自分の中での変化といえば、さまざまな学びを得たことであり、卒業したことによって自分に自信が持てたことも大きな収穫でした。40代後半で挑戦して目標を達成できたは私にとって大きな財産といえます。
また、一方で周りの評価も変わってきています。MBAホルダーという評価(仕事柄この評価も大事)もありますが、「常に学ぶ姿勢の人」と評価されること。これも私にとってはうれしいことです。
義務教育含め学校には何年も通って勉強をしてきましたが、学んだ事を実際の生活の為に学んでいる意識はありませんでした。何も考えずただ目の前のルールに従って勉強していたような気がします。しかし、BBT大学院へは何とか実際の生活を変えたいという思いで入学したため、学ぶことに対して目的が明白でした。入学してから学びを少しずつ生活に活かせると実感し、学ぶことの大切さを初めて実感したように思います。これからも学び続けたいです。
プライベートにおいても目的なく時間を過ごすことが無くなりました。何かに取り組む時には集中して短時間で行う癖が身に付きました。加えて、ニュースや身の回りの出来事に対して基礎知識が得られているため理解度が高まりました。
BBT大学院ではありとあらゆる課題に対して、FACTベースで状況を捉えて分析し、自分なりの意見を構築することを繰り返し行います。
このよな日々を過ごしていると、未知の分野に動じることなく、自分なりに答えを出すプロセスが構築出来るようになります。さらに、自分の結論や意見に対しては、クラスメイトから厳しい指摘にさらされるので、都度FACTの精査や分析を矯正して、柔軟に最適な答えを見つけていく心構えやスタンスを作り上げる事が出来ました。
このように、物怖じせず、思い込みや感情論に流されず、事実に基づく意見の構築が出来るようになったことが最大の変化だと思います。
相手の発言を鵜呑みにするのではなく、その発言の基となっている情報を探り、また自らも他に事実が無いかを調べてどの道に進むのが最適なのかを常に考えるようになりました。相手に配慮しつつ事実に基づき論理的な提案をすることにより上級職の反応が変わってきたようにも思います。また提案時の資料も問題解決やPSA(Problem Solving Approach)などを活用することで相手の理解度が上がっているように感じます。
自分の自信につながっていると思います。独学の時期が長く、これまで自分の成長を実感することができませんでした。
また、知らない分野でも 「どういうプロセスを踏めばよいか」 が分かるため、恐れず進むことができると感じています。
今までは目の前にある仕事をこなす事に追われていた部分が大きかったですが、BBTで学んだことで会社全体を考える事ができ、またそれも面白いと感じるようになりました。また、様々な職種の仲間が出来た事で今までにはない刺激を受ける事ができ、新たな発想のヒントになることも多いです。
年齢もバックグラウンドも違う学友と深く討議する機会はなかなかないことだと思います。否応なく迫って来る課題の提出期限を、例え100%ではなくとも、確実にこなして行く形にしていくという、納期に対しての意識を身に着けざるを得なかったと思います。できる範囲内での努力で、どう受講をスムーズにこなしていけるかという、スケジューリングの勝負でもあったと思います。
いままで受講したことのない興味深い講義およびいろいろな分野、職種が集まったクラスメートと議論をすることによって、一気に視野が広がりました。特に直接会うスクーリングは直にいろいろな議論ができ非常に楽しみでした。今回、企業経営に関することを体系的に学べたことは、自分の業務に関しても大きな視点から考える事ができ、意識面で大きな変革がありました。
BBTに入る前は、年齢的にも今いる会社でやっていくしかないと思っており、起業は遠い話だと思っていましたが、
その考え方が変わりました。
いままで自分が当然だと考えていたことが変わり、狭い世界から抜け出したように感じています。視野が広がり思考の幅、選択肢の幅が広がったと思います。
ただ、客観的に考えると、入学時は職があったのに、出るときは無職になっているので、ダメな変化とも言えるかもしれません(笑)。