大きな会社に勤めているので、社内教育は充実しているのですが社内教育だと同じような考え方の人が集まっており、また、今の業種に限定したディスカッションになりがちです。新たな視点の必要性を当時とても感じていたので社外教育の機会を求めていました。ある程度腰を据えて勉強したかったのでせっかくならMBA取得を目標にしました。
入学する前はグローバルとか世界経済という視点は私には乏しかったと思います。それでも、漠然と何か不安を感じていました。今、言葉にすると、「日本経済は成長性を期待しにくく、国だけではなく企業も業績が頭打ちとなり閉塞感を抱いているところが多いのでは」といった不安だったのでしょう。漠然とした課題意識の中、自分にできることは何か考えていました。
「自分の手が届く、自分が勤務している会社で成長性と新規性のある戦略や事業を立案し実現できるようになりたい。経営的資質を身に着けることが必須だ。」そう考えてMBA取得を決意しました。
インドネシア販社社長としての実務経験を積んでいるときに、経営を包括的に学んでみたいと思ったのがきっかけでした。
大手都市銀行に入社後、系列の総合研究所のシステム部門に移籍したのですが、生粋のシステムエンジニアというわけでもなかったことから、その後のキャリアプランに迷いを感じていました。また、それまでの自分のキャリアだけでは、外の世界に通用するほどのものでないのでは、とも懸念していました。そこでまずは、体系的な経営学を一度しっかりと身につけたいと考え、MBAを志望するようになりました。ちょうどそのとき、経営戦略と人材育成の第一人者である大前さんが、時間と場所の制約にとらわれないBBT大学院を創設されたことを知りました。その新聞広告を見たとき「これだ!」と体の中を電気が走った感覚を今でも鮮明に覚えています。
時に、医療と経済は相反する時があることを感じていました。真に患者中心の医療を実践するためには、医療知識は当然として、マクロとミクロの経済的な知識が欠かせないと感じていました。理想を実現するためには、グローバルな視点での体系的な学習が必須であると感じたため、MBA取得を決意しました。
アメリカミネソタ州へ高校留学の後、ミネソタ州立大学へ入学したものの中途退学をしており、その後子どもを育て、またシングルマザーとして社会復帰しました。その後、仕事をしていく中で学生時代にもっと学習しておけば良かったという気持ちは、後悔として常に持っていました。そして子どもが成長した暁には必ずもう一度大学で学習をしようと思っていました。そうした中、ある程度子ども達が手を離れ始め様々なセミナーに参加するようになり、日本の現状を次第に直視し、子ども達の未来のためにはこの社会がもっと発展するために役立つような仕事をしなければならないという思いが沸々と湧いてきていました。そのような時にあるセミナーでMBAを取得できるBBT大学院を知り、瞬間的にこれだ!と思いました。
入社以来、営業職に携わり割と良い成績を収めてきましたが、このままでは退職まで同じことの繰り返しで終わると感じていました。いろいろと考えていく中で、将来経営に携われるような人材になりたいと思い、MBA取得を目指しました。時間が制約される通いの授業ではなく、いつでもどこでも学べるオンライン教育であることや実際の経営者の方が講師陣に揃い、より実践的な内容であることがBBT大学院を検討するきっかけになりました。
前々職で元コンサルタントの同僚からクリティカルシンキングを学んだことで具体的にMBA取得を意識し始めました。40才という区切りの年を迎え(当時39歳)、やらないと一生後悔するだろうと思い、チャレンジを決意しました。
経営の勉強をしたいと思った原点は、情報システムを導入するときに、経営課題を理解してシステム化要件の優先順位をつけられるようになりたいということでした。情報システムを導入するときは、多額に投資をする分、実現したいことも様々出てきます。しかし予算やスケジュールには制約があり、やりたいことに優先順位をつけ取捨選択する必要があります。この優先順位づけに、経営課題の理解が役立つと考えました。
入学前から学長を慕っていた多くの学友と違って、私とBBTとの出会いは偶然に近いものでした。出張中の上海で入った日本式居酒屋のフリーペーパーの紙面で、BBT大学院の広告を見てしまったので、つい、その気になってしまいました。海外に暮らす者にとって、オンラインでMBAを取得できるというのは何とも有り難いオファーだったからです。さらに偶然、知人にも先行してBBT大学院に入学していた方がいることがわかって話を聞く機会を得てしまったので、これはもう強い縁を感ぜずにはいられませんでした。