3年計画とはいえ、決して余裕があるスケジュールではありませんでした。
平日は仕事と勉強をこなしつつ、帰宅すれば家事もあります。休日にまとめて勉強しようと思っても、週末は子供達のイベントに参加することもあれば、子供が「遊びに行きたい!」と言い出すこともあります。さらに長男は中学受験をしたいと言い出したこともあり、塾への送迎や、休日は塾の勉強のフォローなどもありました。
もっと勉強したい。でも、自分のワガママで始めた勉強なので、家族には迷惑をかけたくない。
そんなジレンマを最後まで感じ続けた3年間でした。
少しでも時間を確保するために、休日も5時に起きて、子供たちが起きるまではファミレスに行って勉強。旅行に行っても、家族が寝たあとや、起きる前に勉強。出張先の空港やホテル、移動の車の中でも勉強。日々工夫を重ねましたが、卒業する最後の最後まで、タイム・マネジメントが最大の悩みでした。
『問題発見思考』や『問題解決思考』でロジカル思考を学ぶと言うことは、投稿も単なる感想や根拠を明確にしない意見を書かないということになります。この点が最も苦労しました。言いたいいことはあるけれど、それを支えるロジックやファクトが不十分で結局投稿できず、という苦々しい経験をたくさんしました。今から思えば、もっと根拠探しのための努力をするべきだったなと反省です。発言する際に、理由や根拠を明確にするロジカル思考は、最も苦労したことの一つですが、これこそがビジネスの根本言語であり、経営における不可欠のスキルだと思います。投稿する度に訓練させてもらっていただのだなと思います。しかし、この経験を活かして、仕事では今はまず「根拠」を探るようになりました。
働きながら学ぶためには、隙間時間の徹底活用が必要でした。朝30分早く起き、通勤時間(私の場合は40分程度)を活用すれば、そこで110分、2時間弱の時間を作ることが出来ます。そのほかにも移動中のちょっとした隙間時間なども考えると、意外に時間は作ることが出来ました。しかし、課題が重なってくると、どうしても睡眠時間を削らざるを得ない時も出てきてしまい、短い睡眠時間で1週間ほどしのがなければならない時が一番苦しかったように思います。
日本で働いていると、なんでわざわざ社外で会社経営を勉強する必
卒業した今となって、周りの考えも理解できますが、当時は大変で
タバコの禁煙でも、禁煙すると突然周りの人が「我慢すると健康に
また、自分も弱い人間ですから、その「優しさに」甘えてみたくな
これまでの自分の環境と、自分の人生のリバランスに苦労しました
2年で卒業を目指すと、実質1年半でほとんど全ての単位を取らないと卒業研究に集中できません。受講する科目が必然的に多くなり、7科目重なった時期が2週間ぐらいありました。出張も重なるなどした結果、講義を聴くだけで精一杯という時がありました。講義は後から何度でも聴けるBBTのシステムがあったからこそ、理解度を落とさずに継続することが出来たと考えています。
家族と2年卒業を約束していたこともあり、在学中に受講するのを諦めた講義もいくつかあります。BBT大学院は卒業後も受講しなかった講義を生涯学習として受講できるのが良い点ですが、一つの科目にじっくり取り組みAirCampusでのディスカッションで学びを深めるためにも、個人的には3年での卒業を推奨します。
企業の組織を念頭に置いた議論を展開する場が多くありましたが、私は今まで大きな組織のメンバーになった経験がなく、組織がテーマになった時、自分の立ち位置をどのように考えてディスカッションに参加してよいか悩みました。受講中は少人数の組織での経験から派生して物事を考えましたが、正直困りました。ディスカッションへの参加は大変でしたが皆さんの投稿から学ぶことが多く、すばらしい学びの場でした。リアルで行うディスカッションよりはるかに深く、充実した内容であったと思います。ディスカッションへの投稿はつぶやきや感想・評論ではないため、「知の集団」のメンバーとしての役割を果たすよう自分の意見や発言の仕方を見直しながらディスカッションを進めました。
授業を複数とっている時は、ほぼ毎週発信される講義視聴を行った上でディスカッションに参加するのが難しかったです。タイムリーにやらないとディスカッションが先にどんどん進んで、置いてきぼりになってしまい焦りました。
上述(Q26)の通り、やはり時間の確保と家族、仕事との時間のバランスを如何に上手く調整するのかについては精神的に一番つらく、苦労したことは否めませんが、取り組んでいる中での是非とも留意すべきは以下の通りです。
①データのバックアップ:これは必須です。ハードディスク・USBなど複数場所でのバックアップを実践すべきです。 ②複数の通信媒体の確保:モバイルWi-Fi含め、こちらも常に複数の通信媒体を確保し、ネット環境を整えておくと、滞りなく学習を進めていくことができます。 ③仲間とのつながり:どのような形でも構いませんので、BBT大学院の仲間とのつながりを大切に、情報共有、交換をしていくことが、モチベーションの維持にも有効だと思います。
時間づくり・スケジュール管理では本当に苦労しました。車通勤であったため、学習に専心する為の「すき間時間」の創出に大変神経を使いました。だからこそ、限られた時間の中で精一杯の努力をしなければいけないというマインドも身についたのだと思いますが。
どうしても複数科目の課題提出や試験等が重なることがあります。私も当初は2年間で卒業する計画でしたので、そんなシーンがよくありました。タイミングの悪いことに、そういう時に限って、仕事で重要なプロジェクトのピークが重なってきます。多少の余裕をみて計画を組んでいても、2つくらいの大きな仕事が突発的に重なると、ほぼ破綻します。そのような場合は、教務課の皆さんに相談していました。また、瞬間的に仕事の谷間を迎えることがあり、半日や1日の休暇を取得しました。これも、皆さんにお薦めします。