大学、大学院時代とは全く違う分野でしたので、ほとんどが初めての分野の講義でした。特にアカウンティングやファイナンスに関しては、最初は本当に分からないことだらけでした。その科目に関しては、クラスメートに非常に助けてもらいました。分からないところは、議論の中でとにかく質問をして、クラスメートや講師の方々に基礎的なことを教えてもらいました。また、少しでも知識を深めるために基礎的なファイナンスの授業をAirSearch(株式会社ビジネス・ブレークスルーが持つ4000時間を超えるCSビジネス・教育番組から、キーワードや講師名で検索でき、自由に視聴ができる仕組み)で検索して、勉強しました。おかげで無事に単位を取得することができましたが、全体を見ると組織に関する講義の評価は低く、今後努力していく科目だと分かりました。
時間があれば良いというものでもないですが、やはり最低限の時間の投入は必要で、それが出来ず苦労しました。
仕事も忙しく、それでいて趣味の習い事なども手放す気はなかったので、結局BBTの勉強時間が割けず、
睡眠時間は足りていないけど勉強も出来ていないという状態で、気持ちばかりが焦りました。
大学院2年目に、勉強面だけでなく色々思う所があって仕事を辞め、それによってある程度の時間は取れるようになりました。
ただ、時間が出来ても、期待していた程は勉強しない、というのも分かりました。
同級生に質問をして教えてもらいました。分からないことは、分からない、教えてくださいとディスカッションフォーラムに書き込みました。同級生には、会社経営者、経済学部卒の方がおり、その仲間が親切、丁寧に教えてくれました。
逆に技術のことを同級生から質問を受けた時には積極的には答えました。
ディスカッションフォーラムに書き込むので、書いた内容が残ります。論理的におかしい内容や、曖昧な点は、すぐに同級生から指摘を受けます。ですので事前に整理してから書き込む必要があり、自分自身の理解の再整理にもなります。
お互いに教え、教えられることで、同級生のレベルが上がっていき、ディスカッションがより深いものになり、良いサイクルになります。
まったく知識が無いという理由で、「M&Aと経営」を受講したが、基礎知識が無いために講義についていくのに苦労しました。何度も講義を復習したり、エアキャンパスでクラスメートに質問を繰り返して理解を深めていきました。最終的には、実在の企業をテーマに、M&Aを提案するための情報収集とロジックの積み上げが出来るようになり、大変満足できました。
仕事柄、機械の不具合を見つけて、解決のアプローチを探しだす事を毎日行っていましたので、問題解決は専門のつもりでした。しかしながら、組織を導いていく方法や、メンバーのエンゲージメント等、問題解決が対象とする範囲は幅が広くこれまで考えていた方法は自分の思いこみの要素が強かった事を学ぶ中で再認識する事ができました。実際には、まだ苦手意識は克服できておらず、常に漏れが無いか?課題の相が揃っているのか?論理的に文章が構成されているのか?仕事を通して学び続けているところであります。
ファイナンスは学習経験がなく、仕事でも活用する場面が殆ど無いので非常に苦戦しました。また理系の要素も多く私にとって全く土地勘のない科目でした。しかし起業した際、あるいはCFOになった際の投資判断や資金調達方法など、当事者の立場では自分はどうするのかを想定し自分事として学習し克服しました。
特になかったですが、問題発見や問題解決を実際にやってみると難しく、自身で手を動かすことが大事だと感じました。ケーススタディについては、最初は自分のバリューがどこにあるのか分からずに迷ったところもありました。
大学、大学院と理系で過ごし、会社には総合職で入社し、営業、技術系の仕事に従事していました。
なので、まったく未知の分野で最初は何を言っているのかさっぱりわからず、苦手意識だけが先行しました。
しかしながら、AirCampus上での議論や同期には、それを専門とする人間がいたので、勉強会を開いてもらいながら、苦手意識を克服していきました。
本学の名物でもあるRTOCSにおいて、否が応でも会社の財務状況の確認や打ち手としてのM&Aなどを検討する必要があるため、財務、投資に関する数字への関心は強まっていきました。今でもあまり得意ではありませんが、いろいろな業界動向や会社の買収などの動きがわかるようになってきたことは大きな成果です。
財務系は今まで触れる機会がなかった為、受講当初は全く理解できずにいました。
しかし、分からないからといって諦めるわけにもいかず、与えられた課題図書のを繰り返し読み返したのと、同期との議論の中で理解を深めていくことで克服する事が出来ました。
オンラインだからこそ、だとは思いますが、講義を何度も視聴し直すことが出来るのもBBT大学院ならではですし、AirCampusで議論を行う際も、議論がテキストとして残っている為、読み返して復習することが出来るのも助かりました。
学び直しを決意し、どの科目に対しても、ゼロベースで積上げて行こうというスタンスのもと、受講しました。受講した講義は、どの科目もそれぞれ講師の方々の個性が溢れ出ており、自身の理解が及ばない事も多々ありましたが、クラスメイトとのディスカッション等を通じ、理解を深めることで、履修が完了出来ました。私と同級生のメンバーは、誰もが温かく、知識不足の私を温かく導いてくれた為、本当に感謝しています。