々な科目や大前学長の考え方に触れることで、経営だけではなく、政治や経済、日本の教育などにも興味を持つことができ、大学院生活の中で新しい自分の夢や目標もできました。
教育を評価する際にいくつかの視点があると思います。講義の内容・コンテンツに関しては、理論よりも実践力を重視していた私にとっては満足できる内容でした。ただし、これは他を知りませんし、何を重視するのかによると思います。一方で、地方で生活をしながら経営を学ぼうと考えた際、サイバー空間上で講義を受け、議論し、また各種サポートを受けられるというAirCampusシステムは最高の環境であったと思います。また、職場や役職、年齢を超えた志の高い仲間との出会いは、BBT大学院に入学しなければ得られなかった大きな財産です。