オンラインとはいえ教務課、教授、同期の学生との連帯をとても感じられました。教務課はとてもサポーティブでオンラインでモニタリングされており、しばらく授業に参加しないと仕事とのバランスはどうかなど、必ずフォローしてくれました。教授も講義だけでなくディスカッションに入ってこられ、各々の学生の意見をリスペクトされ、リアルなフィードバックをいただけるのは大変モチベーションがあがりました。同期の学生とはオフラインでもよく会いましたが、皆向上心が高く情報共有も頻繁で、自分だけではなく仲間と成長しようという気概にみなぎっていました。オンラインで孤独を感じることなく、ACを開いて皆と出会うことが楽しみでした。
各ビジネススクールや大学院の教育プログラムを事前に徹底的に比較検討することなく、RTOCS・オンライン学習というポイントを最終的な決め手としてBBT大学院を選択したために、実はそれほど大きな期待も不安も抱えないままに入学し、受講を開始したというのが実態でした。また、BBT大学院をブランドとして軽視していたというのも偽らざる事実です。
そのような状態の中ではありましたが、結論としてその思いを大きく、大きく裏切られる教育プログラム、そしてシステムであり、極めつけは講師陣(教授陣)は皆さん実践型であり、他ビジネススクールで見られがちな、実践経験のない方による評論的な講義がほぼ皆無であるということも忘れてはならない点だと思います。
また、各講義が見事なまでにリンクしており、どこかの日本企業のような縦割り講座ではない点は、秀逸を極めているように思います。
大変充実していました。自身の見識をここまで広げてくれたBBT大学院と学友に大変感謝しています。オンラインかつ海外からの受講ということで、孤独感からどこかで心が折れてしまうのではと不安に駆られましたが、大変親切な学友の皆さんの情熱に後押しされ、ちゃんと卒業することができました。たまに日本に帰ったときの突然のカウンセリングのリクエストにも丁寧にご対応くださった事務局の皆様の応援も大変心強かったです。
看板の「RTOCS, Real Time On-line Case Study」ですが、これは毎週日曜日の夜中に課題が出され、翌週日曜の午後8時迄に結論を提案するというプロセスを繰り返す修行と、またPSA, 問題発見思考という修行が、基礎体力、つまり基礎的な課題解決力の強化に非常に役立ちました。
限られたリソース(時間や分析材料)で最大限のアウトプットを求める為に、クラスメートとのディスカッションを通じて多くの示唆を受け取り、また、時にはクラスに貢献し、1週間の終わりには自分なりに納得のいくアウトプット提案を作り上げる。
タフですが、着実に体力は付きます。少々辛いですが。
入学してからの1年間ははっきり言って何かに追われているという状態でした。あれもこれもやらなければいけない。なのに仕事もある。じゃあ何から手をつけよう?と。どれも興味を沸かせる講義が豊富にあり、クラスメートとのディスカッションもし続ける必要がある。楽しいけど、非常に大変。ただ、そうやって得たものは単なる知識とかだけではなく、自分の中で知らぬうちに広がっている世界がこんなにも様々な色合いを見せてくれたと思っています。
通学することでの生活リズムの変化は大きいものだと思います。私は社会人になってから東京の私立大学院に通い勉強をした経験がありますが、クラスが終了する21:00過ぎから自宅にそそくさと帰っても、23:00を回っていました。その当時は、はっきり言って寝る時間もなければ体力温存する時間もなく、次の日は明らかに疲れが残っている状況でした。BBT大学院での勉強の環境はそれとは違い、通学の為に時間を労する、体力を使う、という事がなかったので快適そのもので、極限まで時間を有効に利用出来ました。
40代になり会社の中でも管理職相当になると、正直言ってアカデミックな学びはあまり必要ありません。自分が学びを通じて会社や社会にどう貢献できるか、を考えると、実践的な知識を得られるBBT大学大学院の講義や議論は期待を上回る物でした。講義をダウンロードすればどこでも学べる、と言うのも優れたポイントだと思います。
大学院の2年間は、始めの1年間は毎日睡眠時間4時間で本当に勉強しました。
2年目は、私は「講義」の枠にとらわれずにBBTをもっと活かすには、課外活動でアウトプットをもっとしようと精力的に活動を行いました。
例えば、自分たちでスタディツアーを企画してシリコンバレーへ訪問しています。
ツアーでは、ただの「視察」ではなく、スタートアップのCEOへRTOCSさながらの「提案」を持って乗り込み、アントレプレナーと議論をするというBBTならではのツアーとして仕立て上げました。
ツアー中も6名の仲間と毎日夜中までディスカッションや翌日の準備を行うなど、本当にすばらしい経験をしたと思います。
もちろん勉強に集中してすばらしい成果を納めた同級生もいます。
つまり私は受身ではなく「意志と過ごし方」で在学期間の教育はいかようにでも一生の宝にすることができるんだな、と確信できたのが本当に良かったと思っています。
教授陣が一流の実務家、実業家であるということが、学びをビジネスに即活用できるという面で非常に大きな強みであると感じました。たとえば組織論系の科目(『組織行動論』、『戦略的人材マネジメント』)では、理論と同時に、実際の現場での展開の仕方や考え方を教わり、自分の体験をもとに仲間とディスカッションして理解を深め合うことができました。それを自分の組織で実践してみたところすぐに効果が表れ、これまで自分がうまくいかなかった理由を実感できたことは非常に強烈な体験です。学び、理解、即実践、定着という好循環を作ることができることがBBT大学院の教育システムの素晴らしさです。
当初は、通信での講義に不安はありましたが、想像以上に講義内容も多く、リアルな事例もあり、濃密な教育を受けたと感じました。また同級生でも様々バックグラウンドをもつ人がいることから、専門的な見地での討論も多く、自分の知らない分野であっても講義でのディスカッションに入ることで知るチャンスを得られることはとてもよかったと感じます。