入学して半年ぐらいしてからの部署異動と転職前後の生活環境がうまくバランスを取れないときがあり、非常に苦労したことがありました。部署異動によってそれまでのように時間を上手くとることが出来ないことも多々あったり、また転職前後においてやはり大学院の学びがおろそかになってしまう場面がありました。ただ、クラスメートなどにも恵まれ、とても助けられたことも多々あり、うまくそういう時を乗り越えられたと思っています。
アメリカのL.A.に出張した際の事、ホテルのWiFiにはつながるので受講を試みるも全く受講出来なかったときはさすがにお手上げでした。なぜだかはわからないのですが、受講が出来ずに帰国を待つのみとなったのは正直辛かった事を覚えています。
いつでもどこでも学べる自由度は、裏返せばいつにでも後伸ばし出来る事になります。自分で期限を設定し学びのペースを保つことが一番苦労しました。明日講義を受ければよい、議論は明日すればよい、と考えているとあっと言う間に置いて行かれてしまうので、自分を律して学びを続ける事に苦労しました。2年目の前期に様々なことが重なり、あまりに学びのプライオリティを落としすぎた為に、何科目か単位を落としていまいました。今考えればもっとうまく時間を使えたのではないかと思っています。
私は元来、短期集中型(飽きっぽい性格)というのもあり、ひとつのことに集中するのは得意でした。
しかし、1年目の後半からは、複数科目の勉強をしながら仕事も手を抜かないこと、そして生まれたばかりの子供の世話と家族のケアなど、やることが一気に増えた時期になり、非常に苦労をしました。
その中で、本気で留年をしようか悩んだ時期もありましたが、ここで自分を引き上げてくれたのは、同級生でした。
大変なのは皆同じ。まだ結果も出ていないのに諦めるのか?やるだけやって駄目でも誰も笑いはしない。
そう自分の気持ちを奮い立たせてもらったことで、辛い時期を乗り越えることができたことは、本当に感謝しています。
BBTの同級生。オンラインなのに誰よりも近い仲間達で、卒業後も変わらず切磋琢磨できる関係を続けられています。
今振り返って見ると大した苦労ではなかったように思いますが、エアキャンパスに向かう時間を確保するという点においては工夫を重ねていきました。試行錯誤の結果、最終的に平日は4時起きで講義を受講し通勤時間や出張の移動時間中にクラスメートの投稿をチェック、仕事を終えてからディスカッションに参加したり、レポート作成を行うというパターンが自分のスタイルになりましたが、可能な限り隙間を見つけてはエアキャンパスをチェックするようにしていました。早目に自分のリズムを掴むことがポイントだと思います。
時間の取捨選択をしました。あらためて振り返ってみると、仕事から自宅に戻ってきたあとの時間に無駄に過ごす時間が多かったと感じました。私自身が入学に際し決めたことは、自宅に戻ったら テレビをつけない、携帯はそばにおかないことだけは意識して、授業に集中できる環境を作りました。当初はなかなかこの時間の使い方になれませんでしたが、1か月もすると違和感もなくなり、勉強に集中できる環境が整いました。土日は朝はやめにおきて授業を聞いたりして、時間を有効に活用できるようにしました。
タイミングの悪いことに海外出張に行くときに限って科目の試験や課題が重なる傾向にあり、在学中の海外出張はいい思い出がありません(笑)。
インターネットさえ繋がれば世界中のどこでも学べる反面、どこまでも追いかけてくる課題と試験。
出張先では現地派遣者との会食も仕事のうちでもあり、自分の時間を作るのに日常よりも苦労しました。
普通に仕事のあるサラリーマンにとっては仕事の波と勉強の波を上手にコントロールする必要がありますね。
わたしは片道1時間以上の自動車通勤だったため、自分の時間的資源の2時間以上を毎日運転に使わなければならない状況でした。この時間を無駄にしたくないと思い、カーステレオに工夫をして、音声だけでも視聴済みの講義の復習ができるようにするなど、時間のマネジメントに留意しました。また、2年次からは、時間をお金で買おうと決め、毎日高速道路で通勤するようにしました。経済的負担は少なくありませんでしたが、正解だったと思っております。
40名を超えるクラスメートがAirCampusに各講義で投稿すると1日で数百の投稿が「未読」として計上されます。最初はその各投稿に目を通すだけでも大変なプレッシャーであり、投稿内容を理解、把握するにはさらに努力が必要でした。
しかし徐々に慣れてくると、大量の投稿の中から重要な情報を見つけ出す、本質的議論を行う能力がついてきて、何とかやれるようになったと思います。
仕事、家庭、学びのバランスを取りつつ、必要とされる発言数を維持するために、相当の時間を要したことは、最も大変でした。しかし、積極的な発言を繰り返すに連れ、自分の理解も深まることを実感しました。業種の異なるクラスメイトからのコメントは、違った価値観を理解するためにも有意義でした。