さまざまな知識を得た事で、自信を持って業務に取り組むことができています。以前は方法論を知らず、ただ闇雲に戦っていたように思います。今は、ベースを押さえたうえで戦術を変えるなど、引出が飛躍的に多くなったように感じています。
現在の仕事で一番役立ったのは論理的思考です。仕事において計画、モニタリングをする際に、現状分析から方向性を打ち出す際に体系立てて考えられるようになりました。相手が納得するような資料作成やプレゼンにも役に立っています。普段の生活ではニュースなどで得た情報を鵜呑みにせず、背景を調べたり自分ならどうするかを考えることで世の中が違って見えるようになりました。
「営業」という職種上、様々な立場の方と接します。年齢差のある方とお話しする際に、初めての話題に触れても気後れしなくなりましたし、又、何かの課題にぶつかった時には、要はどういう事か?を常に考えるようになりました。入学前と比べて、情報の当たりづけや、どういう事であるか?という事に対して気づくスピードは各段に早くなったと思います。
大きく3つのことがあります。ひとつは、やはり実践的な知識やスキルを学ぶことができたことで、活動の幅が拡がりました。公務員を辞めて税理士事務所を開業するのも、問題解決スキルの実践そのものです。知識やスキルだけでなく、世界や今というものについての理解の幅が大きく拡がったこと。それまでは漠然とした理解しかしておらず、その中で将来に不安を抱えていましたが、今は何がどうなっており、その中で自分がどうしたらよいか、ということが見えてきました。
先ず物事の内容をしっかりと理解し、ストーリー立てて物事を考えられるようになりました。 ビジネスの場面で言えば、背景を理解して何をやるべきなのか、そして何を除外するべきなのかの判断が出来るようになったと感じています。
今まで企画を策定する際、抜け漏れがあったり、解決策提示の選択肢が少なかったり、非論理的な部分が少なからずありました。しかし、BBT大学院で学習したことにより、必要十分な情報の収集、分析、解決策の提示を行うことが可能となり、戦略的思考を実践できているのではないかと考えています。
今の日本の置かれた状況を見ていても、これから日本全体が良い方向に進むイメージはしにくいのが現状だと思います。しかし細かく見ていくと、現状下で衰退している企業もあれば、その中でも成長している企業もあるのだと気づくことができて視野が広がりました。それからは厳しい環境下で生き残り、勝ち上がっていく為には悲観しているだけでは始まらないと物事を前向きに考えるようになりました。中小企業なので無い物ねだりを始めるとキリがないですが、どのようなチャンスがあるのかとポジティブに思考する中で色々な可能性を見出すことが出来るようになったと思います。
同級生は、海外勤務の経験が豊富な方も多く、私も刺激を受け、海外案件に興味が出てきました。少しでも追いつくべく、英語の勉強を再開しました。また「RTOCS」で国外の企業が出題されることも多く、国際的な企業の考え方を学ぶことができたのも、大いにプラスになりました。
常にトップの視点で見て、FACTを前提に考える。本質的問題を発見して、戦略的自由度で多くの解決案を立案、スモールスタートして、問題点を修正という手法で業務遂行を心がけている。また安易に妥協することなく愚直に業務を進められている点は実践出来ていると感じている。
スキル面で成長し、実際に職場でも活かされていることは当然なのですが、タイムマネジメントを始めとして、生き方が大きく変わりました。いつ何を何のためにどういう風にこなしていくか、という心の変化が非常に大きかったと思います。学長の影響を受け、考え方が一変しました。