営業部門から企画部門へ異動し、新たなソリューションの開発に携わるようになりました。BBT大学院での学びを活かして、答えがないことから論理的に最適解を導き出し、現在進行形でゼロからイチを生み出す挑戦を続けております。
朝礼などで話す機会があれば、自社の抱える問題点などを問題提起したり、会議でも自信を持って発言できるようになり、あらゆることに当事者意識を持って首を突っ込んで参加するようになりました。また以前は経営陣の話を鵜呑みにする傾向があったのですが、今は誰が言ったかよりも何を言ったかを冷静に聴けるようになり、疑問点があれば必要な質問を通じて別の可能性を示唆するような、議論する力も少しずつですが身についてきたと感じます。実務能力としても学習時間捻出の為に、顧客への提案資料を作成するのが早くなるなど、仕事の生産性が向上しました。また卒業研究で論文をまとめた新規事業をメインに、様々な社内提案をして、あらゆる側面から会社を良くしようと自分のできることに取組んでいます。提案により新たに戦略会議を新設し、議長をやらせてもらっています。
海外でマーケティングの部署に所属しているのですが、3Cを使った分析やロジカルシンキングは戦略を立案、実行するにあたり非常に役に立っています。これらの考え方は世界共通であるので、スムーズに業務を行うことが出来ています。
今振り返ると、入学前に目の前の事象(事実)を問題と誤解し、思いつきや周りの意見に流された結論を出していることがありましたが、BBT大学院で学ばなければそれが間違いだったのだと気づくことすらなかったです。
今では、新たに担当するプロジェクトにおいても本質的な問題を見極め、解決策の仮説立案、実行と検証を繰り返すPDCAサイクルを高速に回すことで、業績の向上を図っています。
毎日の業務の中で発生する課題に対して、論理的な思考ができるようになり、自分自身に自信がついたことです。
既に実行されている対策についても、より高い次元で解決策はないか、多面的に見た時にはどうなるかなど、常に考えることが実践としてできるようになりました。
自社の経営層に対して、新規事業を提案する際のプレゼン資料作成、あるいは現在の事業環境と今後の方向性を説明する際の資料作成やプレゼンにおいて非常に役に立っています。 それにより今まであまり注目されていなかった、中南米事業に関しての注目度が高くなりました。 また顧客企業との交渉においても、今までであれば理解できなかったような概念などについても理解をし、交渉を進めることができています。 運も重なっているところがありますが、新規事業が増えて、それについての説明を社内にプレゼンし、さらに注目を得て新規事業のネタが増えるという好循環ができていると感じています。
自分の身の周りに起こり得る物事に対して、「その根拠はなんだろうか」、「それはFACTだろうか」、「本質は何だろうか」と考える癖がつきました。また、実際に自社の問題解決にあたってはPSA(問題解決思考のアプローチ)のステップで論理的に進めることができました。それでも現実は次々と新しい問題が発生しますし、正論だからといって必ずしも人が賛同して動いてくれるわけではありません。そういう意味においては人生そのものが問題解決の連続であると感じています。
BBT大学院では経営課題を考察していくプロセスで、ケーススタディの中に予め情報、条件等が提示されることはありません。情報収集の段階からクラスメートとシェアしながら情報を分析していきます。そしてこれらに基づき論理的に考察し、仮説を構築し、経営戦略を考えながらトップの視点で方向性を提示します。現在の職業でも顧客企業の事前分析を行いますので、こうしたBBT大学院での経験はかなり役に立っております。またトップやマネジメント層の方へもインタビューすることもありますので、経営者視線というものを培ってきたことが活きてきていると感じております。
ファクトや論理性を常に意識して仕事ができるようになりました。
日々のちょっとした事、例えば、メールや電話等で相手に何かを伝える時でも意識しています。意識するとしないのとでは伝わり方が格段に違います。また、提案書の作成においても、数字や客観的事実をベースに論理的にストーリーを作れるようになったので、聞いている人の反応も非常に良いです。
また、色々な情報から自分なりに意味を見出して、必要な行動をすぐに起こせるようになりました。こうした事が出来るのは、BBT大学院でファクトや論理性に基づく考え方をしっかりと身につけたからだと思います。
学長講義・問題発見・問題解決での学びは実務においてもしばしば活用できることがありました。会社において、経営トップならどう考える?とか目先の問題を解決するだけでなく、本質的な問題は何か?どう解決するか?といったように考えられるようになりました。必ずしも正解にたどり着けるわけではありませんが、近視眼的に問題解決に取り組むのではなく、高い視座にたって問題を俯瞰するクセが身についたと(自分では)思っています。