在学中は、プライベートと学びに関しても1カ月分のスケジュールを毎月作成して、家族との時間や学びの時間を効率的に捻出するようにしました。家族にもスケジュールを見せ、協力してもらいました。それによって、仕事に関してもしっかりとしたスケジューリングができ、しっかりとけじめを持った生活になっていたと思います。家族と予定を話す事はコミュニケーションを円滑にすると良い効果もありました。
バランスは取れなかったと思っています。
仕事もプライベートも勉強も全部をやりたくて、全部が薄くなった感じはしています。
ただ、勉強だけという状態にするつもりも無かったので、これはこれで自分が選択したやり方だったので、仕方がなかったと思っています。
自分の中での優先順位を決めて、それに沿ってやっていけば良いと思います。
平日は、出勤前の1時間、仕事終わりの帰宅後に2時間と、休日8時間程度、勉強していました。
仕事は燃料電池車の市販化に向けて大事な時期でとても忙しかったですが、早く終わらせることが出来た日には会社の自習室に行き、深夜まで勉強をしていました。
休日は、できる限り家族との時間を作るために、早朝3時ごろに起床して、家族が起きるまでの時間に勉強をしていました。
毎年恒例の家族でのスキー旅行も、同様に早朝3時ごろに起床して、ホテルの部屋の隅の方で、家族が起きるまで時間にRTOCSをまとめていました。
とは言え、いつもこううまくいくことは無く、土日まるまる勉強をしていることもあり、家族には迷惑をかけました。
仕事はもともと忙しかったので、如何に効率よくこなしていくかを考えるようになりました。パフォーマンスを下げることなく業務の時間短縮ができるようになったのも、今では強みだと思えます。BBT大学院も手を抜きたくなかったので、最初から計画を「3年で卒業」として取り組みました。プライベートは、妻にしっかりと状況説明し、理解をもらえたので大変助かりました。
仕事の面では業務移管を積極的に行いました。メンバーを信じて移管することを初めて決断した時は、自分の仕事が減り、存在意義が無くなるおそれを感じましたが、その分学ぶ時間を平日十分とる事ができ、インプット時間の創出の価値を実感できました。プライベートでは平日と休日できっちり時間を区切り、休日は家族と過ごし、勉強と仕事はしないルールを自分に課しました。残念ながら、終盤は日曜日に学ぶ時間を確保せざるを得ない状況も常態化してしまいました。
とにかく仕事は優先しました。毎週日曜日は課題提出日でしたが、途中異動により日曜日も働き、拘束時間も長くなりました。
しかしこの状況を嘆くのではなく、出来る範囲の中で最大限の努力をしようと気持ちを切り替えたことにより、計画外の予定が入っても上司に山のような仕事を依頼されても快く引き受け、残った時間で集中的に学びを実践しました。
海外生活では、土日も含めて様々な活動をしていたので忙しかったです。そこで、時間を集中的にとること、そこでアウトプットを出すことを意識していました。平日は、おもいっきり仕事をする。水曜日は誰かと食事するなど、ある程度ペースを作っていました。集中的に勉強するのは金曜日の夜と、土曜の夜の2つ。これをメインにして、日曜日の夜を予備日としていました。それ以外は、思い切り好きなことに時間を使うようにしたことで、バランスがとれていたように思います。
朝早く起床し、就業開始までの時間を有効に活用していました。また出張が多いので、移動時間での読書や講義視聴、AirCampusの閲覧をPC,Tabletを使い分けながら学習していました。
散策に出かけたり、甥っ子と遊ぶことが週末多かったのですが、散策の回数も減らし、甥っ子と遊ぶ時間も少々減りました。
学ぶことの愉しさがあったので、趣味の部分は変化していきました。甥っ子が遊びに来た時に「兄ちゃんは勉強中だから遊べないのよ」と家族に気遣ってもらいました。食後のひと時や自分の息抜きもかねて甥っ子との時間を作っていました。
散策が減ったことで、購入して1年半の自動車を手放しましたが、今となってはいいタイミングで決断したと思っています。
運動不足になりがちだったので、通勤時に一駅先まで歩くようにしていました。
入学当初は、帰宅後23時より勉強を始め、遅い時には午前3時、4時迄勉強し就寝するスタイルを取っていましたが、仕事にもプライベートにも影響が出始め、家族にも心配されるようになってきました。
どちらにも影響を与えない様にする為に、学習する時間帯を深夜から早朝5時半スタートに思い切って変更し、0時就寝を守りました。通勤時間の電車内や仕事の休憩時間を有効活用する事で、仕事もプライベートも、勿論学習の効率も良くなり上手く回り始めました。
受講当初は、未知の内容や考え方、自身の知識のなさから、空き時間に加え深夜まで勉強し、バランスが大きく乱れ焦りばかりが生じました。2年での履修を目標としていましたので、通常業務には勿論、影響を与える事なく効果的に学習を進めるためには、再度自身の時間調整を行う必要があると考え、平日の学習時間を固定したり、空き時間を有効活用する工夫とスマートフォンを上手く利用したりする事で、業務とプライベートのバランスが取れるようになりました。