私の勤務先は新たな提案や挑戦を歓迎してくれる会社なので、入社以来、常に「こんなプロジェクトを立ち上げたい」「このレベルに挑戦したい」と、チャレンジし続けることができました。その時々で、自分のミッションや課題に精一杯取り組むことで、毎日仕事を楽しんでいましたし、またやりがいも感じていました。しかし、「がむしゃらに仕事をやっているだけでは学べるものが限られてきていて、自分の成長が鈍化しているのではないか。」と感じるようになりました。
新たなチャレンジングな何かを見つけ、自分自身が成長し、ジャンプアップするための刺激を得たい。それには転職や起業という選択肢もあったかもしれません。しかし、当時の私は、社外の同年代・同ポストの人たちとの間で、ビジネスに関するディスカッションを行うことを通じて、自分のスキルを棚卸ししながら、自分自身の課題を発見し、そこを埋めていきたいと考え、大学院進学を決めました。
きっかけは東日本大震災でした。震災当日に第二子の心拍が確認され、震災後不安な日々を過ごしていました。そんなときに大前学長の著書を読み、自身で考え判断する力をつけていく事が今後の自分、そして子供たちのためになるのではないかと考えました。
MBAのコースに通う事でその考え方に触れ、習得できるのではないかと思い、受講を決意しました。
弊社の積算、発注システムはある程度自動化されており、誰がオペレートしたとしてもある程度は問題なく積算ができるというものでした。これは裏を返せば、何も私である必要はなく、もし何らかの状況で転職市場に投げ出された際には、自分の強みとなるものが何もないという事と同じに私は思いました。資格取得も考えましたが、それが即事業につながるわけでもなく、それよりはMBAを取得して自分の価値を確立しようと考えました。
当初、MOTで勉強をしようと母校のMOT担当の先生に相談に伺ったところ、MBAの方が良いのでは、ないかとアドバイスを受けました。その時までBBTを全く知らなかったのですが、入学願書の締め切りまで1週間という時期で、悩む間も無く、手続きをすすめました。
きっかけは、突然降って来たような感じですが、人生には、何気ないきっかけで、方向が変わる事があるのを身をもって体験し、楽しむ事が出来ました。
結論としては、体系的に、かつ短期間に経営学を学び直したいと考えたからです。父から、「読め!」と、大前学長の著書「世界が見える、日本が見える」を渡されたのが、小学校5年生の時でした。それ以来、私は大前学長の著書のほとんどを読み、自分なりに経営学の勉強も行ってきました。しかし、自己流の学習に限界を感じ、より体系的に、かつ短期間に、あらためて経営学を学びたいと感じ、MBA取得を決意しました。
これまで経験した業績不振から倒産や事業撤退の真の原因は、全て経営における戦略及びマネジメントの欠如といえます。まさに、経営手法の重要性を肌で感じさせられました。この上は自らが経営を学び磨きを掛けることにより、新たな世界を切り拓いていくしかないと考えMBA取得を決意しました。
MBA取得を考えたきっかけは、今後の社会人生活において飛躍できるよう自分自身をバージョンアップしたいと考えていたためです。
私は、新卒でNTTに入社し法人営業部門で技術営業をプリセールSEを経験しました。30歳を超えた頃から日本国内にとどまらず、海外でも活躍できるビジネスパーソンを目指したいと考え、2008年にマイクロソフトに転職いたしました。しかしながら、グローバルに展開する企業の一員として業務を遂行する中で、経営的な思考と英語力が自分の弱みとして強く感じるようになりました。
各種ビジネス書や英会話スクールに通学するなど自学自習に取り組んではおりましたが、ビジネススキルを体系的に学ぶ手段としてMBA取得を検討していました。
入学当時、現在の会社に入社して15年余りが過ぎ、生産分野を中心に企画・管理業務を行ってきていました。
それまでの経験・キャリアについて大きな不満はありませんでしたが、自分の50歳代以降の人生を見据えた時に、自分が本当にやりたいことを見つけて実践し続けるためにも経営企画、組織・人事、マーケティング、財務、事業立上げ、イノベーションなど異分野の経験が少なく、ビジネススキルが偏っていることに不安を感じていた。
そこで、体系的に経営を学び、自分の将来に活かせる糧にしたいと思い、MBA取得を考えました。
ラジオのパーソナリティーを本業にしたかったため、喋り手としての仕事を優先する一方、正社員としてのキャリアを築き上げてきませんでした。進展もないまま30代に突入、将来への不安をますます強く感じるようになり、何かを変えなければならないと悶々とした日々を過ごしていました。悩んだ結果、以前の仕事や、派遣社員として積み上げたマーケティングの経験を活かしてステップアップしようと決め、そのためには資格が必要だという結論に至り、MBAを取得しようと考えました。
社会人になって10年が経ち、よくも悪くも「慣れ」を感じてきていました。
さらに成長していくためには、社外の大きなキッカケが必要と感じました。
また、社会をとりまく仕組み、特に政治・経済をより深く理解し、さらに高い結果を出すことのできる力を身につけたいと考えてMBA習得を決意しました。