仕事と学習の両立が一番難しかったです。仕事が終わってから学習するので、気力と体力を継続させながら時間を確保してなんとか取り組みました。また経営についての予備知識がほぼ無く、初めて考えるテーマが多かったのでディスカッションに参加するのに苦心しました。2年で卒業すると決めていたので複数の科目の課題や試験が重なった時は特に時間がなく厳しかったですが、振り返るとどんな場面でもあきらめずに取り組む姿勢が養われたと思いますし、基礎や手法を学ぶことはしっかり出来たと実感していますので、後は自身で学び続けることで成長できるようになったと思っています。
何といっても“時間をつくる”ということと“その時間を如何に有効的に使うか”ということに尽きると思います。例えば1日3時間のまとまった時間を確保したとしても、複数の科目の講義やディスカッションをこなそうとすると、やみくもに調査や分析を進めてもまとまった結論を限られた時間で導くことができなくなります。何をどこまで調べれば自分なりの考えをまとめることができるのか、ということを常に意識していました。とは言っても、時折寝不足のまま仕事をしていたこともありますが。
勉強の時間を作ることと、海外におけるインターネットの不安定さと戦うことです。わたしは途上国で勉強していたので、そういう国の遅いインターネットや、頻繁に起こる停電には悩まされましたね。特に、時間指定のテストのときは、冷や汗ものでした。
BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点は、Q26でも記載の内容である「仕事・家族とのバランスと時間確保」です。
平日が仕事中心になってしまった週であれば、土日を大学院の時間に当てることや、早めに仕事を終えた日であれば、夜の時間を大学院の時間に当てるなどタイムスケジュールに慣れるまで苦労をしました。
キツく濃密な2年間で、仕事柄、取引先との食事会もあったので、時間管理に非常に苦労しました。隙間時間を作っては講義を受講し、夜に発言投稿が多かったです。1年目の後期は複数の講義と会社の試験が重なり、ほとんど睡眠出来ないこともありましたが、家族の支えとクラスメイトや事務局の方のサポートに助けられたと思います。
出張中にオフラインになってしまうことがあり、ネット環境を確保するのに苦労しました。海外では想定外の事が起こるので、ディスカッションや課題の期限前の出張は調整に苦労しました。
勉強する時間を作ることに最も苦労しました。1年次の4月に始めた際には講義を聴くだけでいっぱいいっぱいでAir Campusでのディスカッションが十分できないような状況でした。そのような状態が1カ月程度続いたあと、1日6時間の時間を確保しようと考え、朝は4時に起床して2時間、通勤の往復で2時間、帰宅後2時間を勉強に充てることを目標にしました。それでも6時間できる日もあれば、体調や仕事の関係で十分時間がとれない日もあり、実際には平均すると4時間程度だったのではないかと思います。それでなんとか1年次はすべての科目をこなすことができました。それでも1年次が終わるころ、1年を振り返ると、多くの科目をこなすことが精いっぱいで十分に消化できていないという思いから、当初は2年での卒業を目指していたのですが、少しペースを落として密度を上げるために3年卒業を目指すこととしました。
社会人が働きながら学ぶのは、かなり大変なことです。仕事のみならず、家庭や趣味などプライベートの時間とのバランスのとり方も含め、在学中の2年間は本当に苦労しました。
しかしながら、自分の過去の職務経験ではなく、仕事を通じて今まさに取り組んでいる課題を意識しながら学ぶことができる、また、学んだことを実際に活用してみて、これまでの仕事の取り組みと異なる成果を体感できるのは、仕事を続けながら学んでいたからこそであったと思います。もし休職していたら、絵空事のように、あるいは批評家のように「会社の経営とは」と論じていたかもしれません。その意味で働きながら学ぶ意義は大きかったと思います(大変であることに変わりはないのですが)。
1年目は習得可能単位数最大限まで授業を取ったため、1年目の夏ごろとお正月前後には毎週レポートが続く状況だったのが一番苦労したことでした。
しかし、学ぶこと、アウトプットすることはどちらも楽しく、苦労といってもそこまで苦しいものではありませんでした。ポイントは楽しむことでしょうか。
最初の1~2か月で、生活のリズムを作るまでが一番大変だったように思います。毎週のRTOCSに気が付くと溜まっている講義、気を抜くと置いて行かれるディスカッション。最初は本当に必死でした。ただ一度リズムをつかんでしまうとそれも習慣となり、時間的な大変さは変わりませんでしたが、プレッシャーは軽減されたような気がします。