特に苦手と思う科目はありませんでしたが、大前学長科目と卒業論文は常に頭から課題が離すことができないので、非常にきつかったです。家族からも、RTOCSで毎週毎週のレポートが一番大変そうだったと言われます。絶対的な正解はないので、気を緩めることは可能なのですが、教授、TA含めすべての学生に自分の意見、考え、結論を見られ、時にはガッツと反論、ツッコみを受けますので、真剣勝負が長期間に渡ります。これを克服できたのは、妻から「あなたが選んだ道でしょ」と何回も言われたことで、気持ちを奮い立たせることができたからです。学生の中でももっと大変な環境で、学んでいらっしゃる方が大勢いますので、世の中こんなにすごい人がたくさんいるんだなと思いつつ、自分もやらなきゃ一流の経営者にはなれないという刺激を受けてたことも心の支えになりました。
どの科目も新鮮に取り組む事ができたため、苦手な科目はありませんでしたが、「組織行動論」、「組織と経営」など組織系の科目は苦戦しました。弊社はベンチャーなので規模が大きくありません。実務との接点が少なかったため実感が湧きづらかったのが苦戦の理由です。前職の経験や、友人とのディスカッションなどで身近に感じるよう努力し、自分の中で仮定(架空の組織)を作り乗り越えました。
卒業研究が一番難しかったです。実際、卒業研究の単位取得で卒業が半年延びてます。
事業計画を選択しましたが、さすが、実際に起業している教授だけあり、ダメだしがかなりありました。(実際めげました)しかし、その中で、何が重要かを学びました。
卒業研究は1、2年で履修した個々の科目を合わせて作成するようなもので、過去の授業の視聴、ディスカッションを参考にして克服しました。サイバーディスカッションならではの克服方法と思います。
コーポレートファイナンスやアカウンティングといった会社の数字を扱う科目が苦手でした。難しいから苦手というよりも、なんとなく従来から苦手意識や先入観があった為だと思います。実際には、学習を進めていく中で教授やTAからの助言や、何よりクラスメートとのディスカッションを通じて苦手意識は少しずつですが克服することが出来ました。
アカウンティング・ファイナンス系が難しくタフでした。営業としてこの分野は経理部門の仕事だと思っていましたが、経営者としてアカウンティングやファイナンスは避けて通れませんし、大局的な目線で経営を理解し、経営判断の際の判断基準となるので、特に時間をかけて理解できるように努めました。大変解り易い講義に加え、エアキャンパスでのディスカッションや何度も関連書籍を読んだりしてなんとか乗り越えられました。
苦手な科目は、マーケティング概論。それは、マーケティングの本来の意味を理解していなかったためです。教授の熱のこもった質の高い講義と、クラスメイトとのグループワークや議論を通して理解が進み、苦手意識を克服することが出来ました。履修後には、日本において本当のマーケティングを実践している企業が数多くないことに気づかされました。
現代の経営戦略はボリュームが多く、様々な視点のテーマで議論する為、議論に参加できなかったり、自分の考えがまとまらないことがあり、苦慮しました。自分が出来る範囲で何とか食らい付き、最後まであきらめずに取り組んだ結果、及第点を頂いたと思います。
“三種の神器”のうち財務(ファイナンス、アカウンティング)は系統立てて学んだことがそれまでなかったので、講義やAir Campusでのディスカッションについて行くのに苦労しました。ただ講義の内容を理解するだけでは意味がなく「使えてナンボ」のものですから、それら講義と平行で常に取り組んでいたRTOCSや問題発見思考・問題解決思考の演習等で実践することで“モノにする”よう努めました。
苦手というわけではないけれど、コーポレートファイナンスやアカウンティングは、わからないと致命的になると思い、科目が始まる前に関連の本を読んだりして、予習しました。そのため、すんなりと理解することができました。
私は、薬学部出身という背景から、経営学全般の知識は非常に少ない状況で、特に不得意な科目は「アカウンティング」の財務分野でした。
しかし、自分のキャリアプランの実現には、絶対に必要な知識であったので、注力して学習をしました。
具体的には、教授・TAが推薦頂いた補助教材(例:簿記3級試験対策問題集)を購入して、学習をしました。
ただ、教授の丁寧な講義に加え、定期的な課題があるため、実際に貸借対照表を読み込んで、計算するなど、自然と知識がついてきました。