サイバー上のやり取りに慣れなかったこと、遠隔地でスクーリングに出ることが難しく、学生同士のリアルな関係を築きにくかったため、議論がかみ合わないと感じることもありました。しかし、集団知に貢献できるような発言をしなければという、いいプレッシャーになったと思います。
時間の創出です。仕事も忙しく夜中までかかることも頻繁だったため疲れている中で時間を創出するのは苦労しました。また、私は読書スピードが人より遅いため、情報のインプットに人よりも時間がかかり大変でした。モバイル環境が整備されていることがBBT大学院の特徴ですが、私はブラックベリーユーザーだったこともあり移動時の勉強時間が割けなかったことも痛手でした。2年時にiPad miniを購入し飛躍的に楽になったため、早いうちに気づくべきでした。
年間を通して考えると、何とか仕事、家庭、勉強をバランスさせることができたのですが、レポート提出や試験日が重なる時期がとてもきつかったです。私は2年で卒業すると決めていたので、試験が重なったときは、良い点数を取ることができない科目もありました。
一番苦労するだろうと思っていた点は、事前に対処することを考えていました。それは、「仕事や家族とのバランスを取りながら、これだけ多くの科目を2年間でこなす事が出来るのか」という点です。私の場合、単科生の制度を利用し、MBA課程に入学する前に2年半かけて単位をとりながら、仕事や家族とのバランスを考える期間をつくっていた為、実際に入学する際には自分の学習スタイルが出来上がっていました。単科生の制度を上手く利用するというのは、ぜひお勧めしたい方法です。
時間の確保と体力です。現行業務を続けながら、週20時間以上のNetによる自己学習によってMBA資格が取得できます。
物理的には取得できますが、相当の覚悟と努力が必要でしたし、そのタフさは想像以上でした。やはり志の高いクラスメイトが集まっており、ディスカッションが白熱して深夜までPCに向かう事も多々ありました。加えて学習期間中に営業→本社宣伝部→営業とジョブローテーションに伴う転勤、海外出張も重なり、ほとんど土日も学習に費やし寝不足と運動不足でかなり追い込まれた時期もありましたが、精神力とタイムマネージメントをよく考えながら乗り越えました。
BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点は、学びに対する習慣付けやペース作りでした。一日数時間はPCの前に座っていないと課題は当然熟せないので、日々の仕事量に多寡はあるにせよ過去に仕事しかしていない毎日に、僅かでも学びの時間を割く努力に一番苦労しました。
仕事と学習の両立が一番難しかったです。仕事が終わってから学習するので、気力と体力を継続させながら時間を確保してなんとか取り組みました。また経営についての予備知識がほぼ無く、初めて考えるテーマが多かったのでディスカッションに参加するのに苦心しました。2年で卒業すると決めていたので複数の科目の課題や試験が重なった時は特に時間がなく厳しかったですが、振り返るとどんな場面でもあきらめずに取り組む姿勢が養われたと思いますし、基礎や手法を学ぶことはしっかり出来たと実感していますので、後は自身で学び続けることで成長できるようになったと思っています。
何といっても“時間をつくる”ということと“その時間を如何に有効的に使うか”ということに尽きると思います。例えば1日3時間のまとまった時間を確保したとしても、複数の科目の講義やディスカッションをこなそうとすると、やみくもに調査や分析を進めてもまとまった結論を限られた時間で導くことができなくなります。何をどこまで調べれば自分なりの考えをまとめることができるのか、ということを常に意識していました。とは言っても、時折寝不足のまま仕事をしていたこともありますが。
勉強の時間を作ることと、海外におけるインターネットの不安定さと戦うことです。わたしは途上国で勉強していたので、そういう国の遅いインターネットや、頻繁に起こる停電には悩まされましたね。特に、時間指定のテストのときは、冷や汗ものでした。
BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点は、Q26でも記載の内容である「仕事・家族とのバランスと時間確保」です。
平日が仕事中心になってしまった週であれば、土日を大学院の時間に当てることや、早めに仕事を終えた日であれば、夜の時間を大学院の時間に当てるなどタイムスケジュールに慣れるまで苦労をしました。