4年間という時間をかけましたが、決して余裕のあるものではなく、講義、ディスカッション、レポート等追われている状態になったこともあり、全力でやれていないという歯がゆさがあったことも事実です。いかに時間を捻出して効率よく対応するかが重要だと感じました。
特に苦労というものは感じたことがありませんが、2年ありますので、時には体調不良でAirCampusに入れないこともありました。この時が一番の恐怖となります。AirCampusには多い時には1日で500位の投稿があることも珍しくありません。この内容には目を通しておかなくてはクラスメートと議論が出来ませんので、AirCampusに入れない日が2日続いた場合、1日×500投稿×2日間の投稿数と3日目の投稿が加算されますので、投稿をキャッチアップする時間が4~5時間かかることがありました。この点は苦労した点と言えなくはありません。
組織を率いる経験を実務上あまりしてこなかったので、グループワークのリーダーを務めた時は、毎日メンバーの発言をどのように促せば活発な議論と課題完成の道のりを歩めるのだろうと自問自答していました。しかし、思いっきり悩んで試行錯誤して腹の内を全部さらけ出していく内に進歩が日々感じられて、自分自身も大きく成長したと思いました。
やはり時間管理です。先述した仕事・家族・学びのバランスは試行錯誤しながら自分なりの方法を見つけていったものですが、慣れるまでは大変でした。特に私の場合は、一年次の途中で研究開発部門からプロダクトマーケティングに転向したため、仕事の内容や時間配分が変わり、リバランスをとるのに苦労しました。
対策として考えたのが負荷の事前把握と見える化です。年間スケジュールと自分の履修予定科目のシラバスから、講義開始日や試験日などは年次の始めに把握可能ですので、各月の上中下旬ごとで重なっている履修科目数や試験科目数を一覧表にまとめたものを作りました。いうなれば、自分流年間カリキュラム一覧表です。これにより中期的な学習の計画が事前に立てやすくなり、時間の調整もやりやすくなったのではないかと思います。
勉強時間の確保に苦労しました。毎日の勉強時間を3~4時間確保したいと考えましたが、今までの生活ではそれが無理なことは明らかでした。最初は並行して行われる授業も少なく問題ありませんでしたが、1ヶ月後には時間の確保が難しくなりました。そのため思い切ってたくさんあった趣味のほとんどを一旦やめることにしました。そうしたところ意外にストレスが溜まることもなく勉強に集中することができました。
恥ずかしい話ですが、レポート提出です。計画的に学習を進めようとはしていたのですが、どうしてもレポート提出が期限ぎりぎりに追い込まれてしまうという状況が多かったのが事実です。複数科目の課題提出が近接したりする際はなおさらで、このあたりは正直、より計画的な課題への取り組みが必要だったと反省しています。
苦労とか悩みは特に感じませんでした。2年間で卒業する、その期間で起業のための基盤を作るというように、目標が明確になっていたためだと思います。
わたしは、自社営業ですので、会社がお金を負担してくれる大企業の方々と異なり、すべて自費での勉強でした。2年で卒業すること、かつ英語力TOEIC 800のスコアーを目標にしました。生命保険を解約して学費にしました。まさに命がけですが、価値ある学びでした。TOEICスコアーUPには苦労しました。高校時代に取得したきりの英検2級のレベルからの挑戦でした。BBT大学院でのIPテストのほか、公式テストも受験しながら、英語漬けの日々でしたが、おかげさまでぎりぎりでも目標点に到達できました。
そして、なによりも連続して試験の最終投稿はキツカッタです。専門の舞踊は2年間おあずけ、ストレスでなんと15キロ体重が増えました。今は以前の体重にもどりました。振り返ってみると、あの厳しさが、今のわたしの原動力となっており、必死に頑張っていた自分が非常に懐かしく思えます。
苦労した点かどうかはわかりませんが、やはり、時間を多く割かれてしまう事でしょうか。それ故に、体力的にHardだなぁと感じた時は少なくなかったと記憶しています。ですが、悪い意味ではなく、そんなHardな時も常に楽しかったです。それは先述したとおり、締まりをもってMotivateされながら日々を過ごしていたからだと思います。
やはりある程度多忙ではありますので、学びの時間をいかように確保するかですね。しかしこれはやろうと思えばやれるもので、モバイル視聴もできますし、移動中やちょっとした待ち時間含め、常に緊張感をもって時間を大切に使っていけば、いくらでも創出できるものだなと思いました。あと、永い人生の中で、ここは覚悟をもってやり切ると決めれば、少々寝不足だろうがキツかろうが、やれてしまうものです。刺激的に共に頑張る仲間もありますので。