未だに克服できたか否かは定かではありませんが、苦手であれば苦手なりにクラスメートに素朴な質問(そして時にはdavil’s advocateを仕掛け!?)を投げかけることで理解を深めることができたと思います。
BBT大学院を受講し始めて要領をつかむ前ということもありました。また未知の世界で用語もわからず、多くの時間を費やしましたが、AirCampusでディスカッションやその結論から、思考のプロセスを学ぶことができ、質問をすることで理解が深まりました。苦手な科目は質問ばかりしていました。
1年目は財務会計に詳しいクラスメートから日々のオンラインキャンパスで色々と質問をして教えて貰いました。また、自身でも週末には時間をかけ、テキストを読み漁り、有価証券報告書の分析方法や基本的な考え方を学習しました。2年目は英語で『Corporate Finance』を取得しました。ここでもクラスメートや教授に質問を投げかけ、不明な点は教えて頂きました。2年目の『Corporate Finance』では1年目に財務会計を学習していたことで、抵抗感は少なく学びも多かったと感じています。
数字が苦手な私には会計&財務関連の必修科目の履修には大変苦労しました。普段の担当している営業・マーケティング業務とはかけ離れた分野の為、授業の内容の理解に他の学生より時間がかかってしまいました。また、学生の中には財務畑の方もおり、専門性の高い彼らのディスカッションについていくのができないこともしばしば。しかし、いつでも何度でも視聴できるオンライン授業や共に学ぶ生徒や教授、TAのサポートのお陰で何とか単位取得できました。今も克服したとは言えない分野ですが、アルムナイサービス(卒業後も授業の視聴可能)と学友達のネットワークを活用して、苦手を克服できるまで学び直していくつもりです。卒業後も学び続けられる環境を提供してくれるBBTってイイね!
原因を探るうえで抽象的なレベルにとどまりがちでした。しかし同時期に受講した学長科目のRTOCSで磨いた「目の付け所」を活かしたりして、徐々に土台がしっかりした考察方法が身についていきました。また前職のリハビリ職で用いていた、障がい像の階層構造を探る考え方も「人間の身体」を「会社」に置き換えて応用しました。
営業担当としてPLを見る機会は多かったのですが、BSやキャッシュフロー、財務などアカウンティング全般が苦手でした。
在学中は自分での勉強に加えてクラスメイトの力を借りて、要点の整理や参考図書を読んだりして、最低限の課題をこなすことが出来ました。早い段階で自分の力量を見極め、カッコつけたり偽ったりせずに、周りの方々に教えを乞うことができたことと、それを受け入れてくれたクラスメイトに感謝しています。
また、卒業した現在でも、アカウンティングとファイナンスについての復習を継続しており、苦手克服を目指しています。
最低限の簿記の知識はありましたが、そこから情報を読み取ることや感じ取る事が出来ずに苦労しました。クラスメートに薦められた本を読んだことで、”現在価値”や””将来価値”の理解が深まり、また授業でわからない部分は何度も見返し、課題を繰り返し解くことで、克服出来ました。財務情報を自分の知りたい切り口で、様々な角度から見ることができる様になったと感じています。
元々、臨床検査技師として医学の勉強しかしていないため、経済学の基礎知識がなく、学習には苦労しました。ただし、現在の役職上、日常業務として携わっている範囲については学びやすかったです。
ファイナンスの概念を理解するまで時間を要しましたが、AC(AirCampus)上でクラスメートと相互理解を行ったり、エアーサーチと呼ばれる過去の映像が集積された関連するコンテンツを視聴するなどで、徹底的に理解する様努めました。”ACの恥は掻き捨て”という言葉に背中を押され、分からない事は、貪欲に質問し合い、互いに助け合い、知識を高めていけました。また、全ての科目にいえることですが、暗記したものを回答する暗記力を競う従来の多くの学校教育ではなく、頭を使って考え抜き、自身の思考をアウトプットする事が要求されます。時には考えに行き詰まり、精神的に追い込まれる思いをする時間との戦いがありましたが、後から振り返るとこれがビジネスを当事者意識で考える事であり、その訓練を積み重ねていた様に思います。その様な時もACを通じてクラスの仲間の投稿や自ら議論に加わる事から生まれる集団知に助けられてきました。
『ビジネス・エシックス』は内容が多岐にわたり、純然なビジネスだけの議論だけではなく、その人の生き方や価値判断についても及びます。純然たる倫理感の問題だけだと議論が発展しません。どのようにすれば議論が深まるようになるのか、苦心しました。
『ファイナンス』については普段の業務では馴染みがなく、金融系のクラスメートについていくのがやっとでした。さらに、年末の最も負荷が高い時期で、一番学びたい科目で興味は尽きぬものの、深く学ぶ時間がない点に忸怩たる思いでした。