モチベーションを維持し続けることでした。
私は1年目の段階で3年計画での修了と決めて取り組みましたが、2年目までに修了に必要な単位は概ね取得していたので、特に卒業研究に集中できる3年目にどうモチベーションを維持するのか、苦労しました。
その解決方法としては、①自分の将来を見据えて本当にやりたいこととして卒業研究のテーマを選ぶ、②可能な範囲で選択科目を受講しながら学ぶスタイルを維持し続ける、 その2つを心がけました。
卒業研究ではビジネスプランを選択しましたが、今すぐでなくても、将来の自分が社会に貢献しながら自ら立ち上げて取り組める事業をイメージしながら、実際に調査・ヒアリングをすることで、結果的には最後まで楽しく取り組めることができました。
母親として子どもとの時間を作ることです。毎週RTOCS(Real Time Online Case Study)の課題を提出しなければならいし、複数の講義の最終試験や課題の締切が同時期にあるので、子どもの相手ができず、寂しい想いをさせた時期もあります。また、プレッシャーで家の中がピリピリしていたり、主人と子どもには大変迷惑を掛けました。その分春休みや夏休みは旅行に行ったり、子どもと遊ぶ時間を持つように努力しました。
特にありません。強いて言えば、仕事や家庭とのバランスや時間のやりくりですが、これは入学前からある程度分かっていましたので、工夫した上で努力あるのみでした。この点は、クラスメイトも多かれ少なかれ同じような苦労をしていましたので、お互いに工夫例をシェアしたりもしていました。
2年で卒業する目標だったので、物量的に厳しい時期がありました。入学した段階で2年分の履修計画と自身の仕事の繁忙を埋め込んだ月単位の計画表を作成していたので、厳しい時期は「ここが正念場」と言い聞かせつつ乗り切りました。同級生ともリアルな集まりやSNSでの繋がりがあったので、息抜きしたり励まし合ったりしていました。
いくつかありますが、一番は眠気との戦いです。
朝がめっぽう弱いため、帰宅後に勉強することが多かったのですが、1日仕事を終えた後の勉強は、体力的にきつかったです。
あまりに疲れている時は、講義を見ながら寝てしまった事もありました。もちろん、途中で寝てしまった講義は、後日再度視聴する事になるので、大変でした(笑)。
夫婦共働きで家事も協力してやっていたため、帰ってきてから時間を作るのが難しい状況でした。交流会で知り合ったBBT大学院で学ばれた先輩の意見を参考にし、早朝4:00に起きて出勤する時間まで勉強し、仕事から帰ってきてから20:00〜22:00くらいまで学習するようにしました。早朝起きることに慣れていなかったので、慣れるまで苦労しましたが、何とか時間を捻出することができました。ただ、仕事や家庭などで問題が発生した時にスケジュールを組み立て直すのが大変でした。
MBA取得を実現できるか当初は自信がなく、周囲には内緒で通学していたため、仕事の時間も減らせず、また誘いを断ったりするのに苦労しました。その中で時間を捻出するために、防水機能のついたスマートフォンにかえ、料理中や入浴中にもACに取り組めるようにし、なるべく健康に悪影響がでないよう気を付けました。
BBT大学院での授業、及び講座の内容は、従来の日本の大学教育とは異なり、教師が生徒に教えるというスタンスではなく、生徒が自分の頭で考え、自分で問題解決に取り組める為に必要な素材を提供して下さいます。その素材の使用方法の習得に関しては、生徒自身が自律的、自主的に取り組むべきものと考えられている点では、それまでにそのような取り組みに対処した経験が無く、非常に戸惑いを覚えました。しかしそのような取り組みの必要性を自分自身が理解できるようになりますと、自律的、自主的に取り組むべき方法を自分で探すようになるものであることを体感させて頂くことが出来ました。
タイムマネジメントが最大のカベであると思います。自分自身は残業も少なく比較的余裕がある方であったと思いますが、平日に十分な時間を確保するのは難しいと思います。週末にまとめて取り組むこともできるのですが、RTOCSのように毎週実施される課題は週末にまとめてやると議論の時間が十分に取れないですし、また感覚的なものですが未読の投稿が増えると精神的な負荷が大きくなるだけでなく、他の人が同じ議論をしていないか確認してから・・・となり、自分自身の反応が鈍くなるように思います。
仕事と同じかと思いますが、科目や課題のなかでも、じっくり腰を据えてやることとクイックレスポンスを心がけることを分けて、極力「未処理案件」がたまらないようにしていくことが必要だと思います。
入学時は全ての科目について知識ゼロの状態からのスタートでした。そのため、講義を受講したり教科書を読んだりしても理解できないことが多々ありました。同級生の中には元々その道のプロと言う方も多くいたので、その同級生の発言を読んだり、実際に質問したりして何とか授業についていくことができました。