大学院での2年間は、生涯学習を継続するために、どのような視点で情報を収集し、学習をしていけば良いかを理解することができました。特に、ライブでの学長の視点は、とても参考になり、日常業務において、社会の動静を理解することができているため、適切な判断をすることができるようになりました。
まず、勉強時間確保のために朝から晩まで調整していた結果、実は時間がたくさんあることを認識でき、自分の中でやれることの限界が広がりました。そして、BBTはダイバーシティの環境だったので、様々な方とオンライン・オフラインでお会いし話をさせていただくことで、自分の視野が大きく広がりました。
仕事に関しては、もともと自分の職務レベルでしか業務を見て考えることができませんでしたが、業務の目的を考えるようになったことで、上司の考えも理解できるようになり、また感情に振り回されないようなコントロールも意識できるようになりました。ディスカッションを経たことで発言に対する躊躇もだいぶなくなりました。
今まで秘書やアシスタント業務などの黒子的な役割が多かった為、無意識のうちに自分が前に出ないという仕事のやり方をしている事にBBT大学院での学習を通して気付きました。自身で答えや資料を持っていても、上司や発言者が困った時にだけサポートをするという、自ら前に出るという癖がついていませんでした。BBTでは沈黙はいないも同然であり、自ら意見を発信する必要があります。そのせいか、相手の出方を待つという行為がなくなりました。また、BBTでリーダーシップについて学び、リーダーシップとはリーダー以外の全ての人間にも必要な要素だということ、引っ張っていくだけがリーダーではないという事を学び、自身の会社での人との関り合い方が変わりました。
クラスメイトには、やっぱりすごい人がたくさんいて、そういう人たちは自分自身に対する基準が高く、常に学び続けているし、勉強会や懇親会の開催でも主体的に行動するし、とても謙虚で人間力の高い人が多いと感じました。
経営スキルや問題解決力を磨けたことも大きな変化ですが、人間的な魅力をたくさん持っている人に出会えたことが自分の基準をさらに高くしてくれた大きな変化でした。
ものごとを分解して考える癖が付き、クリアに見えることで問題に遭遇したときに解決に向けての道筋も書きやすくなりました。もうひとつはBBTでの2年間を通じて、勉強する癖が身に付き、主体的、継続的に学習しようとする意識を持てるようになりました。
BBT大学院で学んだことは、かなり多くのことが自分自身に変化をもたらしています。
元々技術系で仕事をしていた私にとって、経営学を学ぶこと自体、新しいチャレンジでしたし、未知の体験ばかりでした。
その中で、単純な詰め込み授業ではなく、思考力を問われることが多く、常に色々と考えていたと思います。
ただ、まとめてしまうと、考える癖・力を付けることで、どんな物事に対しても、ある程度冷静に立ち向かうことができるようになり、非効率なことをしなくても済むようになったと考えます。
また、物事の優先度・重要度を判断する能力も高まり、部下からの質問に対しても、迷いなく方向性を示唆できるようになったと感じています。
仕事、プライベートを両立させ、更に勉強する事がタイムマネージメントを変えるだけで実現できたことで、今でも日々学び続けることができていること、大学院にて同じ気持ち、志を持つ多くの友達を出会い、刺激し合えたことで社会、人生を考える視点が広く、深くなったことで、今までに考えも及ばない人生のゴールを見つけることができ、まったく新しい人生を歩けています。
冗談半分、本気半分というところです。事実の捉え方や問題解決の考え方など、これまでわかった気になっていたことが、実践を通じて身についたと感じたのは勿論のこと、人生の中で、これほど寝なかった期間はないと思います(笑)。何とか体はついてきたので、これまで以上に睡眠を取らないことにビビらなくなったことが一番の変化かもしれません。
以前はビジネススクールで勉強することなど、バックグラウンドも無いので容易なことではないと思っていましたが、やってしまえば(入学してしまえば)卒業するための相応の努力をすることが出来たので、何事もやれば出来るという感覚は得られたと思います。
あとはBBT大学院の基本であるロジックで考えることも少しずつ出来るようになってきていると思います。
入学前は悪いニュースに遭遇すると、「これは自分の力では変えられないことだ」と思考停止をしていました。学びを通じて、問題は必ず解決できることを知りました。答えは自分のなか、他者のなかに必ず存在すると思えるようになりました。すると、思考停止することなくいつでも前向きに行動できるようになるので、良い意味で楽観的に変わったと思います。