いつでもどんなところからもネットさえつながれば、通えるというシステムは非常に助かりました。また、この大学院の大きな特徴と言えると思いますが、多くのクラスメートとの議論中心で講義が進み、とにかく自分の考えを問われるというのは非常に素晴らしい教育であったと思います。
講義の内容やシステム面などにおいて欠点が皆無とは言えませんが、大きな問題は無く、良かったと思います。
また、PCやスマホでの受講が可能なので、生活パターンにあわせた選択肢が提供されていると思います。
私自身は、スマホや通勤時間での細切れ時間での学習は苦手で、家でPCに向かうスタイルがほとんどでしたが、スマホ・通勤時間を活用している学友も多くいました。
また、学校側から提供されるものだけでなく、同期生との励まし合いなど、学生側で生み出すものも含めての学校での学びだったと思います。
多い時には5、6科目同時に並行して講義を受講しました。講義を聴き、ディスカッションに参加して同級生と議論して深く理解する。仕事から帰宅後の夜に進めていると睡魔との戦いでもありました。それでも朝起きてチェックすると、ディスカッションに返信が来ていて、「自分より頑張っている人がいる。もっと頑張らなければ」と、心奮い立たされました。
仕事に応用できる実践型の講義でしたので、特に、問題発見思考、問題解決思考、組織マネジメントやリーダシップ論については、学んだことを仕事で実践して効果を試し、効果の確認しました。
BBT大学院での学びは、私の中で多くの気付きを生み出してくれました。多くの講師やクラスメートと刺激しあうことで、これほどまで自分の考えを変えることが出来るのかと今では思っています。また、大学院での勉強は通過点であり、卒業後も継続的に学び続ける必要があると感じてもいます。
講義の質は普遍的な要素を含みながら、ライブ情報を毎週組み入れることで高いクオリティーの講義が用意されています。講義を通したディスカッションではさらに現場で職務に当たる仲間たちが、異なる切り口で解釈を加え情報を補完および付加し、実践的な考えに腹落ちさせてくれる場が準備されています。その情報量が膨大でBBTを通して初めて量は質を凌駕することを実体験しました。BBT大学院に入学することで、タイムスケジュールを身に着けざるをえず、その結果、ビジネスに一番必要なタイムスケジュールの極意を身に着けられたと思います。それは実体験を持って皆さんにも体得してもらいたいです。最後に卒業研究で初めてビジネスのトップクラスの方々から直接指導を受ける事が出来ます。その頃にはトップクラスのビジネスマンから学ぶ素養がようやく私にも備わっていたと思っています。
単なる講義の視聴だけでは傍観者になりがちですが、講義に関しての発言を伴うので、自分ゴトとして捉える事を余儀なくされました。また、自分の発言に対しクラスメイトが意見するというピア・プレッシャーを感じながらのやり取りですので、自宅に居ながら緊張感のある学習ができました。
自分で考えること、自分で課題意識を持って強化する部分を決めていけるカリキュラムが良かったです。特に、海外にいたこともあり、時間が無い中で結論を出していかないといけなかったので、大学院のスタッフの方との相談やサポートが大変助かりました。
入学してくる仲間は、自己研鑽を目的にしていますので、向かう方向性、意識などが明確でモチベーションの高い人間の集団でした。その中に身を投じることは刺激的で、より自己のモチベーションを高めるものでした。自分がいるステージや思考する視点を少しでも上げたい、彼らと共に成長したい!!と思わせる人種が集まっていました。
その学友と共に第一線で活躍している教授陣の講義を受講し、Air Campus上で議論、課題に取り組める環境は素晴らしいと思います。
他方、麹町のサロンを利用した、同期との勉強会や、他の学年、卒業生、Bond-BBTの学生、BBT大学の学生との交流、勉強会などの自主的な集団知の向上、インフォーマルな情報交換が行えることや、幅広い交友関係が構築できました。もちろん今でもつながりを持ちドンドン広がっています。
受講する講義一つひとつこなしていくごとに、全ての要素が繋がっていきました。
その成果を試す為の訓練が、毎週行われている「RTOCS(Real Time Online Case Study」だと思います。
入学当初と比較すると、自分は勿論のこと、クラスメイト全員の議論や提案レベルが上がっていきます。
卒業する頃には内容の濃い議論になり、現実味のある解決策を考えだすことが出来るようになっていました。
講義一つひとつが、実践で役立てる事をベースに組み立てられている為、RTOCSでも現実味のある提案ができるようになりますし、また実際の仕事でも同じ様な視点で仕事ができるようになっています。
AC(Air Campus)上に、配信される講義、課題等に当初は追われる日々でしたが、考えるという作業を通じ、知識・スキルが習得できたほか、副次的なものとして通常業務をかなり効率化できるようになったことで、業務・学習にと、能動的なスタイルの確立に繋がり、日々充実感が得られるようになりました。それに加え、同じクラスの仲間にも出会えたことも刺激になりました。