一人ひとりが感じている感覚は大切なものだと思いますが、困ったときは事実が何かを確認する。そのことが自分の癖となりました。ある案件について、確定したことは何か。そのデータから何が言えるのか。事実が何かを共有しながら、議論することで、遠回りすることが少なくなったと思います。さらには議論する上で多くの人の意見を引きだしながらも、自分なりの結論を導きだしていく。このことを実践で繰り返しています。また、そうしたことを背景として、どこからどんな情報を得るのか。その情報が正しいのかどうか。このこともBBT大学院の学びの中で何度も実践してきたので、自分の仕事に活かすことができていると思います。
グローバリゼーション専攻では、リーダーシップやコミュニケーションの授業が大きなウェイトを占めます。
授業は英語で、グローバルの状況を意識したものでしたが、エッセンスは日本においても十分活用できます。
在学中に、実務でもマネージャー的な仕事に携わるようになり、他部門や社外との関わりも増えたのですが、リーダーシップ・コミュニケーションの学びを、すぐに実務で実践しました。
1.問題解決と経営知識を日常業務に活かしています。実際に、業務の中で複雑な問題解決の局面に遭遇しても動じません。
2.上司のリーダーシップを発揮することを期待したり、自分の立場が上がってから発揮するというスタンスをやめ、「今、この時にリーダシップを発揮する」を意識するようになり、周囲への働きかけが増え、いい雰囲気で仕事ができています。
3.世界の情勢や、日本の社会問題について考える機会が多かったため、子供の教育方針をしっかり持つことができました。
会社を過去に3つも成功させている今のCEOから仕事のOfferをもらい、転職したのは卒業を前にした10月でした。今後、どのように会社を大きくしていくか、という議論をCEOと活発に行っています。
すべての講義が、業務で活かせました。
科学的なアプローチでの提案は社内でもすんなり受け入れられました。
BBT大学院に入る前は残業の毎日だったのですが、入学後は仕事の流れの全体を考えるようになりました。自分がやるべきか、他の人にお願いしたほうがよいのかの選択や仕事の優先順位が出来るようになり、効率が非常にアップしました。
BBT大学院において重要視している「論理的思考」は、学んだ翌日の実務においてすぐに実践することができます。ほかにも実践的な科目がほとんどなので、日々の業務に自然とリンクされることが多く、在学中においても業績や成果に好影響を及ぼしました。それが学ぶ上でのモチベーションにつながり、苦しい中でも学習時間を確保することができました。
私の場合はすべての講義を日々の経営に落とし込むことを心がけていました。実践を通して試してみることが一番身につくし、せっかくの学びを使わない手はありません。特に自社はもちろん、1000社以上ある顧客の経営戦略、営業戦略の立案をサポートするうえで多くの講座が活きました。
今まで会社の会議は聞いている事が多く、発言もしませんでしたが、発言者の内容を考えて、自分の意見を言うようになりました。
また、会社や現場の問題点を見つけ、自分の頭の中で解決するクセができ、組織を良い方向へ向かわせることができる様になりました。
推測や可能性レベルで物事を進めていくのではなく、可能な限り事実を確認してFACTベースで物事を進める癖がつき、作業の手戻りが減ったと感じています。また、『アカウンティング』や『コーポレート・ファイナンス』の科目を通して学んだ会計や財務の知識も活用し、会社の経営状態を分析したり、顧問税理士とも対等に話すことができるようになったりし、作業や会議の効率化が図れています。