仕事はきっちりやりましたが、家庭はかなり犠牲にしました。台湾に来て間もない妻にかまうことも出来ず、土日は家でずっと勉強していました。かなり苦労や寂しい思いをさせた2年間でした。家族の支えのおかげで勉強出来、感謝の気持ちでいっぱいです。
幸い家族の理解もあって、仕事と学びに集中できる環境に身を置くことが出来ました。学んだことを即実践で試すことが出来たので、経験値がどんどん増えて楽しかったです。バランスという面では、定期的にジムへ行くことが唯一留意したことです。
仕事には影響を与えたくなかったので、仕事以外の時間で家族との時間と勉強の時間をいかにバランスよく確保するかに腐心しました。家族には勉強に充てる時間を事前に宣言し、協力を求めました。事前に伝えておくことで家族のほうでも心づもりができ、都合がよかったようです。平日は仕事以外の時間はほとんどすべてを勉強に充てていましたが、週末は家族との時間も大切にしました。週末は家族といっしょに食事をとる、長期休暇時は家族旅行に行く、普段の週末も家族との外出等のイベントをある程度は入れるようにするなど、週末は家族との時間も作るようにしました。また、修了式は家族もいっしょに参加できるのですが、これは家族の者にも達成感をいっしょに感じてもらえるよい機会となりました。
仕事のペースを落とすことなく学びに励むためには、妻の理解が必要不可欠でした。
特に私の場合は、必ずしも要領が良いわけではありませんので、隙間時間の学習ではなく、如何にまとまった時間を確保するか、というのが大事なポイントでしたから、週末のいずれか終日を勉強時間に充てていました。
大学院へのチャレンジを検討していた時、私の背中を最後に押してくれ、また、在学中の2年間本当によく支援をしてもらいました。妻に頭が上がりません。(笑)
入学時に当時5ヶ月の娘、2歳の息子が居ましたので、夜は子どものお迎えや世話で学びに使えませんでした。基本的に早朝、出社前に会社付近のコーヒーショップにて2時間ほど勉強していました。また、通勤時は授業の視聴に当てていましたので、平日は1日平均3時間半ほどBBTの学びにつぎ込んでいました。
時間を決めて取り組んでいくことで、仕事や家庭への影響を減らすことができたと思っています。
ただ、早朝に出てしまうので朝は旦那が子どもたちの面倒を見てくれていました。旦那の協力無しにはバランスがとれなかったと思います。
私は独身でしたので仕事以外の時間はBBTへの学びへ全力投球しました。趣味のゴルフも年に2回へ数を減らし、講義や発言に臨みました。BBT入学を考えている方へのメッセージとしての修了生の声なので、BBT事務局としては「なんとかやりくりしました」的なコメントが欲しいかもしれませんが(笑) やはり生活リズムを一変させる程のボリュームがありますし、甘いものでは無かったと思っています。それだけに修了式にて大前学長より名前を呼ばれ、証書をいただいた時は、本当に誇らしい気持ちになりました。
私のケースでは、子供達が二人とも自宅を離れ学生生活を送っており、ちょうど下の子供が自宅を離れるタイミングで、BBTに入学しました。そのため、入学当初は、四人家族のうち学生が三名と言う組み合わせになり学習を優先する事が出来ました。二年次には、家内も社会人学生になったため、家族全員が学生生活を送る事となり、それぞれが学びの中にいました。このため、家族全員が学びを中心とした生活になり、スムースに学びを優先する事が出来ました。
二人の子供たちには、2年間申し訳ない事をしたと感じています。やはり、時間というリソースの使い方が、勉強優先になってしまったという事実は否めません。今度、それを取り戻していきたいと考えます。一方で、私がBBT大学院で学ぶ事に触発され、私の配偶者も看護専門学校に入学し、新たなキャリア形成にチャレンジする事になりました。自分自身が、仕事と家庭と勉強のバランスを取る事に苦労した経験を活かして、配偶者の勉強とチャレンジをサポートしていく決意です。二人の子供たちは、両親共に勉強に没頭しているという家庭環境で、大変寂しい思いをしたと思います。しかし、人は一生勉強し続けなければならない、という事を両親の背中を見て感じてもらえれば、と思っています。
通勤時間に講義を受講、周囲の目を気にせず常にパソコンを持ち歩き、少しの空いた時間でも発言・課題の作成・事実データの収集などを行いまいした。帰宅後には、パソコンに向かって本格的な作業に取り組みました。また、土日の一日はBBTの時間にあて、残りの一日は家族のために時間、特に妻の休日作りを第一優先にして、毎週時間を作りました。お蔭でかえって子供とのきずなは深まったようです。
大前学長は、「やりたいことは全部やれ!」Don’t wait for tomorrow! という著書があるくらい、仕事も家族も大事にされる方です。入学後、学長のスケジュールや週末の遊びっぷりを拝見し、言い訳ができないなと感じ、仕事と学業はもちろん家族との生活でもやりたいことはどんどんやろうと決めました。
私は、妻との食べ歩き旅行が趣味なのですが、在学期間中、年二回の海外旅行のペースでプライベートを充実させ、妻の満足度を高めながら大学院で学ぶことができました。
唯一留意した点としては、インターネットアクセスと電源の確保です。それさえ確保できればBBTは世界中いつでもどこでも勉強できましたので大変助かりました。