理由は2つあります。第一に、講義内容が充実しているためです。スピードが最優先される社会にあって、「過去の成功・失敗体験」的な時代遅れの内容ではなく、大前学長講義のRTOCS(Real Time Online Case Study)に代表されるように、旬のビジネステーマを最前線で活躍されている方から直接講義が受けられ、クラスメイトとの議論を通しより実践的な問題解決力を養えることに魅力を感じました。第二に、時間や場所を選ばずに働きながら世界中どこでも学べるためです。台湾から異動の可能性もある中で、遠隔教育のメリットを最大限に引き出すAircampusにとても利便性を感じました。
2011年11月に発刊直後の『訣別』を読んで、BBT大学院への入学を決意しました。実は20数年前に『平成維新』を読んだものの、当時の私は道州制の意義が理解出来ず、それ以降学長の著書から遠ざかっていました。それが『訣別』を読んで自らの未熟さ痛感し、学長に学びたいと考えたのです。
これまで、都度担当する仕事に必要なスキルを身につけるために、本質的問題発見講座・大前経営塾・イノベーション講座といったBBTの講座を受講しておりました。これらの講座の受講を通じ、自分のスキルの向上を実際に感じることができ、また、仕事上でも昇進・昇格につながりました。また、Air Campusを使った学習は時間と場所に制約なく学ぶことができるため、働きながら限られた時間を使って学ぶには非常に効果的な方法だという点も実感していました。このような経験をしておりましたので迷うことなく、MBA取得を考えたときはBBTに決めていました。
仕事のペースを落とすことなく学びたいと思っていた私にとって、遠隔教育システムは大学院選択の大きなポイントになりました。
遠隔教育システムというと、よくある講義ビデオだけを受講するe-learningなどを想起される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、2年間の課程では約100回のケーススタディを行い、毎週、「自分が○○(会社)の社長なら、この局面をどう認識し、どう解決するか」をアウトプットすることが求められます。私は毎回のケーススタディにおいて、事実を徹底的に調査、論理形成し、自信を持って答えを出すことに、誰よりもこだわってきたと自負しています。それでも、しばしばクラスメイトや教員から厳しく、鋭い指摘を受けます。無論、私からも指摘をしますが、そういう議論の応酬をするようになって、初めて自分の限界にチャレンジし、新たな可能性に近づいているということが実感でき、本当に楽しくなりました。
大前学長の講義をはじめ、面白い授業が多いこともありましたが、一番の理由は「オンライン」であったことです。入学を検討していた時期、2人の乳幼児がおり、旦那も多忙だったため通うコースは現実的ではなかったため断念しました。
結果的には自分のペースで進められるので、3人目を産んでもハンディにならず2年で卒業できました。
私の場合は福井県にて勤務でしたので、ほとんど唯一の選択肢でした。住宅業界は世間と定休日がずれており(火曜水曜日が休み)また、地方都市ということで、ほかに何か方法があるわけではありません。そんな中BBTは場所時間は問わずネットにつながってさえいればよいと、私に必要な条件がすべてクリアされていました。
Q20でBBT大学院を紹介していただいた、ABS元講師の志村先生の推薦で決めました。他大学のMBAコースについては、ほとんど情報を持っておらず、以前受講した神奈川サイエンスパークのマネジメントスクールでお世話になった先生方が多摩大学、産能大にいらっしゃったので、漠然とは、意識していましたが、入学に積極的では、ありませんでした。BBTしか知らなかったというのが正直なところです。
結論としては、教授陣の質の高さです。BBT大学院は、様々な分野で高い業績を残されて来られた、プロフェッショナルなビジネス・パーソンの方々が教授を勤められています。そのため、理論だけでなく実績と経験に裏打ちされた実際的、かつ実質的な学びが得られるのではないか、と期待しました。
BBT大学院に決めた理由は3つあります。第一に、マッキンゼー時代に日本の産業発展に大きな役割を担った大前研一氏が学長として直接教鞭を振るわれていることです。次に、学長を支える教授陣が、現在第一線で活躍する経営者・コンサルタントの方々が担当されており、いま現在ビジネスの現場で何が起こっており、どのような経営手法・施策が効果を発揮しているかを学ぶことが出来ると考えたからです。さらに、オンラインによる遠隔学習が可能であり、エアキャンパスといった画期的な学びの仕組みに魅力を感じました。
大前学長の著書の巻末に記載されていたBBT大学院の案内に興味を持ち、入学説明会に参加させていただいたところ、私が弱みとして感じていた経営的な思考と英語力を学習できるとともに、MBAの学位も取得できることに魅力を感じ、チャレンジしてみたいと考えました。
MBA取得について、経済的な負担と仕事との両立から進学をあきらめておりましたが、BBT大学院では、エアキャンパスという時間と場所にとらわれない通信学習制であり、仕事をつづけながら、リーズナブルな受講料で一流の実務家も講師を務めるカリュラムが受講できることが決め手となりました。