キツく濃密な2年間で、仕事柄、取引先との食事会もあったので、時間管理に非常に苦労しました。隙間時間を作っては講義を受講し、夜に発言投稿が多かったです。1年目の後期は複数の講義と会社の試験が重なり、ほとんど睡眠出来ないこともありましたが、家族の支えとクラスメイトや事務局の方のサポートに助けられたと思います。
出張中にオフラインになってしまうことがあり、ネット環境を確保するのに苦労しました。海外では想定外の事が起こるので、ディスカッションや課題の期限前の出張は調整に苦労しました。
勉強する時間を作ることに最も苦労しました。1年次の4月に始めた際には講義を聴くだけでいっぱいいっぱいでAir Campusでのディスカッションが十分できないような状況でした。そのような状態が1カ月程度続いたあと、1日6時間の時間を確保しようと考え、朝は4時に起床して2時間、通勤の往復で2時間、帰宅後2時間を勉強に充てることを目標にしました。それでも6時間できる日もあれば、体調や仕事の関係で十分時間がとれない日もあり、実際には平均すると4時間程度だったのではないかと思います。それでなんとか1年次はすべての科目をこなすことができました。それでも1年次が終わるころ、1年を振り返ると、多くの科目をこなすことが精いっぱいで十分に消化できていないという思いから、当初は2年での卒業を目指していたのですが、少しペースを落として密度を上げるために3年卒業を目指すこととしました。
社会人が働きながら学ぶのは、かなり大変なことです。仕事のみならず、家庭や趣味などプライベートの時間とのバランスのとり方も含め、在学中の2年間は本当に苦労しました。
しかしながら、自分の過去の職務経験ではなく、仕事を通じて今まさに取り組んでいる課題を意識しながら学ぶことができる、また、学んだことを実際に活用してみて、これまでの仕事の取り組みと異なる成果を体感できるのは、仕事を続けながら学んでいたからこそであったと思います。もし休職していたら、絵空事のように、あるいは批評家のように「会社の経営とは」と論じていたかもしれません。その意味で働きながら学ぶ意義は大きかったと思います(大変であることに変わりはないのですが)。
1年目は習得可能単位数最大限まで授業を取ったため、1年目の夏ごろとお正月前後には毎週レポートが続く状況だったのが一番苦労したことでした。
しかし、学ぶこと、アウトプットすることはどちらも楽しく、苦労といってもそこまで苦しいものではありませんでした。ポイントは楽しむことでしょうか。
最初の1~2か月で、生活のリズムを作るまでが一番大変だったように思います。毎週のRTOCSに気が付くと溜まっている講義、気を抜くと置いて行かれるディスカッション。最初は本当に必死でした。ただ一度リズムをつかんでしまうとそれも習慣となり、時間的な大変さは変わりませんでしたが、プレッシャーは軽減されたような気がします。
大学を卒業してから時間が経っていたため、学習のスピードが遅く、クラスメイトのスピードについていく事が難しく感じられました。年齢的にも離れていたため、当初は、パワー不足を痛感しました。
しかし、学びを進めていくうちに、自分なりのペースをつかめるようになり、二年間脱落せずにすみました。
タイムマネージメントでしょうか。時間というリソースをどう効率よく使い、ワーク・ライフ・スタディバランスを達成するか。それは、人生での一つの大きなチャレンジではないでしょうか。しかし、何とか時間をやりくりしていくうちに、自然とタイムマネージメントのスキルが高まるという効果もあります。もし、BBT大学院での学びへのチャレンジを検討していらっしゃる既婚者の方がいらっしゃれば、入学前にご家族に対して何故BBT大学院で学び、どんな成果を得たいのかについて、しっかりとプレゼンを行い、納得を頂くことを強くお勧めします。
仕事との両立には苦労しました。課題提出が重なる時期と仕事の繁忙期が重なってしまった時など、時間が作れずに提出日にやっと課題を確認した時もありました。職場の雰囲気からBBTでの学習のことがいえる環境ではなかったため、時間のやりくりに本当に苦労しました。
英語です。
グローバリゼーション専攻では、一年次は日本語で経営管理を学び、二年次は講義を英語で学びます。二年次進級時に、TOEIC850点相当の英語力の確認が必要なのですが、私は初年度パスすることができず一年次留年しました。
そもそも、入学時TOEICで700点に満たないレベルであったため、一年次にBBTが提供する「実践ビジネス英語講座」を活用するなど英語に向き合うべきでしたが、経営管理の科目が楽しくて注力しすぎてしまったことを反省しています。
翌年、英語に再度取組み無事に進級条件をクリアし、2回の海外ワークショップを含むこのカリキュラムを終えた現在、入学時の目標であったグローバルで活躍するために必要となる実践的な経営に関する知識と英語力の基礎を習得させていただきました。